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横浜水道みちを行く

横浜水道みちの事なら何でも知りたがり屋の管理人がその取水源を探訪します。

其の577 榎戸支線用水路を歩く①・神奈川県海老名市

 JR相模線入谷駅の近くに相模川左岸幹線用水路・榎戸制水門があります。支線用水路に分水、余水吐、排水機能を持つ施設ですが、今回はそこから始まる支線用水路を終点までたどります。

JR相模線入谷駅
梅雨の晴れ間、6月13日(木)、JR相模線入谷駅です。相模線は単線です。平成3年に電化されましたが、それまではオレンジ色のディーゼルカーが走っていました。列車交換駅でタブレット交換を目撃したことがあります。

※各画像は、クリックすると拡大します。


相模川左岸幹線用水路・JR入谷駅付近
入谷駅付近の相模川左岸幹線用水路下流方向です。最大取水量6.85㎥/秒の用水が水路から溢れんばかりに流れています。今日もてくてく一人旅。水路沿いに南下します。


相模川左岸幹線用水路・小水力発電
水路に見なれない装置があります。相模川左岸土地改良区HPによると、THK(株)と共同で小水力発電の実証実験を行っているそうです。


相模川左岸幹線用水路・榎戸制水門
榎戸制水門です。手前が幹線用水路で、正面奥の方に分水、余水吐、排水施設があります。


相模川左岸幹線用水路・榎戸制水門
相模線の踏切を渡りました。左が幹線用水路本流で、中央のスライドゲートは支線用水路用の取水堰です。右端が今日これからたどる支線用水路取水口です。


榎戸制水門から始まる支線用水路
取水口から支線用水路下流方向を見ました。海老名駅近くのリコービルの方に向っています。


榎戸制水門から始まる支線用水路
水路沿いの道をぶらぶらとマイペースで歩きます。

「用水路 ここからどこへ 行くのだろう」 doushigawa

この水路はずっと以前に榎戸制水門を初めて訪ねた時から知っていますが、どこへ流れてか、行く先が謎で気になっていました。今日は散歩がてらそれを突き止めます。

なお、この支線用水路の名称は不明です。今回のタイトルは「榎戸制水門から始まる支線用水路」の意味合です。


榎戸支線用水路から小水路に分水
水路沿いに下って行くと水路の水位が上がり、径30cm位のPVCパイプで取水しています。こんな取水方法もあるんですね・・・初めて見ました。その奥には田んぼへ行く小水路が見えます。

榎戸支線用水路から小水路に分水
田んぼ側から見た上記のPVCパイプ。ゲートもなく管理が楽でいいですね。(^σ^)


榎戸支線用水路の取水堰
すぐ下流ではワイヤ巻上式転倒堰で堰上げしていました。


榎戸支線用水路・排水路立体交差
泉橋酒造前で排水路と立体交差しています。手前が左から右へ流れる支線用水路。その下を排水路が潜っています。伏越っぽいですね。


榎戸支線用水路・排水路立体交差
排水路側からみました。吹き上がりが弱く静かですが、伏越の吐口と思います。呑口側はコンクリートの深い桝になっていました。


泉橋酒蔵・海老名市下今泉4
泉橋酒造です。杉玉が吊り下げてあります。この辺りには以前、別の用水路をたどり、冬みず田んぼを見に来たことがあります。


榎戸支線用水路・海老名市下今泉4
榎戸制水門から始まる支線用水路は泉橋酒造の先で暗渠となり地図から消えます。


榎戸支線用水路・海老名市下今泉4
暗渠上にグレーチングフタがあるので見失うことは有りません。
左側の森は浅間大神です。


海老名市下今泉5・浅間大神
浅間大神です。明神鳥居です。
所在地:海老名市下今泉951番地(5-8-15)
祭神:木花咲哉姫命
由緒:延暦元(782年)六月朔日 富士浅間神社より勧請と伝う

現地案内板(略誌より抜粋)

浅間大神の鐘楼・海老名市下今泉5
神社さんですが、鐘楼があります。神仏習合と言い維新前はこれが普通でした。


榎戸支線用水路(暗渠)・海老名市下今泉5
その先でR246高架橋を潜ります。グレーチングの中を確認しながら進みます。


榎戸支線用水路・海老名市下今泉5
R246を潜り抜けその先下今泉5丁目で開渠になった榎戸支線用水路。上流を振り返りました。


榎戸支線用水路・海老名市下今泉5
県道51号線沿いに出たあとは再び暗渠になります。暗渠入口に制水ゲートがあり、用水路らしくなりました。


榎戸支線用水路
榎戸支線用水路・海老名市下今泉
その先は県道51号線沿いを開渠、暗渠を繰り返しながら南西方向へ流れて行きます。この辺りの51号線は寒川さんへお参りする時の通り道なのでこの水路があることは知っていました。川と思っていたのが用水路だったんですね・・・。それも榎戸制水門からとは・・・今日の歩きで新たな発見をしました。


