横浜水道みちを行く

横浜水道みちの事なら何でも知りたがり屋の管理人がその水源を探訪します。横須賀水道みち、県営水道、企業団、東京水道みちなども。

其の433 鶴見川水系山崎川源流から河口へ②・東京都町田市

 前回「其の432」の続きです。忠生公園を発した山崎川を鶴見川合流地点までたどります。

忠生公園大橋
忠生公園の東側、谷戸を渡る忠生公園大橋です。橋のたもとに急階段があり谷戸へ下りることができます。

町田市・山崎川
下り坂の道沿いでそれらしい雰囲気の草むらを見つけました。前回最後に載せたコンクリート製マンホールと同じものが草むらの中に見えました。この草むらの地下に雨水下水管が敷設されています。

町田市・山崎川
そのまま下ると目の前に突然川が出現。雨水下水管出口から普通の川になった山崎川です。忠生公園内の湧水を集めた流れです。

武蔵国山崎 身代地蔵尊・東京都町田市
左岸沿い道なりに進むと身代地蔵尊脇に出てきました。
御堂に「武蔵国山崎 身代地蔵尊」の表札板がかかっています。
案内板によると天明(1783年)の大飢饉のさい長老たちが僅かに残った食料を若者たちに譲り自ら餓死していったことを後世の人たちが慰霊するために建立したそうです。

町田市・山崎川
身代地蔵尊脇を東流する山崎川。このあと図師町へ抜ける市道を潜り、南から来た流れを合せたあと北向きの流れになります。

町田市・山崎川
市道東側を北流する山崎川。合流先の鶴見川はここより北方を西から東に向けて流れています。川沿いの道がないのでコの字型に出入りして追いかけます。

町田市・山崎川の支流
これは図師町に抜ける市道から見た山崎川の支流です。正面丘の裾沿いを右から左へ流れる山崎川に合流します。

町田市・山崎川
梁田寺南交差点付近、ひやり橋より山崎川上流を見る。

町田市・山崎川ひやり橋
ひやり橋です。橋名表示はあるものの川名表示がないです。

町田市・山崎川
ひやり橋下流の山崎川。途中から水路が細くなっています。

町田市・山崎川
梁田寺南交差点東の忠生公園通り沿いを流れる山崎川。

町田市・山崎川
梁田寺南交差点から250mほど東の交差点(久田材木店の下)から暗渠水路になります。これより先山崎川は地図から消えます。

町田市・山崎川
交差点から北東へ伸びる道があります。暗渠水路の入り口から推測するとこの道の地下を鶴見川へ向かっていると思われます。念のため「今昔マップ」で確認するとズバリその通りでした。


1896~1909年にセットした今昔マップです。(今昔マップon the webより)
山崎川は地図中央の八幡平と右書きしてあるところ(鶴見川が大きく南へ蛇行したところ)で合流しています。

町田市・山崎川
交差点から北東へ伸びる道へ入りました。左から車道、歩道、草地がずうっと続いています。暗渠水路はいずれかの地下に埋設されているはずです。草地には湧き出した水で流れができています。

東京都の雨水下水管マンホールフタ
歩道上の雨水下水管のマンホールフタです。耳を近づけても流水音が聞こえません。今日はお天気ですからね。しかし不思議なことに等間隔にある道路側溝のグレーチングふたを覗くと勢いよく水が流れています。多分これが暗渠の山崎川の流れだろうと思います。

町田市・山崎川付近を流れる水路
草地の溝はこのように水路に成長しました。この水路は山崎川とは無関係の水路です。下流へたどると新鎧橋で鶴見川へ合流しています。
ここはT字路で左側に団地の調整池があります。山崎川の河口はT字路を左折した方向です。

町田市・山崎川河口
旧鶴見川に架かる新高木橋下流右岸に山崎川は合流していました。画像中央の開口部です。山崎川合流点より上流はコンクリートで固めてあります。

新高木橋より鶴見川旧河道上流を望む
新高木橋から見た旧鶴見川の上流方向です。今昔マップにあるように旧鶴見川は南方向へ大きく蛇行していました。直線化工事により蛇行部は今のような形になりました。フェンスで囲ってあり進入禁止です。なにか理由があるはずです。私の感想を後で述べます。

