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横浜水道みちを行く

横浜水道みちの事なら何でも知りたがり屋の管理人がその水源を探訪します。横須賀水道みち、県営水道、企業団、東京水道みちなども。

其の394 相模川源流を訪ねる① 山中湖・忍野八海

 6月2日(金)晴れ、相模川の源流と言われる山中湖、忍野八海、河口湖を探訪しました。2回に分けて発表します。

山中湖畔の相模川源流の碑
山中湖畔の相模川源流の碑。左側の水路が相模川(桂川)の始まりです。相模川は山梨県内では桂川と呼ばれています。

山中湖相模川流出口
湖側から見ました。中央の水路が相模川(桂川)。
富士五湖の中で山中湖だけが唯一流出河川がある湖です。
他の四湖は自然流出河川のない閉鎖性湖沼です。
横断しているパイプは東京電力の施設のようです。白色の塔に「水位伝送器」の銘板が貼ってありました。

山中湖畔の相模川源流の碑
相模川源流の碑に銘板が嵌めこんであります。

相模川について
相模川(桂川)の源流となる山中湖は、富士山の東北斜面の降水を集めてできている湖である。かつて「甲斐国志」で梁尻と呼んだ天然の流出口があったが、現在では東京電力の水門(大正15年~)となっており、下流へ流下しながら湧水や支流と合流を重ね、流路延長109kmを経て相模湾へ注いでいる。
 
(碑文より)

相模川源流の碑から富士山の眺め
相模川源流の碑からの富士山の眺め。


 次いで平成25年6月に世界文化遺産に登録された忍野八海を訪ねました。近場にありながら今まで行ったことがなく初訪問です。狭い地域内にある忍野八海は富士山の伏流水に源を発する湧水池群です。

始めに忍野八海の位置です。山中湖流出口の北方にあります。



忍野八海・湧池
この池は湧池と言います。忍野八海の中で最も水量豊かで透明で澄みきった湧水池らしい池です。中国人団体観光客で賑わっていました。右端円形の池は水深8mの湧水口です。

忍野八海・濁池
左側は湧池の下流の池、濁池です。湧池とパイプで繋がっています。池の出口で右側の阿原川に合流しています。

忍野八海・阿原川
濁池より阿原川下流を望む。

阿原川・新名庄川合流点
その下流で阿原川(右側の橋)は新名庄川(左側の橋)に合流し、約300m下流で山中湖を発した桂川に合流しています。したがって忍野八海は相模川源流のひとつと言えます。

今日は全部で八つの池を見ました。以下はその他の池です。

忍野八海・菖蒲池
この池は忍野八海の一番東にある池で菖蒲池と言います。

忍野八海・鏡池
その西側の鏡池です。何の変哲もない普通の池です。

忍野八海・銚子池
銚子池です。湧水の砂の噴き上がりが見えました。

忍野八海・お釜池
お釜池です。最も小さい池で、そこから始まる流れにバイカモが繁っていました。

忍野八海・資料館内鯉の池
忍野八海・資料館内鯉の池
資料館内鯉の池です。(個人所有の池)

忍野八海・資料館奥の底抜池
資料館奥の底抜池です。ニジマスが泳いでいました。

ところで私は相模原市の住民ですが日々の生活用水は谷ケ原浄水場(神奈川県営浄水場)で作った水道水を使っています。浄水場の水源をたどると水道原水は相模湖(相模川を相模ダムで堰き止めた人造湖)で貯めた水です(一部相模川伏流水も含む)。今日訪ねた山中湖、忍野八海は相模川の源流に当たるので日々富士山の伏流水を口にしているわけです。富士山の恵みに感謝感謝ですね・・・。
相模湖の水は谷ケ原浄水場のほか相模川流域を越え横浜水道、川崎水道の浄水場にも導水され水道水、工業用水として戦後の大都市の発展を支えてきました。相模川は神奈川県の母なる川と言われる所以です。その一部は川崎市にある東京都長沢浄水場にも分水(東京分水2.66㎥/秒)され多摩川を越え東京都民の口にも入っています。
富士山の恵みは凄いですね・・・。(^σ^)

このあと閉鎖性の湖の治水を見るため河口湖へ向かいました。今回の相模川源流巡りで最も興味深く楽しみにしていました。
次回発表します。
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