榎戸支線用水路・海老名市上郷
鶴松の信号を過ぎると海老名市上郷です。左岸に田んぼへ向かう小支線用水路取入口があります。取水堰は角落しで堰上げしています。作業用の管理橋があるので、角落し板の脱着は人力あるいは道具を使うと想像しますが、いずれにしても大変そうですね。ひょっとするとクレーンを使うかもしれないですね。


海老名市上郷の田んぼ
上記取水堰から見た海老名市上郷の田んぼです。JR相模線と県道51号線の間にあります。

今回は海老名駅付近上郷の田んぼまで進みました。次回は終点に到達します。


榎戸制水門の位置(中央十字線)です。


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其の576 貫抜川放水路のコウホネの花・海老名市大谷

 ちょうど3年前の梅雨時にコウホネ(河骨)なる植物を初めて知りました。神奈川県下で、コウホネの自生が確認されたのは、ここ海老名市だけと言う珍しい植物です。先日近くまで行ったので観てきました。

相模川左岸幹線用水路・貫抜制水門
海老名市大谷の相模川左岸幹線用水路・貫抜制水門です。
ここから貫抜川放水路が始まります。河川維持用に少量の水を流しています。

※各画像はクリックすると拡大します。


貫抜川放水路
貫抜制水門から400mほど下流です。ここは大谷と中新田の境界付近です。


「河骨保護の会」案内板・海老名市大谷
「河骨保護の会」が立てた案内板です。


貫抜川放水路のコウホネ(河骨)
水中に繁茂する緑色の海草のような葉っぱがコウホネです。
黄色の花が一輪咲いています。


貫抜川放水路のコウホネ(河骨)の花
コウホネ:スイレン科コウホネ族
和名は河骨(こうほね)で、川に生え根茎が白骨のように見えることによる。花期:6~9月 生育地:溝 池沼 分布:北海道 本州 四国 九州 (山と渓谷社 日本の野草より)


貫抜川放水路のコウホネ(河骨)の花
よく見ると右上につぼみもありました。


3年前の探訪記は「其の308」で発表しました。

同じ海老名市内の産川せせらぎ公園へ行くと湧水を引き入れた小さな池で育成しているので、間近で多数の花を観賞できます。「其の311」


貫抜制水門の位置(中央十字線)です。


其の575 田んぼの水はどこから②・神奈川県座間市四ツ谷

 北側、東側、南側を鳩川によってコの字型に囲まれた座間市四ツ谷地区にある田んぼ。その用水はどこから引いているのでしょう? 取水源を目指して用水路を上流へ遡っています。

座間市四ツ谷の用水路
前回の写真①から引き続き用水路を上流へたどります。

※各画像は、クリックすると拡大します。


座間市四ツ谷の用水路
座間市四ツ谷の八王子街道沿いを流れる用水路。


座間市四ツ谷を流れる用水路
県道51号線直前。県道右方向は鳩川に架かる谷間橋です。


座間市四ツ谷の用水路
県道から見た用水路上流方向。奥の方は突き当りみたいです。


座間市四ツ谷の用水路
上の写真を拡大すると、小さな段差がありこちらへ流れています。


座間市四ツ谷の用水路・伏越吐口
鳩川右岸へ回り込んで見ると奥の突き当りはこのようになっています。手前に大きなグレーチングのフタがあり、水路は2方向に分れています。左が今たどってきた用水路です。


座間市四ツ谷の用水路・伏越吐口
反対側から見ました。フェンスの向こう側は鳩川右岸です。
大きなグレーチングの下はこんな穏やかな水溜りです。もうお分かりと思いますがこの施設は鳩川を潜り抜けた伏越(ふせこし・サイフォン・逆サイフォンとも言う)の吐口です。もっと激しい吹き上がりを期待したのですが穏やか過ぎです。
左右の水路の分水比は水路幅と見受けますが、円筒分水を設置すれば公平に分水することができますね・・・。(^σ^)
この方式で特に問題なしと言うことでしょう。

なお反対側から見た写真は納屋の持ち主の許可をいただき撮影しました。ご主人の話では伏越は深さが13mもあるそうです。


鳩川谷間橋上流の伏越呑口施設
伏越吐口施設を背に鳩川左岸を見ました。伏越の呑口施設が見えます。只今フラップゲートから放流中ですが別系統の用水路の排水です。


谷間橋より鳩川上流を望む
谷間橋より鳩川上流を望む。用水は左岸の呑口直下、地下13mに落下し、横引きで鳩川の川底を横断した後、吐口で静かに吹き上がります。
伏越水路断面はU字形(凹形)で鳩川を横断しています。上下をひっくり返し逆U字形であれば理科で習ったサイフォン管になりますね・・・。U字形なので伏越のことを逆サイフォン(あるいは単にサイフォン)とも言います。
この上流に相模川左岸幹線用水路が鳩川を潜る伏越・座間サイフォンがありますが20m位手前からその吹き上がり音が聞こえてきます。水量及び落差の違いでしょうかね・・・。あとで寄ります。


