横浜水道みちを行く

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其の392 鶴見川多目的遊水地を見学しました・横浜市港北区

 5月20日(土)晴れ、神奈川県河川課主催「河川施設見学会」に参加し、鶴見川の遊水地三か所を巡りました。その内、川和遊水地と恩廻公園調節池は「其の390、391」で発表しました。
鶴見川多目的遊水地はとにかくデカイという印象です。広すぎるので28日(日)に再訪し見学当日に見きれなかったところを歩いてきました。

国交省鶴見川流域センター
鶴見川多目的遊水地を管理する国土交通省 関東地方整備局 京浜河川事務所 鶴見川流域センターです。遊水地周囲堤の一角にあります。鶴見川多目的遊水地は平成6年着工、平成15年6月に運用開始されました。
広大さを示すため貯留量の比較です。
●川和遊水地・・・・・・・12万㎥ (川和車両基地地下)
●恩廻公園調節池・・・・・11万㎥ (鶴見川旧河道地下トンネル)
●鶴見川多目的遊水地・・・390万㎥ (地上施設)

鶴見川多目的遊水地
鶴見川流域センターから見た鶴見川多目的遊水地(以下遊水地)の一部。右側堤防は遊水地周囲堤(遊水地を取り囲む堤防)です。前方の日産スタジアムは遊水地内に建っています。遊水地内にスタジアムとは・・・見学して初めて知りました。

鶴見川多目的遊水地
同地点に洪水が流入するとこんな風になります。
平成26年10月 台風18号で貯留した遊水地。
貯留量は153.6万㎥。(計画貯留量の39%を溜めました)
国土交通省パンフ「鶴見川多目的遊水地」より

鶴見川多目的遊水地
遊水地内には日産スタジアムのほか野球場、公園、医療機関など多目的に利用されています。高架式の道路も通じています。

鶴見川多目的遊水地・水位表示
日産スタジアムの水位表示。
過去最大水位5.90m(平成26年10月6日)
計画最高水位8.57m。上部に表示の水位です。

鶴見川多目的遊水地・日産スタジアム
日産スタジアムは洪水が流入しても浸水しないピロティ方式(高床式)が採用されています。

鶴見川多目的遊水地・越流堤
これは鶴見川右岸の越流堤です。周りの堤防より低くなっています。鶴見川が洪水になるとここから越流し遊水地に流れ込みます。

亀甲橋から見た鶴見川の上流
これは遊水地内に架かる亀甲橋から見た鶴見川の上流、西方向です。右岸の薄茶色の堤防が遊水地との境の堤防で囲繞堤(いぎょうてい)と言います。

鶴見川多目的遊水地・囲繞堤(いぎょうてい)
亀甲橋より囲繞堤を見ました。左側が遊水地減勢池。右側が鶴見川。減勢池とは越流堤から流入した水の流れの勢いを減少させるエリアです。

鶴見川多目的遊水地・越流堤
亀甲橋より囲繞堤上流部を見ました。囲繞堤の一部区間が低くなっています。この部分が越流堤です。こちら側から観察した方が越流堤らしさがよく分かります。

鶴見川多目的遊水地
越流堤から洪水が流れ込むと、人々が今楽しんでいるこの辺りも水に浸かることになります。中央にゲートがあります。遊水地に溜まった水を洪水が治まった後、減勢池に排水するためのゲートと思われます。

鶴見川多目的遊水地
上記の南側です。遊水地内に高架式の道路が走っています。電波塔の下が鶴見川流域センターです。

鶴見川多目的遊水地・排水門
亀甲橋下流の排水門。貯留した水を鶴見川に排水するための施設です。

鶴見川多目的遊水地・排水門
排水門のアップです。ゲートは閉じています。

鶴見川多目的遊水地・排水門
鶴見川左岸から見た排水門です。

新横浜大橋より鶴見川下流を望む
亀甲橋下流の新横浜大橋より鶴見川下流、東方向を望む。ここからは見えませんがすぐ下流で鶴見川は北向きに大蛇行しています。後掲の地図を見れば一目瞭然ですがほぼ直角に蛇行しています。洪水が流下しにくいので大昔からこの辺りは浸水しやすいところだったことが窺われます。

国交省亀の子橋水位流量観測所
左岸堤防天端を歩きましたが国土交通省京浜河川事務所の「亀の子橋水位流量観測所」がありました。

鶴見川河川標識
鶴見川の河川標識です。ここは河口から14.0km地点です。

鶴見川流域センター
おしまいに鶴見川流域センター内の様子です。鶴見川の治水対策パネル展示、鶴見川に生息する魚の水槽展示、たらいの中の触れるザリガニやカニなど鶴見川について遊びながら学べるようになっています。

鶴見川多目的遊水地 鶴見川流域センターの位置です。
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