鶴見川旧河道・並木橋下流
この辺りの鶴見川の直線化工事が完成する3年前、ここは鶴見川の本流でこんな表情の川でした。新高木橋の一つ上流の並木山並橋から見た鶴見川の下流方向です。 「其の217」より(2014/4撮影)。

鶴見川旧河道・町田市山崎町
山崎川合流点下流より上流を見る。鶴見川の旧河道です。流れている水は山崎川。

鶴見川旧河道・町田市山崎町
同下流を見る。直線化した鶴見川右岸開口部が見えます。

旧鶴見川が新鶴見川に合流
河川改修(直線化工事)により新しく作られた鶴見川右岸に合流しています。
河川合流なので右岸の護岸が途切れています。鶴見川が洪水で水位が上昇すると旧河道へ逆流するはずです。逆流を止める水門はなくフリーの状態です。これを見て信玄堤の霞堤を連想しました。本川の洪水を適度な勾配がある旧河道へ逆流させ調節池として生かしているのではないか?と感じました。洪水が収まれば自然に排水されますからね・・・水門は不要です。
新高木橋上流のフェンスはあの辺りまで逆流する怖れがあるからだと思います。

身代地蔵尊隣の庚申塔・町田市山崎町
おしまいに今回の探訪記念、身代地蔵尊隣の庚申塔です。
左が文字塔で右は主尊が青面金剛。どちらも三猿が刻んであります。造立年月は判読できず。

山崎川河口(新高木橋)の位置です。

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コメント

お久しぶりです。

やっと水辺歩きに適した気候になってきましたね。涼しくなると管理人の嫌いな長ーいのに遭遇するチャンスが少なくなって安心して歩けるようになりますね。私は今年散歩の途中、小鮎川の土手道で青大将に、それと中津川の土手道でシマヘビとヤマカガシに、最後は半月ほど前に金田の妙純寺裏、牛久保用水暗渠上で、親指ほどの太さの枝を踏みつけたのですが、グニャとした感覚で思わず戻ってみたところ、長井さん?のお子さんがトグロを巻きな直しおりました。、ギェッ蛇を踏みつけたと思いよく見たところ、シマヘビ特有の焦げ茶の縞もなく、ヤマカガシのような赤と黒の点々も無いひょッとしてアレはマムちゃんだったのかと翌日同じ場所を探してみましたが、おりませんでしたが、なかなか蛇を踏みつけるチャンスはこんなに自然が周りに一杯ある場所でもない限り経験できる事ではないのかも知れませんね。

  • 2017/11/11(土) 21:34:14 |
  • URL |
  • 地元ティー! #-
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Re: お久しぶりです。

お久しぶりです。蛇尽くしのコメントありがとうございます。これからは心配なく歩けます。
今年はマムシ注意の看板をあちこちで見ましたが幸い一度も遭遇していないです。数年前、横浜水道三井用水取入所を探訪したときに青ちゃんをロープと間違えあやうく踏みそうになりました。しっかりカメラに収めましたけどね。西丹沢の玄倉川を探訪したときにクマ出没注意の看板がありました。厚木や相模原でも山間部では出る可能性があります。これからは歩きに適した季節です。蛇やクマを心配しないであちこち歩きたいと思っています。

  • 2017/11/12(日) 08:41:23 |
  • URL |
  • doushigawa #-
  • [ 編集 ]

自然がいっぱいも如何なものか

まだまだ厚木は山間部などでしょうか?結構防災無線でまた何処そこで「はなれ猿」の情報が・・・と言う放送が流れました。今年は近くの妻田北地区で「はなれ猿」やら玉川地区では「熊」の出没情報など3回ほど流れたでしょうか?そういえば昨年は本厚木駅前にまで「はなれ猿」が現れましたが、猿もよっぽど人恋しかったのでしょうね。

  • 2017/11/12(日) 17:35:27 |
  • URL |
  • 地元ティー! #-
  • [ 編集 ]

Re: 自然がいっぱいも如何なものか

最近はテレビで熊や猿が人里に現れる映像をちょいちょい見かけます。山の実りが不作であったり、里山が高齢化で荒れたせいで人間界との境界があいまいになったのが原因とかいろいろ説があるようですね。今年の探訪ではイノシシ除けの電気柵を2ヶ所で見ました。

  • 2017/11/13(月) 08:32:36 |
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  • doushigawa #-
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