
揚水式発電所・城山発電所正門手前右側に城山湖散策用の相模原市営無料駐車場があります。6月1日から新コロ対策閉鎖が解かれ、利用できるようになりました。今日はこの駐車場からスタートです。発電所前を進み城山湖散策路に向かいます。

城山発電所の変電施設前のふくらはぎが攣りそうな急坂を登ると城山湖散策路に出ます。


登り勾配の散策路に山野草がいっぱい繁っていますが、花期を過ぎたようで、唯一こんな花が見頃でした。稲穂のように垂れ下がった見たこともない花です。帰ってから調べるとオカトラノオに一番似ていました。

散策路から城山湖の眺望。展望台や本沢ダムが見えます。

関東ふれあいの道交差点に立つ道標。峯の薬師まで1km。
これから先、少し登り道が続きますが峠を過ぎると峯の薬師まで下り一辺倒になります。

関東ふれあいの道に入りました。野鳥の案内板です。ウグイスの澄んだ鳴き声のほかに「特許許可局」と鳴く鳥がいましたよ。姿は見えなかったのですが、夏鳥のホトトギスですね。


峯の薬師守護金毘羅様に寄り道しました。小さな石祠でした。

関東ふれあいの道に頑丈そうなゲートが・・・。しかし大丈夫、人は左側からすり抜けることができます。その先を直進すると峯の薬師奥の院ですが、右側の道をどんどん下ります。



峯の薬師に到着で~す。画像右奥、裏側から入ってきました。
峯の薬師(大覚山東慶寺)は(東京の新井薬師、高尾山の薬王院、大山の日向薬師とともに)武相四大薬師の一つ。
明応元年(1492年)の創建と伝えられる古刹で、昔から武蔵・相模の人々に、生命を守り、心身の病を治す薬師様として知られ、厚く信仰されています。本尊:薬師如来
ガラス越しにありがたく拝観させてもらいましたよ。不動明王と違い柔和で穏やかなお顔でした。

鐘楼と峯の薬師参道。

峯の薬師からの眺望です。正面の山は前回登った城山です。
津久井湖と東側に城山ダムが見えます。

城山発電所の放水塔も見えましたよ!

境内の尾崎咢堂の歌碑です。尾崎行雄(咢堂)の生誕地は近くの相模原市緑区又野691で、現在は尾崎咢堂記念館になっています。

こちらは、姿三四郎決闘の場の碑。富田常雄作とあるので小説の主人公が決闘した場所です。

帰りは来た道を引き返します。峯の薬師奥の院参道下です。

階段上、峯の薬師奥の院です。


おしまいに可愛らしい蝶です。羽を立てると地味な模様ですが、広げるとこんな鮮やかな紫色を見せます。同じ個体の写真ですが見る角度により色が変化します。図鑑で調べるとムラサキシジミチョウでした。
峯の薬師の位置です。(地理院地図より)
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