横浜水道みちを行く

横浜水道みちの事なら何でも知りたがり屋の管理人がその水源を目指して探索探訪をします。時には独りよがりな感想意見を述べます。

其の364 荒玉水道道路を歩く②・東京都杉並区

 荒玉水道道路(以下、荒玉水道みちまたは水道みち)歩きの2回目です。2月13日(月)晴れの日に探訪しました。前回は京王線桜上水駅まで進みました。

荒玉水道道路
京王線桜上水駅の踏切南側から水道みちを見ました。砧浄水場から一貫して水道みち上を歩いてきましたが、ここで少しだけ逸れます。矢印方向が水道みちです。

荒玉水道道路
京王線踏切を渡り昭和信用金庫とラーメン店の間の路地を右折すると水道みちに戻ります。京王線を渡った水道みちは草むらです。

荒玉水道道路
同地点より水道みちの進行方向を見ました。北東へまっすぐ進む荒玉水道みち。

荒玉水道道路
R20(甲州街道)直前の水道みち。高架橋は首都高。ここは世田谷区から杉並区に入り下高井戸1丁目です。

荒玉水道道路(都道428号線)標識
甲州街道と都道428号線(荒玉水道道路)の標識。

荒玉水道道路()
甲州街道を渡った荒玉水道みちと東京都水道局の通行制限看板。水道施設保護のため4トンを超える車両は通行不可。

杉並区立玉川上水公園
その先で玉川上水公園と交差していました。昔の玉川上水の跡地と思われます。

荒玉水道道路
玉川上水公園を過ぎると下り坂です。江戸時代に開通した玉川上水は標高を維持するため台地上を選りすぐって開削されたことが窺えます。目の前の大形マンホールフタは水道みちを歩けばいやでも目に入ります。これは空気弁のマンホールフタです。空気弁は空気が溜まりやすい高所に設置されます。

荒玉水道道路・神田橋
坂を下ったところには川が流れています。神田川に架かる神田橋です。

神田橋より神田川上流を望む
神田橋より神田川上流を望む。今は穏やかな流れです。大雨の増水に備えて深い川になっています。ここから少し下流、環七沿いに神田川の洪水を取り入れる神田川取水施設があります。

荒玉水道道路・神田橋
径20cm位の水管橋が渡っています。これは浄水場から給水所へ送る送水管ではなく、給水所から家庭へ送る配水管と思われます。送水管はおそらく伏越(ふせこし・サイフォン)で渡っていると思います。

荒玉水道道路・永福2丁目
真っ直ぐ北東へ向かう荒玉水道みち。杉並区永福2丁目。

荒玉水道道路・京王井の頭線と交差
京王井の頭線を渡ります。

荒玉水道道路・井の頭通りと交差
その先で井の頭通りを渡った荒玉水道みち。

荒玉水道道路・井の頭通りと交差
井の頭通り交差点の名前は「荒玉水道」。

善福寺川・杉並区郷土博物館付近
これは杉並区郷土博物館の西側を流れる善福寺川です。

荒玉水道道路・善福寺川済美橋
その下流で荒玉水道みちが善福寺川を渡ります。橋の名前は済美橋(せいびばし)。

荒玉水道道路・善福寺川済美橋
済美橋より上流は河川改修工事中でした。下流側から済美橋下を覗いても大口径の水管橋は見当たりません。神田川と同じく配水小管が渡るのみです。橋を渡ったところに例の大形空気弁マンホールフタがあったので神田川同様伏越・サイフォンで渡っていると思われます。野川や仙川は水管橋で渡っていました。私の想像ですが神田川や善福寺川はちょっとした雨で大増水するので速やかな流下を妨げる水管橋方式を避けたのではないか・・・そんな気がします。

善福寺川親水護岸
済美橋下流の済美公園内親水護岸。護岸の水位目盛りを見ると5mまで刻んでありました。このすぐ下流左岸に環七・地下調節池善福寺川取水施設があります。 「其の339」。

済美公園のオナガガモ
済美公園内親水護岸前でくつろぐオナガガモの群れ。

荒玉水道道路・杉並区堀之内
善福寺川を渡った後はゆるい上り坂です。10分ほど歩くと水道みちが妙法寺の塀に突き当たります。左側一方通行の出口から車が出てきました。砧浄水場から長らく続いた真っ直ぐな水道みちはここまでです。

荒玉水道道路・妙法寺付近
一方通行の道に入りました。両側が寺院の塀です。この道は地図には都道428号線とあります。例の大形マンホールフタは全くありません。現在でもこの地下に送水管が通っているか疑問符が付きます。

今昔マップです。 (今昔マップon the web)より

荒玉水道みちが地図上に現れた昭和2年~14年(1927~1939)にセットすると、この道は当時から今と全く変わらぬ形で存在していたことが分かります。両側が寺院なのでこの道の地下に野方配水塔、大谷口配水塔へ向かう水道管が敷設されていたと思います。
大きな今昔マップは右側サイドバーから開けます。検索窓に「堀之内 妙法寺」と入力してください。

修行寺の河津桜
一方通行の西側、修行寺境内の河津桜です。咲き始めたとの手書き案内ポスターあり、見せてもらいました。

荒玉水道道路・青梅街道終(起)点
そのまま道なりに進んで青梅街道に突き当たりました。都道428号線はここまでです。
ここから北東方向、哲学堂の北に野方配水塔があります。今昔マップを見ても直線的な水道みちは描かれてなく、ここから先の経路は不明です。どのような経路で行ったのでしょうかね・・・?謎です。

青梅街道
おしまいに歩道橋から青梅街道の西方向を見ました。華屋与兵衛の西側が都道428号線の終点(起点)。青梅街道も古くからある道です。

次回は荒玉水道道路③(最終回)野方配水塔と大谷口配水塔について発表します。

今日のスタート京王線桜上水駅の位置です。


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