横浜水道みちを行く

横浜水道みちの事なら何でも知りたがり屋の管理人がその水源を探訪します。横須賀水道みち、県営水道、企業団、東京水道みちなども。

其の432 鶴見川水系山崎川源流から河口へ①・東京都町田市

 先月末に相模原市のお隣、東京都町田市の忠生公園を訪ねました。園内を散策すると「源流の池」があり、その池は鶴見川支流の山崎川源流であることが分りました。
鶴見川については以前に本川の源流(町田市小山田町)を訪ねたことがあり、宮川橋付近の治水工事の進捗状況や上下流の調節池・遊水地などの治水施設を見学しており、私にとってはなじみ深い川です。
11月1日(水)晴れの日にあらためて訪れ源流から河口まで歩いてきました。

東京都町田市・忠生公園
忠生公園です。多摩丘陵の森を生かした公園です。秋の装いが始まっています。桜の紅葉が始まればもっと見栄えがいいでしょうね。

忠生公園・東京都町田市
忠生公園は見た目以上に奥深い公園(面積約8ha)で、谷戸と両側の丘陵の森を利用した自然豊かな公園です。西側の谷戸へ下りる途中三段の滝が目に入りました。

忠生公園・東京都町田市
滝の最上部はコンクリート製の池です。池の水はどこから来たのでしょう。気になります。

忠生公園の調節池
後ろ(北側)を見ると調節池があり湧水が眼前のコンクリート桝へ流れ込んでいます。てっきりこの水をポンプ揚水し滝の水として利用していると思ったのですが・・・。推測は外れました。
あとで、園内の「がにやら自然館」の職員さんにたずねるとコンクリート桝から直径2mの雨水下水管に入っているそうです。町田市の雨水下水管網だから滝とは無関係です。
公園周りの市街化にともない大雨が降ると道路側溝が溢れるので谷戸を利用し調節池を築造したと思われます。
ここは現在の谷戸の始まり地点(谷頭)にあたり湧水が多いところです。現にお天気なのに水の流れがあります。今昔マップで確認すると昔の谷頭はもっと北側にありました。

忠生公園・水の広場
滝の下に下りました。職員さんにたずねるとこの水は地下に溜めた井戸水を水中ポンプで揚水し落下させ、池との間は循環式で15分間隔の間歇運転を行っているそうです。

忠生公園・水の広場
滝の下の「水の広場」です。循環式ですが下流に向って小川がありわずかな流れがあります。

忠生公園の小川
これがほんのわずかな小川の流れです。

忠生公園・源流の池
小川の先にあるのが「源流の池」です。清水をたたえています。
池の周りを観察するとあちこちに泉があり池に流れ込んでいます。湧出量は1200t/日 だそうです。

忠生公園の泉 忠生公園の泉
地中から湧き出る泉。池の周りで4か所見つけました。

忠生公園・湿生池
「源流の池」から始まる山崎川のすぐ下流は「湿生池」です。

忠生公園の田んぼ
「湿生池」下流の田んぼです。「米づくり親子農業体験事業」の看板が立っていました。左上の橋は谷戸の上に架かる忠生公園大橋です。

忠生公園・がにやら池
田んぼの下流「がにやら池」です。「がにやら」とは「カニのすむ谷戸」と言う地元での呼び名に由来しているそうです。

忠生公園・がにやら池
「がにやら池」の端っこで湧水は地下へ吸い込まれていきます。どこへ行くのでしょうか。

忠生公園・雨水下水マンホール 

忠生公園・雨水下水マンホールフタ
忠生公園大橋の下でコンクリート製のマンホールを見つけました。「がにやら池」の水は地下に敷設したパイプからこのマンホールへ流れ込んでいると思います。あちこちの泉から湧出しているので複数の水路があり、すべてこのマンホールに流入しているみたいです。谷戸の湧水が集まるここが山崎川の始まりと言っていいと思います。
マンホールフタには「あめ」の表示あり。東京都の雨水下水管マンホールです。

これより先は忠生公園の外の探訪になります。フェンスがあり外に出られないので一旦丘の上に戻ります。探訪の結果、山崎川は鶴見川右岸に合流していました。次回に投稿いたします。

忠生公園の位置です。


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