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横浜水道みちを行く

横浜水道みちの事なら何でも知りたがり屋の管理人がその水源を探訪します。横須賀水道みち、県営水道、企業団、東京水道みちなども。

其の419 田んぼの水はどこから①・神奈川県愛川町八菅山~中津

 今年3月28日、八菅神社例大祭で有名な火渡りを見学したあと中津川右岸に沿って上流の角田大橋まで歩きました。横須賀水道みちの管路隧道前で思わぬ発見をした日です。
9月9日(土)晴れ、その時通りがかった田んぼの実りの秋の風景と用水がどこから来ているのか見たくなり行ってきました。

中津川に架かる八菅橋
相模川の支流中津川に架かる八菅橋(はすげばし)です。前方の山が八菅山で中腹に八菅神社があります。中津川の河原に駐車しそこから歩きました。

八菅橋より中津川上流を望む
八菅橋から上流を見ました。釣り人が残り少ないアユ釣りシーズンを楽しんでいます。目的地の田んぼで遠く練馬からトンボの調査に来た愛好家に出会いました。人それぞれ休日を楽しんでいます。私は相変わらず用水路と田んぼ歩きです。

神奈川県愛甲郡愛川町八菅山の田んぼ
八菅橋の400mほど上流、八菅山(はすげさん)と中津川の間に開かれた田んぼです。左側の八菅山に沿って湧水を集めた沢が流れています。
今日は中央の農道を中心に田んぼの北の端(約800m先)までと、どこにあるのかわからない水源(取水口は多分中津川右岸)を目指して歩きます。

愛川町八菅山の田んぼ
幹線用水路から八菅山方向を見ました。ここは田んぼの南の端なので用水路は沢に向っています。農家の人の話ではこの辺りに青大将や毒蛇のヤマカガシが出るそうです。私は一度だけですが中津川左岸、仙台下用水路内の菖蒲田でヤマカガシを見たことがあります。するするっと動きが早く茶色と黒のまだら模様は気持ち悪かったですね・・・。今日は出てこないでほしいです。

尾山水利組合の用水路終点
用水路の終点近くです。余水排水は前方の沢に合流します。沢の近くにマムシが出るそうです。要注意。沢は八菅橋上流で中津川に合流しています。
フェンスに尾山水利組合(用水路管理者)の注意看板がかかっています。

愛川町八菅山の田んぼ・電気柵
この田んぼは周囲を害獣除けの電気柵で囲ってあります。外部電源はなく太陽光パネルで発電しているようです。この辺りの害獣は山から下りてくるイノシシだそうです。農家にとっては収穫直前の稲が荒らされたらたまったもんじゃないですからね。

尾山水利組合の用水路・愛川町八菅山、中津
田んぼを南北に縦断する幹線用排水路。左側が用水路で右側が排水路。

尾山水利組合の用排水路・愛川町八菅山、中津
上流から見た幹線用排水路。左側が排水路で右側は用水路。

愛川町尾山水利組合の田んぼ・開田記念碑
農道沿いに立つ開田記念碑です。昭和18年4月建立。

農道や畦道を歩いているとイナゴが次から次へと舞い上がり田んぼの中に逃げて行きます。ここは農薬を使っていないようでイナゴの天国です。イナゴの写真をいっぱい撮りました。

愛川町尾山水利組合の田んぼのイナゴ
害獣除けネットの上のおんぶイナゴ。

愛川町尾山水利組合の田んぼのイナゴ 愛川町尾山水利組合の田んぼのイナゴ

愛川町尾山水利組合の田んぼのおんぶイナゴ 愛川町尾山水利組合の田んぼのおんぶイナゴ
下2枚もおんぶイナゴです。画像クリックで拡大。

八菅山の砂防ダム
八菅山登尾入口前の農道から50mほど山へ入ると砂防ダムがあります。万が一の土石流から田んぼを守るためでしょうね。

八菅山沢沿いの彼岸花
近くの沢沿いの彼岸花のつぼみ。もうすぐ秋分ですね・・・。

愛川町尾山水利組合の田んぼ
中津川右岸道路沿いから見た田んぼの風景。黄金色に染まるのはもう少し先みたいです。ゆっくりした色づきが幸いして今日の探訪が実現しました。乾いた用水路は見たくないですからね。

用水取入れ風景・愛川町尾山水利組合の田んぼ
用水取入れの様子。角落しで堰上げし塩ビパイプで取り入れています。稲はまだ緑色、パイプの角度で水量を調節しています。右側の田んぼは色づいたので給水を止め乾いています。
出会った農家の方の話では稲の色づき具合を見てきめ細かく水量調節をしているそうです。

愛川町尾山水利組合の田んぼ
尾山水利組合の田んぼの北端に来て振り返りました。右手に八菅山、山裾に沢が流れ田んぼが広がっています。この辺りには山と田んぼと水辺の環境に適したイトトンボが生息しているそうです。それも珍しい絶滅危惧種のモートンイトトンボです。練馬から調査に来た愛好家の方に教えてもらいました。

あれこれ興味があり道草をするので時間がかかります。次回に続きます。「田んぼの水はどこから」?を究められるでしょうか。

八菅神社例大祭火渡りの模様と横須賀水道管路隧道の記事は
「其の377」で投稿しました。


尾山水利組合の田んぼ南端の位置です。

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コメント

Re: またまたイナゴ

無農薬なのでしょうか?結構イナゴがいましたね。これを見ると母親と手ぬぐいを袋に縫いラップの芯を差し込んだ簡易「イナゴ取り?」を手にあぜ道を走り回った思い出が蘇ります。それを袋ごと湯がき、イナゴの脛部分を一匹づつ切り取り甘辛く佃煮にしてくれた母親の苦労が今頃判ってきました。

  • 2017/09/17(日) 10:11:30 |
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  • 地元ティー #-
  • [ 編集 ]

Re: Re: またまたイナゴ

いやいや懐かしいですね。私も全く同じことを思い出しました。名古屋市千種区で育ち、今は住宅街に変わりましたが昔は一面広い田んぼでイナゴ捕りやホタル狩りをしました。捕まえたイナゴを入れる袋は厚木と全く同じですね・・・。日本手ぬぐいを二つ折りにし、両側をミシンで縫うと袋ができます。上に短い竹筒を差し込みひもでくくると「簡易イナゴ入れ」の完成です。稲刈りが終わった後の田んぼに入りぴょんぴょんはねているイナゴを捕まえた記憶があります。三種の神器はまだなく我が家の文明の利器はラジオと足踏みミシンと自転車くらいの時代です。調理の仕方は知らなかったのですが袋ごと湯がいたんですね。懐かしいお話ありがとうございました。

  • 2017/09/17(日) 13:36:40 |
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  • doushigawa #-
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