横浜水道みちを行く

横浜水道みちの事なら何でも知りたがり屋の管理人がその水源を目指して探索探訪をします。時には独りよがりな感想意見を述べます。

其の283 二ケ領用水の川底取水施設・一本圦堰を訪ねる

  これまでの流れから今回は平瀬川源流を訪ねるところですが、ここのところの天候不順で気勢がそがれました。それよりもっと気になるテーマ川底取水施設が出現です。3月17日(木)晴れの日に行ってきました。

三沢川右岸・上布田搬入路
今日は京王稲田堤駅からの歩きです。南武線沿いに二ケ領用水へ行くことにしましたが、それが幸いしてこんな珍しい光景に出合いました。三沢川右岸にぽっかり穴が開いています。かすみ堤かな?
500mほど下流は三沢川河口で三沢川水門があります。多摩川が大雨で増水すると三沢川水門は閉じ、行き場を失った三沢川の表流水でこの辺は水位が上がるはずです。その逃げ場所かなと思ったのですがどうでしょうか。

三沢川上布田搬入路
対岸に渡り白い橋の上から見るとこんな風になっています。緩いスロープで川のようであり、道路のようにも見えます。右側は南武線です。

三沢川上布田搬入路
先端まで行くとこのようになっています。河川管理者神奈川県の用地でした。看板には「この用地は三沢川上布田搬入路で工事用の車両が出入りします」とありました。
河道の工事維持管理のためひょっとして重機が搬入路伝いに河道内に入るかも知れませんね。

二ケ領用水・布田堰
三沢川上布田搬入路入口前に二ケ領用水が流れています。これは南武線上流側の取水堰で布田堰です。杭を多数打ち込んだ珍しい堰です。対岸に渡り確かめると只今取水中です。水路に水が流れています。

二ケ領用水・中野島堰
こちらは南武線下流側の中野島堰です。こちらも取水中です。この時期水路に水が流れているのはありがたい。いつか終点までたどってみたいですね。

橋本橋より二ケ領用水下流を望む
橋本橋より二ケ領用水下流を望む。ここからは石積み護岸になり川の中の散策路を歩けます。

二ケ領用水・雨水下水管フラップゲート
右岸のフラップゲート。雨水下水管と思います。

二ケ領用水・一本圦堰河川表流水取水弁
見つけましたよ。(^λ^) 川底取水施設(河川表流水取水工法)です。今までに引地川の若宮堰や和泉川で見たのと同じタイプです。今年1月にここを歩いた時は全く気づくことなく素通りしました。円形の施設二つは河川表流水取水弁と言い金属製で側壁周りに無数の穴が開いています。無数の穴から表流水を取り込み直下の集水井に貯めポンプ揚水し用水路に送られます。

引地川・若宮堰の河川表流水取水弁←クリック拡大
参考までに引地川・若宮堰の河川表流水取水弁です。非灌漑期で水中から姿を現しています。

二ケ領用水・一本圦堰河川表流水取水工法
一本圦堰(いっぽんいりせき)全景です。

二ケ領用水・一本圦堰ポンプ室
左岸のポンプ室。ポンプは運転していません。

二ケ領用水・一本圦橋
一本圦堰下流の一本圦橋(いっぽんいりはし)。梨の花や実が欄干にレリーフしてあります。

一本圦堰から東へ向かう用水路
一本圦橋から東へ向かう用水路。幅は60cm位、水の流れはありません。
この後、空の水路を登戸駅近くの終点までたどりましたが、水流のない用水路では面白みがないので、通水後改めて探訪し発表したいと思います。

津久井路高架橋下の二ケ領用水支線用水路
ただ一つだけ東京水道の送水管を見つけたので発表します。
右側フェンス下は津久井道高架橋下を流れる、たどってきた用水路の下流部です。別の水路と合流し広い用水路になっています。

東京水道長沢浄水場系1600mm送水管
津久井道高架橋下で東京都水道局長沢浄水場から砧浄水場、砧下浄水所へ向かう1600mmの送水管に出合いました。「其の269 東京分水の話」の時に追っかけた送水管です。こんなところで出合うとは意外や意外。用水路を水管橋で渡り、南武線の下を潜り、多摩水道橋へ向かっています。

河川表流水取水工法の過去記事
「其の236 引地川の若宮堰を訪ねる」(2015/9投稿)
「其の241 和泉川の農業用水取水施設を・・・」(2015/9投稿)

一本圦堰の位置です。


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  • 2016/03/24(木) 17:07:07 |
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