横浜水道みちを行く

横浜水道みちの事なら何でも知りたがり屋の管理人がその水源を探訪します。横須賀水道みち、県営水道、企業団、東京水道みちなども。

其の471 小松川源流を訪ねる・相模原市緑区川尻

 3月17日(土)晴れ、境川支流小松川の河口から源流まで歩いてきました。

増境橋より境川下流を望む
東京・神奈川の都県境を流れる境川にやってきました。増境橋より境川下流を望む。左岸が東京都町田市、右岸は神奈川県相模原市です。小松川は写真中央、境川右岸に合流しています。道路左右の白いフェンスは小松川に架かる橋の欄干です。

小松川河口・相模原市緑区町屋3
境川合流点に架かる橋より小松川上流を望む。アーチ型の橋が架かっています。角落の余水吐けがあるので昔使われていた農業用水路橋と思われます。水路橋の上下流に水路はなく水路橋だけが残されています。コンクリート表面に何か刻まれていますが判読できません。
今日はここから小松川源流を目指して歩きます。

新町屋橋より小松川下流を望む
境川合流点上流の小松川です。150mほど上流の新町屋橋から小松川の下流方向を見ました。

小松川の広田橋
広田小付近の広田橋です。親柱や欄干にホタルが描かれています。町のシンボルのようです。

県道48号線小松橋
その上流県道48号線小松橋です。飛び交うホタルを見るには、河道内に陸地がありホタルの幼虫の餌になるカワニナが繁殖可能な清流が必須条件と思うのですが・・・。橋に描かれるほどシンボル的存在なので夏には見られるのでしょう。

小松川・穴川合流点
県道を渡ったところで左岸に穴川(右側の川)が合流しています。

小松橋上流の小松川
その上流です。流路工でしっかり固めています。これより上流に流路工はなかったので貴重です。

小松川
今日は晴天。小松川は谷戸を流れる穏やかな川です。
春の小川はさらさら行くよ♪・・童心に戻ってしまいます。(^σ^)

小松川・相模原市緑区川尻
県道48号線小松交差点から城山発電所に至る道沿いを流れる小松川。

小松川の農業用水取水施設
松風橋上流で農業用取水施設を見つけました。簡単な角落の堰です。右岸にU字溝のような取入れ口が見えます。

小松川の農業用水取水施設
すぐ上流でもうひとつ見つけました。角落の堰で右岸に取水ゲートがあります。谷戸田へ向かう用水路の始まりです。

小松川
農業用取水施設上流の小松川。右岸沿いを歩きましたがこの先で行き止まりです。松風橋まで戻りました。

谷戸の風景・相模原市緑区川尻
進行方向の谷戸の風景。小松川は左側の山の縁に沿って流れています。谷頭の源流を目指します。

小松川・相模原市緑区川尻
谷間を流れる小松川。どこで見失うか分らないので流れを見られそうなところにはなるべく踏み込みました。ここは急斜面です。先日歩いた小田原城跡総構(そうがまえ)が一瞬頭をよぎりましたよ!

割烹やな川前の小松川
割烹やな川の駐車場下を流れる小松川。左岸の護岸が新しくなっています。段々の護岸は珍しいですね。

小松川
その上流です。河道内に伏流水の取水施設があります。両岸が荒れています。地元の人の話では、8年前に山が怒って流路が変わるぐらい大量の水が流れたそうです。局地的集中豪雨のせいと思うのですが・・・。この場所は民有地内でした。知らずに入りましたが了解を頂き撮影。

小松川の砂防堰堤
その上流、城山発電所へ通じる道沿いの砂防堰堤です。小松川に流れがありません。

小松川の砂防堰堤
目線を下げると砂防堰堤下の床固工下から流れが始まっています。砂防堰堤内の伏流水と思われます。確認できた小松川の最も上流部の流れです。伏流水はどこから来ているのでしょう。

小松川の砂防堰堤
道路から砂防堰堤右岸の奥を見ました。堰堤上の橋を渡るのは危険なので帰宅後に地理院地図で確認すると砂防堰堤から200mほど西に入った谷頭から沢が始まっています。
これが小松川源流ですね。(^σ^)


地理院地図です。中心十字線が砂防堰堤の位置です。ここは相模原市緑区川尻龍籠(たつご)と言うところです。

小松川の砂防堰堤上流の雨水側溝
砂防堰堤上流道路沿いの雨水側溝。晴天なので流れはありません。雨が降れば砂防堰堤から小松川に流入します。
小松川源流の谷頭部に踏み込むことはできないので、このまま城山発電所へ通じる道に沿って歩きました。

小松川砂防堰堤上流の道
城山湖テニスコート前です。前方に本沢梅林が見えます。小松川源流に関係があるので、梅林の背後の龍籠山に鎮座する金刀比羅宮を訪ねます。

金刀比羅宮参道 金刀比羅宮参道
本沢梅林入り口前の金刀比羅宮参道と急階段の参道です。

龍籠山金刀比羅宮本殿
龍籠山金刀比羅宮本殿です。案内板によると四国の金刀比羅宮から分霊奉遷したので龍籠の金毘羅様とも呼ばれ信仰を集めているそうです。

龍籠山金刀比羅宮の霊泉
小松川源流と言われる本殿脇の霊泉です。じつはこの話は以前訪ねた際に案内板で知りました。再度確認のためここまで登ってきました。

本殿裏の岩間より湧き出る霊泉は干ばつの際も涸れることなく・・・霊泉は小松川源流となって地域を潤し末は江の島で片瀬川となるまで県内を貫流し・・・ (案内板より抜粋)
確かに地形的にはここに降った雨は小松川に流れて行くので、小松川・境川の源流であることは間違いないですね。


おしまいに航空神社と城山湖の紹介です。

航空神社   城山湖
金刀比羅宮裏の山道を登ると龍籠山の山頂に達します。山頂の航空神社です。戦時中に墜落した爆撃機、隼戦闘機の搭乗員3名の方が祀られています。

龍籠山を反対側へ下ると城山湖です。揚水式発電所の城山発電所の上池で本沢調整池とも言います。下池は相模川水系一級河川津久井湖(城山ダム)です。


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