横浜水道みちを行く

横浜水道みちの事なら何でも知りたがり屋の管理人がその水源を目指して探索探訪をします。時には独りよがりな感想意見を述べます。

其の434 鶴見川旧河道を歩く・東京都町田市山崎町 野津田町

 前回「其の433」で忠生公園の源流から山崎川の河口まで歩きました。河口は鶴見川旧河道右岸で、その先は直線化した新しい鶴見川に合流していました。
その下流、鶴見橋と新鎧橋間に旧河道が残っています。延長はわずか200mほどですが水の流れがあります。河道内に遊歩道が設置してあり川辺を歩けるようになっています。前回と同じく調節池として利用しているので同じ話になりますが、私的には興味があるので、あらためて11月11日(土)晴れの日に歩いてきました。

鶴見川・新鎧橋上流
新鎧橋上流から見た鶴見川です。河川改修により直線化された新しい鶴見川です。前方の河道内に小山のような島があり、島を挟むように川筋が2方向に分かれています。今日のテーマ鶴見川旧河道は撮影地点(私の足下)で鶴見川に合流しています。

鶴見川に合流する旧鶴見川・新鎧橋上流
前方の直線化した鶴見川右岸に合流する旧鶴見川です。水門はありません。

鶴見川に合流する旧鶴見川・新鎧橋上流
鶴見川右岸開口部から見た旧鶴見川。左岸石垣に増水時の跡が残っています。

旧鶴見川・新鎧橋上流
スロープ状の道から旧鶴見川河道へ下りることができます。

旧鶴見川・新鎧橋上流
河道内から下流を眺めました。左岸は作業車も通れるようになっています。踏み石伝いに右岸にも渡れます。小川のせせらぎがあり親水公園として利用されています。先日来たときは若いお母さんが女児とジュズダマを採っていました。

旧鶴見川・鶴見橋、新鎧橋間
上流側の階段から見た旧鶴見川の眺めです。河川改修前の昔はこれが鶴見川本川でした。左岸側が町田市野津田町、右岸側が町田市山崎町。旧河道が町の境界になっています。

旧鶴見川・鶴見橋下流
延長200mほどなのであっという間に上流側の水源に到達です。直線化した鶴見川右岸から水を取り入れています。角落しゲートで水量調節をしているようです。ゲートは固定してあるように見えました。

旧鶴見川・鶴見橋下流
鶴見川右岸天端から見た旧鶴見川下流方向。

旧鶴見川・鶴見橋下流取入れ口
鶴見川左岸から見た取入れ口。右岸護岸下に樋管が通してあります。こちら側にも角落しゲートがありました。

鶴見橋より鶴見川下流を望む
鶴見橋より鶴見川下流を望む。河川改修により直線化された新しい鶴見川です。旧鶴見川河道を流れる水の取入れ口はすぐ下流向かって右側です。

今日歩いた旧河道は新河道完成により不要なはずです。なぜ埋立しないで残してあるのでしょう。
ひとつは親水公園として。二つ目は調節池としての役割を持たせていると思います。本川が大雨で護岸天端すれすれまで水位が上昇したときを想像すると、右岸開口部から洪水が旧河道へ逆流し長さ200mほどの池になると思います。洪水が収まれば自然に排水されるので開口部に水門がないのはこれで頷けます。一言でいうとこれは霞堤の調節池ですね。(^σ^)

参考までに蛇行した旧河道の活用例として、ここより下流の都県境に蛇行した鶴見川旧河道の地下を調節池とし、地上を公園化した治水施設があります。恩廻公園調節池と言います。神奈川県が造った施設で延長は600mもあります。今年5月の治水施設見学会に参加し巨大地下空間に入ってきました。 「其の391」 (2017/05投稿)。

鶴見川は長年の河川改修工事により蛇行部が直線化され水が流れやすくなりました。これより上流の宮川橋付近では今でも直線化工事が行われていてその変貌ぶりを目の当たりにできます。今昔マップ(右欄サイドバーにリンクあり)を開くと河川改修(直線化工事)の推移を確認できます。検索窓に「町田忠生村」と入力すると開きます。

新鎧橋・鶴見橋間の鶴見川旧河道です。


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