横浜水道みちを行く

横浜水道みちの事なら何でも知りたがり屋の管理人がその水源を目指して探索探訪をします。時には独りよがりな感想意見を述べます。

其の163 横浜・横須賀水道馬入川系統を訪ねる②

前回の続きです。小出川水管橋を見た後、その先の茅ヶ崎市芹沢の山の上にあると思われる隧道入り口を探索しました。その結果見つけたのは神奈川県営水道の芹沢配水池とポンプ場のみで他に水道施設はなく次の地上施設引地川水路橋へ向かいました。

引地川水路橋
藤沢市の県道43号線石川下の根信号付近から見た引地川水路橋です。

引地川水路橋
同、真下から見上げました。ここは水路橋の西の端になります。

引地川水路橋
これは藤沢市の石川下河内信号付近から見た引地川水路橋です。昨年8月、石川堰と石川堰用水路を探訪した時にここを通りました。
引地川水路橋
延長:414m 勾配:1/1500
昭和37年10月着工 昭和39年3月末完成


引地川水路橋
これはその時に撮った引地川水路橋の遠景です。

引地川水路橋東端
引地川水路橋の東端です。ここからまた隧道になります。

茅ヶ崎市芹沢から小雀浄水場に至る導水隧道の概要
馬蹄型コンクリート造、高さ幅共:3.2m 勾配:1/1500
延長:8340.5m
昭和36年11月着工 昭和38年12月末完成


境川水路橋
次の地上施設は境川水路橋です。境川左岸から見た境川水路橋。
延長:394.5m 勾配:1/1500
昭和37年10月着工 昭和39年3月末完成


境川水路橋
左岸から見た上流方向です。

境川水路橋
境川右岸、水路橋の真下から上流方向を見ました。

境川水路橋
境川左岸より下流の小雀浄水場方向を望む。

境川水路橋余水吐け
水路橋から太いパイプが2本下りています。これはなんでしょう?左手の白い建物にこんな銘板が貼ってありました。太いパイプは余水吐施設の一部と思われます。
境川余水吐弁操作室 昭和46年4月竣工
横浜市水道局 横須賀市水道局
 (銘板より)

設置の理由が「横浜水道百年の歩み」に書いてありました。
浄水場に近い境川水路橋には、停電等の事故による逆流溢流水を境川に放流する設備が設けられている。  

境川左岸余水吐放流口
境川左岸、水路橋の真下に設置の余水吐放流口。フラップゲートの下からわずかに流れ出ています。

境川水路橋余水吐注意看板クリック拡大
境川水路橋余水吐注意看板です。

これから先は境川水路橋の東端でまた導水隧道になり、約1.5km先の小雀浄水場着水井直下の第2ポンプ場に至ります。第2ポンプ場から約40m揚水して小雀浄水場着水井(標高57m)に導水するそうです。というわけで境川水路橋より先の地上施設は表から見ることは出来ません。馬入川系統探訪の旅はここまでです。機会があれば小雀浄水場の着水井を見たいと思います。

今回の探訪記念は茅ヶ崎市芹沢配水池近くの金山神社の庚申塔です。初期の青面金剛像の庚申塔としては貴重なものだそうです。
金山神社の庚申塔
左側の像がそれです。
この塔は青面金剛像を彫った庚申塔出現期のもので、承応四年(1655)の年号が見える。四臂、二猿。神奈川県指定有形民俗文化財 (説明パネルより抜粋)
右側も庚申塔です。文政六癸未(1823)十一月吉日
青面金剛八臂、日月、三猿(見ざる言わざる聞かざる)。

金山神社の庚申塔クリック拡大
茅ヶ崎市教育委員会の説明パネルです。

今回の参考文献です。「横浜水道百年の歩み」 横浜市水道局

引地川水路橋の位置です。


 [追記]
この続き小雀浄水場探訪記は「其の167」で投稿しました。
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