鳩川谷間橋上流左岸の伏越呑口施設
谷間橋を渡り鳩川左岸から見た伏越呑口施設(手前のグレーチンフタ)です。用水は呑口直下、地下13mに落下します。左側のグレーチングフタは別系統の用水路吐口で只今放流中です。白色の柵右側は県道51号線です。


鳩川谷間橋上流左岸の伏越呑口施設
上流側から見た伏越呑口施設。粗目のスクリーンが付いています。制水ゲートが見当たりません。その代りスクリーンの手前水路壁に角落し用縦溝が切ってあります。手前右側の大きな開口は余水吐ですね。やはり角落し用溝が切ってあります。実りの秋に通水を終える際は水路内の残り水をここから排水すると思います。


座間市四ツ谷へ向かう用水路
伏越呑口施設の上流、県道51号線沿いを四ツ谷の田んぼへ向けて流下する用水。ここは座間市座間2丁目です。


座間市四ツ谷へ向かう用水路
エネオスGSで県道51号線と別れ八王子街道に入りました。


座間市四ツ谷へ向かう用水路・座間市座間2
クロネコ前を座間市四ツ谷の田んぼへ向かう用水路。


八王子街道沿い・座間市四ツ谷へ向かう用水路
田んぼが何枚かありました。四ツ谷へ行く途中の田んぼにも水を配っています。この先で暗渠になり東方向へ向きを変えます。


JR相模線を潜る四ツ谷へ向かう用水路
その上流でJR相模線を潜った開渠の用水路。


座間市四ツ谷へ向かう用水路・座間2
その上流です。今度は大通りの下から出てきました。


座間市四ツ谷へ向かう暗渠用水路・座間2
大通り地下を暗渠となり東からこちらへ向かっています。グレーチングフタを覗けば流れを確認できます。


相模川左岸幹線用水路・堰の橋
相模川左岸幹線用水路に架かる堰の橋までやって来ました。


堰の橋より相模川左岸幹線用水路上流を望む
堰の橋より左岸幹線用水路上流を望む。磯部頭首工で取り入れた6.85㎥/秒の流れです。右岸に取水ゲートが見えます。これがたどってきた用水路の始まりですね。想像はしていましたが、やはり相模川左岸幹線用水路からの分水でした。

「堰の橋」なので堰があるはず。しかし堰は見えないですね。固定堰で堰上げしているのでしょうか。水路幅が急に狭まっているのはなぜでしょう。非通水期に見ないと分らないですね。


相模川左岸幹線用水路・堰の橋上流右岸の取水ゲート
上流側から見た右岸の取水ゲート。座間市四ツ谷の田んぼの用水はこの取水ゲートから始まっていました。


堰の橋より相模川左岸幹線用水路下流を見る
堰の橋より下流を見ました。かなりの急流になっています。終点は茅ヶ崎市の室田です。


相模川左岸幹線用水路・座間サイフォン吐口
帰りは相模川左岸幹線用水路沿いに上流へ歩きました。堰の橋の上流約700mにある座間サイフォン吐口の吹き上がりです。通水量6.85㎥/秒の凄まじい吹き上がりは迫力満点です。


今回のスタート地点(中央十字線)です。


其の574 田んぼの水はどこから①・神奈川県座間市四ツ谷

 座間市四ツ谷の広大な田んぼを潤す用水はどこから来るか?
田植え直後の田んぼや用水路を歩いて確かめてきました。

神奈川県座間市四ッ谷の田んぼ
座間市四ツ谷の田んぼです。6月11日(木)、JR相模線入谷駅からひとりてくてくやって来ました。梅雨の晴れ間、大山の頂には雲がかかっています。

※各画像は、クリックすると拡大します。



四ツ谷の田んぼは南流する鳩川が大きく東、南、西へと蛇行するコの字型の中にあります。田んぼの水は周りの鳩川から取れば話は簡単なのですがそうではありません。今日は散歩がてらそれを確かめます。このクソ暑い中、もの好きですね・・・。ちっとも飽きないんですよね・・・ワタシ。(^σ^♪


座間市四ッ谷の田んぼ
田んぼ中央を東西に走る農道から見た田んぼです。北の方から細い支線用水路が来ています。何本もの支線用水路が縦横に張り巡らしてあります。


座間市四ッ谷の田んぼ
田んぼに水を入れる様子。用水路にブロックや適当な大きさの玉石を入れ水位を上げPVCパイプで田んぼに入れています。エルボの角度で水量調節しています。


