横浜水道みちを行く

横浜水道みちの事なら何でも知りたがり屋の管理人がその水源を目指して探索探訪をします。時には独りよがりな感想意見を述べます。

其の439 荒川第一調節池・彩湖の治水利水施設巡り②

 前回の続きです。12月3日(日)晴れの日に探訪しました。

荒川第一調節池・越流堤
前回発表した荒川第一調節池・越流堤の写真が逆光のため、越流堤南端から撮影した写真を載せます。(画像クリックで拡大します。以下の画像も同じです。)

荒川第一調節池・秋ヶ瀬公園
越流堤を縦断し囲繞堤を南下しました。東側の調節池の風景です。重機があり何やら工事中ですが今日は日曜日で休工です。その東側は秋ヶ瀬公園の森です。秋ヶ瀬公園も調節地の一部なので越流堤から流入した洪水に浸かることもあります。

荒川貯水池・取配水樋管
右手に今日二つ目の見学施設、取配水樋管です。秋ヶ瀬取水堰の上流にある施設です。対岸に水資源機構宗岡取水口(都市用水の取水口)が見えます。

荒川貯水池・取配水樋管
囲繞堤から取配水樋管ゲートに架かる管理橋入口。「関係者以外立入禁止 荒川上流河川事務所」の看板あり。まあ当然ですね。取配水樋管は国土交通省が造った施設です。

荒川貯水池・取配水樋管管理橋銘板
管理橋に銘板が貼ってありました。丁寧ですね・・・。樋管本体と共に1994年(平成6年)9月に関東地方建設局が造りました。

荒川貯水池・取配水樋管
川縁から見た取配水樋管。この施設は名前の通り取水と配水の二役を兼ねた珍しい施設です。一般的な樋管は取水または排水のいずれかで水の流れは一方向です。配水とは水を配る、補給する意味合いと思います。排水では役割上変ですからね・・・。

囲繞堤から調節池側へ階段で下りることができます。囲繞堤下に取配水樋管の案内板あり。それによると取配水樋管ゲートは普段は開、荒川が増水したら連絡水路を水圧から守るため閉にするそうです。

荒川第一調節池の利水機能
荒川第一調節池の利水機能図です。(彩湖自然学習センターのパンフ「彩湖へいこう!」より)

取配水樋管の働きは図の通りですが、荒川の流量が多いときはここから取水し連絡水路を通じ荒川貯水池(彩湖)に貯めておき、逆に流量が減った時は荒川貯水池機場から連絡水路を通して補給し、宗岡取水口の都市用水取水に影響を与えないようにしています。連絡水路は地下に埋設されているため地上からは見えません。

秋ヶ瀬取水堰
秋ヶ瀬取水堰です。仮設ゲートがあり改修?工事中でした。
その下流では左岸沿いにシートパイルの壁ができていました。
秋ヶ瀬取水堰は対岸から探訪済みで「其の356」で発表しました。

荒川第一調節池・放流樋管
囲繞堤をそのまま下流へ歩くとまた樋管がありました。取配水樋管とそっくりで双子のような樋管です。銘板によると1990年(平成2年)6月に関東地方建設局が作った施設で放流樋管と言います。

荒川第一調節池の利水機能図にあるように下水処理水(荒川水循環センターの下水処理水)の一部を調節池内の浄化施設で高度処理をし、荒川に放流するものです。高度処理水とは言え元が下水なので秋ヶ瀬取水堰の下流で放流しています。

荒川第一調節池囲繞堤の通行止め柵
今日三つ目の施設を見たあと囲繞堤を下流へ歩きました。前方に通行止め柵があり通せん坊をしています。おいおいここまで来て羽根倉橋へ戻るのかと一瞬頭をよぎりましたが、歩行者は通行止め柵の脇を通り抜けられるようになっていました。

写真は通行止め柵を通過後、歩いてきた北方を見たところです。見学したばかりの放流樋管が見えます。そういえば途中犬の散歩をしている人とすれ違いました。放流樋管先には釣り人もいたので地元の人は自由に出入りしているみたいですね。平日は看板にあるように緊急用船着き場工事のダンプカーが囲繞堤を跨ぐように通行するので一般歩行者の通行は規制されると思います。休工中の日曜日探訪が幸いし無事通過することができました。やれやれ・・・。

下流にはまだまだ治水利水施設があります。次回に続きます。

秋ヶ瀬取水堰上流の取配水樋管の位置です。

スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://doushigawa.blog.fc2.com/tb.php/444-897d62f1
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad