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横浜水道みちを行く

横浜水道みちの事なら何でも知りたがり屋の管理人がその水源を探訪します。横須賀水道みち、県営水道、企業団、東京水道みちなども。

其の406 西天竜頭首工を訪ねる・長野県岡谷市

 7月10日(月)晴れ、釜口水門を見学したあと中央本線川岸駅近くの西天竜頭首工を見に行きました。昨日(7月19日)西天竜幹線水路円筒分水工群巡りに行ったのですが10日に見落とした事柄を思い出し確認のため再訪しました。短期間に二度訪れたので詳しくお伝えできると思います。(^σ^)

釜口水門下流の天竜川
これは釜口水門から1kmほど下流の天竜川の流れです。上流に岡谷JCTが見えます。このあと県道14号線・岡谷街道に入り一路南下しました。

西天竜頭首工
西天竜頭首工
中央本線川岸駅近くの西天竜頭首工です。釜口水門のおよそ4.2km下流にあります。

西天竜頭首工銘板
西天竜頭首工の概要です。
1976年3月に長野県が建造。管理者は西天竜土地改良区。
径間:20.0m 2門  堰幅:43.0m
堰高:13.8m  堰長:62.9m
 (西天竜頭首工の銘板より)

西天竜頭首工
上流側から見た西天竜頭首工。銘板によるとゲートは調節門扉と言います。

西天竜頭首工・調節門扉銘板
左岸側調節門扉の銘板です。
製作年月:1976(昭和51)年3月
建造:長野県諏訪湖工事事務所
管理者:上伊那西天竜土地改良区
純径間×扉高:20.00m×4.10m
(上段扉)19.30m×1.10m(下段扉)20.00m×3.00m

右岸側調節門扉は同寸法で上段下段はなく一枚ものです。

西天竜頭首工・管理橋
左岸から見た西天竜頭首工管理橋。

西天竜頭首工より上流を望む
西天竜頭首工管理橋より上流を望む。まるで湖のようです。

西天竜頭首工
左岸で取水しています。取水ゲートへ向かう導水路です。

西天竜頭首工
上流側から見ました。左から導水路、魚道です。

西天竜頭首工
管理橋から下流側を見ました。左側が西天竜幹線水路の取水ゲートです。
銘板によると「取水門扉」と言い
純径間×有効高さは5.00m×2.00m。製作年月、建造者、管理者等は調節門扉と同じです。
右隣りのゲートは土砂吐です。銘板に「土砂吐門扉」とあり、そのほかは「取水門扉」と同じです。

西天竜頭首工・魚道
導水路の隣には魚道が設置してあります。その左側には黒色のゲートが・・・。

西天竜頭首工
上記の下流側です。水位差が4.10mあり急勾配です。左側は土砂吐水路、魚道の右側の水路は何でしょう。ゲートがあります。上の写真の魚道の左側にもゲートがあります。上下流2門の水門。これは船通し水門(閘門)ですね。それにしても下流の水位を見ると船は船通し水門に入れそうもないですね。

西天竜頭首工・船通し水門
船通し水門の諸設備。手前の背の高い設備は「船通し門扉機側操作盤」です。高さがありそうな門扉をどのようにして開閉するのでしょうか?

西天竜頭首工・船通し水門銘板
船通し門扉(下流側)の銘板です。
純径間×扉高:1.80m×5.90m

西天竜頭首工・取水門扉下流のゲート
取水門扉下流のゲート。用水の流れが見えません。西天竜幹線水路は天竜川左岸沿いを暗渠で流下しています。

水利使用標識・西天竜頭首工 水利使用標識・西天竜頭首工
おしまいに西天竜頭首工に掲示の水利使用標識二枚です。
河川名 一級河川天竜川と大書してあります。
●左は水利使用者が上伊那郡西天竜土地改良区
水利使用目的はかんがい用水で最大5.54㎥/秒
かんがい面積986ha
●右は水利使用者が長野県
水利使用目的は発電事業用で最大5.56㎥/秒

これらから西天竜幹線水路は通年通水していること。かんがい期は田んぼ向け用水として。非かんがい期は長野県営発電所の発電用水として通水していることが分かります。

一通り頭首工見学を終えたのでこのあと西天竜幹線水路を下流へたどりました。西天竜幹線水路は名前の通り天竜川の西側(右岸)を流れているからだと思うのですが、今見た通り天竜川左岸で取水しています。どこかで右岸に渡っているはずです。
どのように渡るか?それを見るのが今回の探訪の楽しみの一つでもありました。次回発表いたします。

西天竜頭首工の位置です。


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