座間市四ッ谷の田んぼ
用水路下流方向。正面の土手は鳩川右岸堤防です。余水排水は用水路突き当りの排水樋管から鳩川へ放流しています。排水樋管は他に何か所もありました。


座間市四ッ谷の田んぼ
鳩川右岸堤防天端から見た座間市四ツ谷の田んぼ。遠くに別の排水樋管が見えます。


見取橋より鳩川下流を望む
田んぼの東側、見取橋から見た鳩川下流方向です。


座間市四ッ谷の田んぼから鳩川へ排水の様子
鳩川左岸から見た排水樋管から放流の様子。鳩川からの逆流を防ぐフラップ弁は付いていないですね。鳩川水面から樋管の管底までざっと3mはありそうです。大雨でもここまでは水位が上がらないということでしょうね。下流に相模川へ放流する海老名分水路があるので大丈夫なんでしょう。


座間市四ッ谷の田んぼ
座間市四ツ谷の田んぼの水はどこから来るのか? 用水路を遡ります。これは田んぼ北側の支線用水路で、西から来てここで南へ向きを変え田んぼへ向かっています。支線用水路は他にもあるようですが、その内一本をたどれば幹線用水路に行き着くはずです。


座間市四ッ谷の用水路
西へ追っかけます。民家の庭先のようなところを流れています。


座間市四ッ谷の用水路
仕方がないので迂回しました。水路はありましたが奥へ進めません。目の前で東行きと南行きに分かれています。


座間市四ッ谷の用水路
その先で見つけた細めの暗渠。たぶん支線用水路と思います。


座間市四ッ谷の用水路
うろうろ住宅街を歩き回りとうとう見つけた幹線用水路です。水路幅は2尺ほどあります。こちらへ向かって流れています。上流へたどります。


座間市四ッ谷の用水路
流下する用水路。地図で確かめると北西方向から来ています。


座間市四ッ谷の用水路
その途中で見た支線への分水。手前が幹線で右から左へ流れています。奥が支川用水路。分水量は角落しで調節しています。


座間市四ッ谷の用水路
写真① その先です。用水路に橋が架かっています。橋の上流側右岸で分水しています。その水路は南の方へ向かっています。



座間市四ッ谷の用水路・八王子街道沿い
ちょっと道草し、分水した用水路を下流へたどると見覚えのあるところに出てきましたよ。前方に日枝大神の森が見えます。あとで判明したのですがこの道は明治期からある八王子街道です。(今昔マップ参照)


相模川ナベトロ線軌道跡
昨年11月に探訪した「相模川ナベトロ線軌道跡」です。


座間市四ッ谷の用水路・八王子街道沿い
そのとき見つけた水路に打ち込まれたトロッコのレール。当時は通水がなく空の水路でした。


座間市四ッ谷の用水路・日枝大神前
その下流、日枝大神玉垣に沿って流れる用水路。どこへ行くのでしょう。たぶん四ツ谷の田んぼの西側部分に流れて行くのでしょう。気になるので一応たどってみました。


座間市四ッ谷の水路・八王子街道沿い
たどった結果四ツ谷の田んぼではなく県道51号線座間四ツ谷の信号を斜めに横断し真っ直ぐ南西に向かっています。この道は八王子街道です。下流の鳩川に架かる籏川橋付近で現在の県道51号線に戻ります。
この用水はどこへ行くのか、居合わせた地元の人にたずねると、この先に田んぼはなく鳩川に流れ込んでいるそうです。街道の町並みに潤を与えるための水路でした。


八王子街道地名標柱・座間市四ッ谷
座間四ツ谷信号前の八王子街道地名標柱。ツツジの葉っぱにかくれて案内文が読めません。今昔マップを参照すると明治期からある街道と分ります。


日枝大神の庚申塔
八王子街道を引き返し写真①へ戻ります。途中寄った日枝大神境内の庚申塔です。以前にも取り上げたことがあります。文政十?年六月吉日造立。


橋の親柱・日枝大神境内
庚申塔の隣に橋名を刻んだ石柱が二本立っています。右側は「谷間橋」とはっきり読み取れます。古い橋の親柱をここへ集めたのでしょうかね・・・。現在、近くの県道51号線が鳩川を渡っているのですが、その橋が谷間橋です。

途中ですが今回はここまでです。次回は思いがけない施設が登場しますよ。


1896~1909年に設定した今昔マップです。
(今昔マップon the webより)

鳩川の大蛇行は往時も今もあまり変わらないですね。

其の573 三田用水を歩く②・厚木市妻田北2~妻田東2

 「其の572」の続きです。三田用水幹線用水路から支線用水路に入り終点目指して歩いています。

三田用水支線・厚木市妻田北2
前回の写真④上流から分水し妻田北2を流れる支線用水路です。上流側(北方向)を見たところですが、ここはゴミ集積所の南に当たります。一方、三田用水幹線用水路は田んぼ西側を南流しています。

