横浜水道みちを行く

横浜水道みちの事なら何でも知りたがり屋の管理人がその水源を目指して探索探訪をします。時には独りよがりな感想意見を述べます。

其の351 武蔵水路を歩く② 埼玉県行田市~鴻巣市

 前回の続きです。「武蔵水路を歩く」二日目は12月21日(水)晴れの日に行ってきました。

秩父鉄道武州荒木駅
相模原から電車を乗り継いで武州荒木駅にまたやって来ました。秩父鉄道は単線でこの駅が列車交換駅でした。右は影森行き、左が羽生行き列車。いずれもワンマンカーです。

秩父鉄道羽生駅発行乗車券
秩父鉄道羽生駅発行の乗車券です。
武蔵水路探訪で再び武州荒木駅を利用することはないので、改札口で渡さないで武蔵水路探訪記念切符にしました。(^σ^)
駅員さんにお願いしたらこんなスタンプを押されました。

武蔵水路・武蔵橋付近
県道7号線小見信号武蔵橋から武蔵水路沿いに入りました。下流の橋より武蔵水路上流、武蔵橋を望む。

武蔵水路
前回も紹介しましたが水路に浮かぶ水球です。

武蔵水路
これも紹介しました。着脱式の隔壁板。寸法は幅3m×高さ1m位でしょうか。2段重ねです。水球も隔壁板も至るところで見かけました。

武蔵水路・白鳥田伏越呑口
武蔵水路三つ目の伏越(サイホン)、白鳥田伏越呑口までやって来ました。秩父鉄道を伏越で潜ります。

武蔵水路・白鳥田伏越銘板
水路中央隔壁に埋め込まれた「白鳥田伏越」の銘板です。改築工事で「白」の文字に被ったみたいで「鳥田伏越」となっています。

武蔵水路・白鳥田伏越吐口
秩父鉄道を白鳥田伏越で潜り抜けました。何事も無かったかのように流下する武蔵水路。運よく半時間に一本の秩父鉄道の電車が通過しました。

武蔵水路・長野落放流口ゲート
次の施設は武蔵水路右岸の長野落放流口ゲートです。武蔵水路周辺の内水排除機能で局所的な集中豪雨を武蔵水路に取り込み荒川へ排水します。その際、武蔵水路は平常の通水(利根大堰から取水)を止め水路を空にした上で取り込みます。

長野落放流口ゲート背面の様子
右岸に渡り流れ込む川の様子を観察しました。流れはなくよどんでいます。用排水路のような感じです。左側の水門は銘板によると長野落サイホンゲートと言います。伏越(サイホン)の呑口ですね。右側水路の先が長野落放流口ゲートです。

長野落放流口ゲートと長野落サイホンゲート
回り込んで反対側から見ました。左は長野落放流口ゲート、右が長野落サイホンゲートです。どちらも入り口にゴミ除けの格子(スクリーン)が付いています。流れがないのはゲートがどちらも閉の状態だからです。用水の通水時、集中豪雨で増水時、局面に応じゲート操作し制水を行っていると思います。

長野落サイホン吐口
長野落サイホンゲート呑口があるからには武蔵水路対岸に吐口があるはず。やはりありました。武蔵水路左岸下に水路が出現しました。夏の通水期であれば吐口の吹き上がりを確認できるのですが、残念ながら今は通水していません。

武蔵水路にある8か所の伏越を見に来たのですが、武蔵水路を伏越で横断する水路があることが分かりました。面白いですね。

武蔵水路沿い千本桜並木
付近の千本桜並木です。花の時期は見事でしょうね。

武蔵水路標準断面図
武蔵水路標準断面図です。クリックで拡大します。
(付近の水資源機構の案内板より)
幅:11.55m(5.65m×2連)、深さ:2.5m
上流部では
幅:11.85m(5.80m×2連)、深さ:2.5mでした。若干の相違があります。

武蔵水路・長野伏越呑口
四つ目の伏越はR125の下を潜る長野伏越(サイホン)です。
R125富士見橋の路面が見るからに低そうです。これでは伏越で下を潜らざるを得なかったのでしょうね。

武蔵水路・長野伏越銘板
呑口側の「長野伏越」銘板です。

武蔵水路・長野伏越吐口
富士見橋南側、長野伏越吐口です。武蔵水路改築事業によりサイホン部は鋼管で耐震補強されました。

武蔵水路・長野制水ゲート
次の施設は長野伏越下流の長野制水ゲートです。

武蔵水路・長野制水ゲート銘板
長野制水ゲート銘板です。どの施設にも堤体に銘板が貼り付けてあるので施設名が分かります。前回見た荒木制水ゲートとほぼ同仕様です。

長野制水ゲート水位計
長野制水ゲート上流側の水位計。両岸にあります。荒木制水ゲート上流側にもありました。データは光通信ケーブルで利根導水総合事業所へ送られます。また各施設は同所で一元管理され遠隔操作されています。

途中ですが今回はここまでです。武蔵水路を歩く③に続きます。


参考資料等
・水資源機構「生まれ変わる武蔵水路」
・月刊ダム日本No.854別冊
 「生まれ変わる武蔵水路(武蔵水路改築事業)」
・現地案内板

今回のスタート武蔵橋の位置です。




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