横浜水道みちを行く

横浜水道みちの事なら何でも知りたがり屋の管理人がその水源を目指して探索探訪をします。時には独りよがりな感想意見を述べます。

其の375 大井川の蓬莱橋を渡ってきました・静岡県島田市

 3月22日(水)晴れ、大井川に架かる世界一長い木造歩道橋・蓬莱橋を渡るため、静岡県島田市まで遠征しました。

蓬莱橋番小屋
大井川左岸蓬莱橋(ほうらいばし)のたもとにある蓬莱橋番小屋です。橋を渡る前にここで渡橋料金100円(子供は10円)を払います。蓬莱橋全長897.422mの案内柱が立っています。
ここは静岡県島田市南2−22−14。末尾に地図を載せました。

蓬莱橋・ギネスブック認定の碑
番小屋の傍らにはギネスブック認定の碑が建っています。
ギネスブック世界記録認定証書
世界一長い木造歩道橋
橋の長さ 897.422m  
橋の幅 2.700m
蓬莱橋は、1997年12月30日英国ギネス社より
「世界一長い木造歩道橋」として認定されました。


大井川蓬莱橋渡橋記念
渡橋料を払うと引き換えにこれ「大井川蓬莱橋渡橋記念」がもらえます。裏面の蓬莱橋土地改良区による蓬莱橋の由来書きに、
静岡藩藩主徳川家達が対岸の牧之原を訪れた際、茶畑を開拓する幕臣たちに「ここは蓬莱・宝の山だ。」と激励したことから。1879年(明治12年)1月13日完成。と書かれています。
蓬莱橋土地改良区? 土地改良区は農家の水利組合と認識しているのですが橋の管理が土地改良区とはなんでしょうかね。調べたところ蓬莱橋は農道だそうです。これで合点がいきました。

大井川蓬莱橋
橋のたもとから対岸を見ました。方角は南です。大井川は南流していると思い込んでいましたがこの辺りでは東流しています。従って北から南に向けて渡ります。

大井川蓬莱橋
西側から見ました。高水敷では橋脚も木造です。

大井川蓬莱橋
接近して別角度から。

大井川蓬莱橋
真下から見上げました。木造橋の構造が分かります。

大井川・蓬莱橋
低水路域に入りました。「箱根八里は馬でも越すが、越すに越されぬ大井川」と箱根馬子唄にも歌われた大井川。この程度なら楽に越せそうです。約1kmもある広い河道内に幾筋もの水路が走っています。

大井川蓬莱橋
その先、別の水路です。上流を望む。
江戸時代、東海道島田宿から対岸の金谷宿への渡しはここより上流の現在の島田市博物館辺りから右岸の新金谷駅付近のルートでした。川越人足が肩車や輦台でその任にあたり旅人が勝手に渡ることは厳しく禁じられていました。

大井川蓬莱橋
渡り始めて10分近く。対岸を望む。

大井川蓬莱橋
対岸近く最後の広くて深そうな流れです。上流を望む。江戸時代にこの流れではプロの川越人足でも難儀しそうです。帰りに島田市博物館へ寄ったのですが、大井川の渡しでは水深により異なる渡し賃が設定されていたそうです。

広重の東海道五十三次嶋田宿
広重の東海道五十三次 嶋田
(読売新聞 歌川広重東海道五十三次上巻より)
対岸の金谷宿へ渡る大名行列の川越の様子が描かれています。画像をクリックすると拡大します。

広重の東海道五十三次金谷宿
広重の東海道五十三次 金谷
(読売新聞 歌川広重東海道五十三次上巻より)
大井川を越え対岸の金谷宿へ到着した大名行列の一行。

大井川蓬莱橋際マムシ注意看板
右岸堤防下へ下り口の「まむし(毒へび)に注意」の看板。今の季節は心配ないですがもうじき出てくるでしょうね。いかにも棲んでいそうなところです。早く来て良かったです。

大井川蓬莱橋
右岸堤防下より蓬莱橋を望む。橋脚は鉄筋コンクリート製です。地元の人の話では地上部と同じ長さが地中に埋まっているそうです。昔は木製だったのが大雨のたびに流されたので20年位前に今の形になったそうです。

大井川蓬莱橋
右岸展望広場より蓬莱橋を望む。蓬莱橋のたもとに土産物屋があります。その裏の祠前の小道を上ると展望広場です。

大井川蓬莱橋
折り返し左岸の番小屋へ戻ります。眼前の木製の橋は真新しく改修してあります。橋の管理者である蓬莱橋土地改良区によるものでしょう。

さて、右手前方に富士山の絶景が望めるはずですがあいにく雲がかかってしまいました。予報は冬型の気圧配置だったので少々寒くともくっきり見えると踏んだのですが・・・。

東名高速富士川SAより富士山を望む
ここへ来る途中の往路、東名高速富士川SAから富士山を仰ぐ。午前中はこんな天気でした。相模原に住む者には憧れの富士山の絶景です。休憩して良かったですね・・・。(^σ^)

蓬莱橋の位置です。

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コメント

大井川の見どころ

静岡県にようこそおいでくださいました。
蓬莱橋は確かに素晴らしいです。
これだけ長い橋が木造であるのがすごいですね。
大井川には他にもSLで有名な大井川鉄道や
上流には長島ダム、井川ダム等
見どころがいっぱいあります。
ぜひ訪問してみてください。
私も機会があったらじっくり巡ってみたいです。

  • 2017/04/02(日) 09:32:59 |
  • URL |
  • S.D #-
  • [ 編集 ]

Re: 大井川の見どころ

いつも拙ブログにご来訪ありがとうございます。静岡県はS.Dさんの故郷でしたね。蓬莱橋は東海道を旅する知人情報で初めて知ったのですがほんと素晴らしいところです。訪れて良かったです。SLや大井川上流のダムにも興味があります。芋づる式に探訪先を広げるほうなのでいつか訪ねてみたいですね。

  • 2017/04/02(日) 11:44:12 |
  • URL |
  • doushigawa #-
  • [ 編集 ]

 今回、橋の探訪とは又、新たなる活路?が見つかったようですね。私も時代劇に時々登場するこの橋を一度、渡ってみたいと思っておりました。大井川には右岸側へ農業用水や工業用水を運ぶ大井川水路橋というのがあるそうで、下が水路・上は車・歩道となっている橋だそうで(大井川右岸土地改良区HP参照)ですので、其の内にぜひ、探訪されて下さい。また廃線巡りでしたら沼津駅から沼津港までの蛇松線跡(今昔マップ1928-1945参照)が一部遊歩道になって残っていますので、こちらもぜひ(私の故郷です)
ちなみに厚木妻田の桜はまだ3分咲きですので来週半ば頃が見ごろかと思います。

  • 2017/04/05(水) 17:56:31 |
  • URL |
  • 地元ティー #-
  • [ 編集 ]

Re: 地元ティーさま

ご来訪ありがとうございます。色々とオモシロそうなところご紹介ありがとうございます。大変興味あります。そのうちに行ってみたいです。今年の桜はゆっくり目で調子が狂います。昨日、現役時代の仲間と恒例の弘法山花見登山をやったのですが、例年と違い花・温泉・ビールを楽しむ会が花抜きとなってしまいました。水辺歩きは足腰が基本なので歩けるうちはあちこち探訪したいと思っています。

  • 2017/04/05(水) 20:46:57 |
  • URL |
  • doushigawa #-
  • [ 編集 ]

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