※各画像は、クリックすると拡大します。


三田用水支線用水路・妻田北2
上記地点から下流側(南方向)を見ました。前方はR246・129です。支線用水路は国道を潜ります。


三田用水支線用水路
R246・129南側で顔を出した支線用水路。用水は暗渠に入り南へ流れて行きます。


三田用水支線用水路・厚木市妻田東3
暗渠左側(東側)の田んぼに用水を入れています。ここは西福寺駐車場西側の田んぼです。


厚木市妻田東3 西福寺・タブの木
西福寺境内道路沿いの巨木・楠科タブの木です。珍しいのでパチリ。ここは厚木市妻田東3丁目。


三田用水支線用水路・厚木市妻田東3
反田の信号から西福寺前を通る道沿いに出てきた支線用水路。縁石右側の暗渠が支線用水路です。右側の農地はこれから水を張るのでしょうか。これより下流に田んぼはなかったですね。住宅街が続きます。


三田用水支線用水路・厚木市妻田東3
縁石右側の暗渠をたどって行きます。フタとフタの間から水流が見えます。前方に温室があります。あとで分るのですが温室の西側にも暗渠水路が流れています。昔この辺り一帯が田んぼだった名残ですね。


三田用水支線用水路・妻田東3
住宅街を進んでいきます。所どころグレーチング点検フタがあるので水の流れを確認できます。


三田用水支線用水路・妻田東3
支線用水路は住宅に突き当たりました。


三田用水支線用水路・妻田東3
右折し開渠になりました。幸い西向きの水路に沿って小道が付いています。


三田用水支線用水路・妻田東3
写真⑥ 右折してすぐ、大きな暗渠(排水路と思われます)が南北に走っています。たどってきた支線用水路の水はこの大きな暗渠に音を立てて落ちています。


三田用水支線用水路・妻田東3
暗渠フタの上を南方向へどんどん進んで行きます。


三田用水支線用水路・妻田東3
道路を横断します。面白いものを発見しましたよ! 車止めの間の縁石に注目。


三田用水支線用水路伝田橋跡・妻田東3
下流側から見ました。その昔開渠の用水路だったころ、ここに伝田橋がかかっていました。コンクリートのでっぱりは縁石ではなく橋跡でした。「傳田橋 昭和三十年・・」まではっきり読み取れます。


三田用水支線用水路・妻田東3
伝田橋の先です。道幅目一杯用水路だったことが分りますね。


三田用水支線用水路・幹線用水路合流点 妻田東3
写真⑦ すぐその先で西側を下ってきた用水路と合流します。下流側から見ましたが、右が今たどってきた支線用水路。左は以前探訪した三田用水幹線用水路です。


三田用水・妻田東2
その先路地を抜けると道の真ん中にグレーチングがあります。


三田用水・妻田東2
グレーチングで方向転換し西向きの流れとなります。


干無川に合流する三田用水
その先で干無川に合流する三田用水幹線用水路。ここは厚木市妻田東2です。干無川は下流で小鮎川に合流し、最後は相模川に合流します。
ここより上下流の様子は「其の537干無川源流を訪ねる」で発表しました。


三田用水支線用水路・妻田東3
写真⑥ さて、所期の目的・三田用水支線用水路探訪はこれで達成しましたが、途中出合った暗渠の排水路がどこから流れてきたのか非常に気になります。上流へたどってみました。暗渠は北から真っ直こちらに向かっています。暗渠脇には並行して道路側溝並みの細い用水路が流れています。


三田用水支線用水路・妻田東3
暗渠フタの上をどんどん上流へたどって行くと、先ほど途中で見た温室の西側を通り、西へ曲がり、突き当りを右折し北方向へ歩いて行くと田んぼがありましたよ!「田んぼがあるところに用水路あり」ですね。(^σ^)

暗渠水路の右側に細い用水路が並行して流れています。暗渠水路は田んぼの隅から排水を落とす排水路ですね。細い用水路はずうっと写真⑥まで併走していました。今は暗渠排水路ですが、かつてこの辺一帯が田んぼだったころは用水路として田んぼに水を供給していたのでしょう。


三田用水支線用水路北端の雨水下水路・妻田東3
そのまま上流へたどって行くとR246・129に突き当たりました。ブロックを積んだ微階段がありますよ! R246・129の向こう側からトンネルで潜っているのかな? 念のため暗渠フタやグレーチングの中を確認すると、あら不思議、流れがまったくなく水路は乾いています。アブナイ、アブナイ、すんでのところで騙されるところでした。これは奥の道路面に降った雨を流す雨水下水路の起点ですね。紛らわしいことこの上なし!
それではあの豊かな用水の流れはどこから来たのか? 突き当りの数m手前、東西に走る道路沿いに水が流れるグレーチングを発見。上流(西方向)へたどると下の写真の桝がありました。


三田用水支線用水路・妻田東3
写真⑤ これがその桝です。この桝は写真④の下流の施設で、R246・129を潜り南側へ出てきた三田用水幹線用水路です。以前の探訪記「其の177」でも登場しました。その時は気付かなかったのですが、桝の中を改めて観察すると東側へ分水しています。

これで「其の572」を通じて三つ目の分水施設(写真①、④、⑤)を見つけました。厳密には写真②も東方向に分水可能なので四つ目の分水施設ですね。この桝の下流が写真⑦となります。


おたまじゃくし・厚木市妻田東3
用水路の先、住宅街のはざまに田んぼが残っていましたね・・。中を覗くとしぶとくたくましく生きるオタマがいましたよ! 点のように小さなヤツはアマガエルの子どもかな? 西福寺西の田んぼにて。

これで三田用水支線用水路探訪の旅はおしまいです。
次回も田んぼを歩きます。

今回のスタート妻田北の田んぼの位置(中央十字線)です。


其の572 三田用水を歩く①・厚木市三田~妻田北2

 梅雨入り前の6月6日(木)、厚木市三田から妻田地区にかけての三田用水を歩いてきました。

神奈川中央交通ツインライナー
神奈川中央交通ツインライナー
小田急線本厚木駅近くの厚木バスセンターから宿原入口行きバスで目的地に向かいます。ちょうど発車間際の急行神奈川工科大学行きツインライナーに遭遇。珍しいので思わずカメラを向けました! 後部に全長18m 追い越し注意! 全幅2.55m 軸重11,920kgなどと書いてあります。

かつてこれと同じツイン造りの乗り物が名古屋にも走っていました。市電広小路線(笹島、栄町、覚王山、東山公園)を走る路面電車で稀にこのタイプが走っていましたよ。ツインライナーを見ると名古屋市電をついつい思い出してしまいます。半世紀以上前の話ですみません。

※各画像は、クリックすると拡大します。


厚木市三田の田んぼ
さて、神奈中バスに乗り三田十日市場で降りました。バス停付近から西方向の眺めです。大山を映す田植え直後の田んぼの風景。いよいよ用水路歩きシーズン到来ですね・・・(^σ^)
田んぼに張った水は三田頭首工から始まる三田用水から引いています。


厚木市三田地区の田んぼ
バス停から少し西に入った三田地区の田んぼです。
三田用水は5年前に中津川の三田頭首工から終点の干無川合流点まで歩き「其の176」  「其の177」で発表しました。

その時は三田用水の幹線用水路を歩きましたが、今回は読者の地元ティー!さんお薦めの支線用水路を探訪します。歩き始めの幹線用水路部分は記事がダブります。


厚木市三田土地改良区・土地改良完成記念碑
田んぼの一角に土地改良完成記念碑が立っています。
碑文によると37.2haの区画整理と7.73haの湿田解消のための暗渠排水事業の完成を記念して昭和45年3月31日に厚木市三田土地改良区が建立しました。


三田用水幹線用水路・厚木市三田
土地改良記念碑前を東へ向かう三田用水幹線用水路(以下三田用水)。今回はここから三田用水を下流へ歩き、途中から支線用水路へ入ります。


三田用水幹線用水路
十日市場自治会館前で南へ向きを変えた暗渠の三田用水。


三田用水幹線用水路
写真① 十日市場の信号から市道妻田三田幹線沿いに入り南下する三田用水。中央のグレーチングフタの下は分水桝です。市道を潜り東側の用水路へ分水しています。


三田用水幹線用水路
市道妻田三田幹線沿いを南流する三田用水。角落しで堰上げし田んぼに水を入れています。


三田用水幹線用水路
睦合東中入口信号前まで下ってきました。三田用水はここで市道を東側へ横断します。以前サークルKだったコンビニがファミマに変わっています。


三田用水幹線用水路
写真② 睦合東中入口信号から一筋東側T字路交差点から南方向を見ました。三田用水は暗渠で南へ向かっています。グレーチングフタを覗くと水流の向きを確認できます。

地元ティー!さんお薦めの支線用水路はここより東側を三田用水に並行して南流しているそうです。その起点はここから50mほど東側となっています。グレーチングフタの中を念入りに観察すると東向き(写真向って左側)に開口があり角落板が嵌め込まれ、東方向にも暗渠が伸びています。暗渠水路があっても分水はなく、余水排水用暗渠水路と思われます。


U字溝水路・厚木市妻田北2
写真③ 写真②から東へ50mほど進んだ南側にあった用水路っぽいU字溝。隙間からU字溝の中を覗くと乾いています。溝底ELは三田用水に比べて明らかに高く逆勾配です。U字溝はここを起点とする雨水下水路のようです。


三田用水支線用水路
上記地点から北方向を見るとT字路で道路に沿って用水路がこちらに向かって流れています。ひょとするとこれが三田用水に並行する支線用水路の水源かも知れませんね・・・。


三田用水支線用水路
上記の逆方向、T字路北側から見た用水路下流方向。
流れはどこから来るのか水路を遡ると、先ほど通過した写真①の十日市場信号前の三田用水分水桝でした。つまり三田用水の支線用水路の一つです。


三田用水支線用水路
上記からさらにT字路へ接近。正面のアパート右側が写真③のU字溝のある怪しい水路です。
十日市場信号で分水した用水路は前方道路を横断し東西に通じる暗渠水路に接続されています。そのままU字溝水路に繋がっていれば水源の問題は解消なんですがね・・・。残念ながら逆勾配です。


三田用水支線用水路
気になるのでT字路の暗渠水路を東へたどってみました。グレーチング点検フタの中を覗くと確かに東へ流れています。左奥は睦合東中です。


三田用水支線用水路
水の流れを見たのはカーブを回りきったこの点検フタまでです。用水はどこへ行ったのでしょう。近くの睦合東中前を雨水下水道化した暗渠の蟹渕川が流れているので蟹渕川に接続しているのではないかと思います。


U字溝水路・厚木市妻田北2
支線用水路の水源が見つからないので最後の手段、怪しいU字溝水路を南へたどることにしました。水流があれば迷うことなくこの水路をたどったんですけどね・・・。これは写真③より南のU字溝水路です。雑草除けのシートが張ってあり手入れされています。


U字溝水路・厚木市妻田北2
その先で開渠水路になりました。流れはなく乾いています。


U字溝水路・厚木市妻田北2
景観から推測すると昔の広い用水路を埋立て、U字溝を敷設したのでしょうかね。


U字溝水路・厚木市妻田北2
どんどん進んでいくと行き止まりで立ち往生です。雑草が繁り流末の状況は確認できません。地下の雨水下水管に接続していると思います。


U字溝水路・厚木市妻田北2
仕方がないので逆戻りし、迂回しました。行き止まりの南側は反田の信号西、歩道上のゴミ集積所でした。集積所から見たU字溝水路。


厚木市妻田北2の田んぼ
ゴミ集積所を背に南方向を見ると田んぼが広がり中央に用水路が通り用水が流れています。空のU字溝水路をたどって来たのにこの用水はどこから来たんでしょうかね・・・。U字溝水路は2層構造になっているのでしょうか。謎です。用水路脇電柱の住居表示によるとここは妻田北2-3です。

それともうひとつ、降雨時U字溝を流れてきた雨水はどこへ流れていくんでしょうかね・・・。その昔、現役用水路だったころは眼前の水路に直結していたと思うのですが・・・。


三田用水支線用水路・厚木市妻田北2
ゴミ集積所西側歩道上のグレーチング点検フタに注目!冷静に周りを観察したら疑問はすっかり氷解しましたよ。(^σ^)
グレーチングフタを覗くと、こちらから田んぼ(電柱)の方に向って流れがありました。用水の流れは私の背後の方から来ています。


三田用水幹線用水路・妻田北2
写真④ 田んぼの西側に開渠になったばかりの三田用水(幹線用水路)が流れています。私の背後とはこの用水路です。このすぐ上流の暗渠から分水していたんですね・・・。ここは写真②の下流になります。


反田信号付近
田んぼの東側、反田信号付近です。正面の森の方へ行く道は中津川右岸堤防の延長です。どんどん進むと自然に中津川右岸堤防となります。左側の一段低い道路地下には雨水下水道化した蟹渕川暗渠が流れています。
中津川右岸堤防は蟹渕川の合流によりいわゆる「堤防の不連続・霞堤」になっています。
探訪記は「其の446 中津川の霞堤」

謎のU字溝水路の雨水は近くの蟹渕川暗渠に接続しているのではないかと思います。

今回はここまでです。三田用水幹線用水路2か所から分水し田んぼへ水を送っていることが分りました。次回は田んぼの中央を流れる支線用水路を下流へたどります。

今回のスタート土地改良完成記念碑の位置(十字線)です。


其の571 秩父4ダムを訪ねる④ 二瀬ダム・埼玉県秩父市

 秩父4ダム巡りの四番目、国土交通省管理の二瀬ダムを訪ねました。

二瀬ダム・埼玉県秩父市大滝
前回の滝沢ダムからおよそ25分、二瀬ダムに到着しました。
ここまで秩父4ダムの内3ダムを訪ねましたが、いずれも荒川支川のダムでした。二瀬ダムは荒川本川に築造した重力式アーチダムです。

河川名:荒川水系荒川
位置:埼玉県秩父市大滝
荒川河口からの距離:150km
ダム型式:重力式アーチコンクリートダム

(国土交通省二瀬ダム・秩父湖探索ガイドより)

※各画像は、クリックすると拡大します。

二瀬ダム
接近して眺めると堤体は曲線状であることが分ります。
アーチダムは初めて見るので秩父4ダム巡り四番目で有終の美を飾ることができました・・・。(^σ^♪

最上部4門のゲートは非常用洪水吐(クレストゲート)、中央下部に常用洪水吐(コンジットゲート最大放流量800㎥/秒)が見えます。その左側小さな水色の開口は利水放流設備(最大放流量20㎥/秒)です。また右側非常用洪水吐地下に二瀬発電所(最大使用量7.5㎥/秒)があります。

常用洪水吐の巨大なコンジットゲート設備には「戦艦大和」を建造した呉海軍工廠の流れを汲む技術が今も生かされているそうです。
(国交省二瀬ダム・秩父湖探索ガイドより要旨)


二瀬ダム
二瀬ダム
二瀬ダム
左岸からの眺めです。


二瀬ダム・秩父湖
秩父湖側から見た非常用洪水吐クレストゲート2門。
ゲートは全部で4門。純径間×扉高:10m×7mと巨大です。
最大放流量:1,500㎥/秒  これはもの凄い水量ですよ!
その右側は銘板表示あり選択取水設備です。


二瀬ダム・堤体上の道路
堤体上の道路は歩行者も自由に通行できます。但し大形バスが通るので要注意。


二瀬ダムより秩父湖を望む
ダム堤体天端の非常用洪水吐クレストゲートより秩父湖を望む。


二瀬ダムより荒川下流を望む
ダム堤体天端より荒川下流を望む。眼下に副ダムが見えます。

左岸崖上の黒いビルが国土交通省関東地方整備局・二瀬ダム管理所です。ダムカードはこちらでもらいました。
(配布時間:8:30~17:15)

他の3ダム(浦山ダム、合角ダム、滝沢ダム)で入手したダムカード6枚を窓口で提示するとSpecialダムカードがもらえるので、配布時間帯を気にしながらの走行でした。


二瀬ダムSpecialダムカード(二瀬ダム管理所のオリジナルカード)
二瀬ダムSpecialダムカード(二瀬ダム管理所のオリジナルカード)です。写真は平成7年6月23日にクレストゲートから試験的に放流した時の写真です。
カード右下に赤色のシリーズ番号が印刷してあります。これと全く同じカードは世の中に存在しないという意味ですよ!自慢できるかな・・・。(^σ^)


二瀬ダムダムカード
通常の二瀬ダムダムカードです。 目的記号FNP
洪水調節・かんがい用水・発電

DAM-DATE
所在地:埼玉県秩父市大滝
河川名:荒川水系荒川
ゲート:クレストゲート×4門、コンジットゲート×2門他
堤高・堤頂長:95.0m・288.5m
総貯水容量:2,690万㎥
管理者:国土交通省
本体着工/完成年:1954/1961年

(二瀬ダムダムカードより抜粋)


二瀬ダム天皇陛下御在位三十年記念ダムカード
天皇陛下御在位三十年記念ダムカードです。
この記念カード配布は令和元年5月31日をもって終了しました。

秩父4ダム巡りはこれにて終了です。時間制限があり駆け足でしたが一日で秩父4ダムを巡りました。十分に学べましたね。

二瀬ダムの位置です。


其の570 秩父4ダムを訪ねる③ 滝沢ダム・埼玉県秩父市

 合角ダムに次いで滝沢ダムを訪ねました。
(各画像は、クリックすると拡大します。)

滝沢ダム・埼玉県秩父市
合角ダムからおよそ50分の道程。滝沢ダムが見えてきました。今、走ってきたループ橋(廿六木大橋270m)の一部が下の方に見えます。

滝沢ダム前のループ橋
少し戻って、二つのループ橋の間にある駐車場から見たループ橋(大滝大橋345m)です。
案内板によると上部形式がPC5径間連続ラーメン箱桁橋だそうです。


滝沢ダム・埼玉県秩父市
滝沢ダムの雄姿。荒川水系中津川を堰き止める重力式コンクリートダムです。ダム管理者は水資源機構。
堤高・堤頂長:132m・424m。2008年(平成20年)完成。


滝沢ダム・堤体天端通路
ダム堤体天端の通路。自由に歩けます。


滝沢ダム堤体より下流を望む
堤体天端より中津川下流を望む。ループ橋が見えます。手前が廿六木大橋270m、奥(下流側)は大滝大橋345m、合せて雷電廿六木橋(らいでんとどろきはし)と言います。
崖上の建物はダム管理者水資源機構・滝沢ダム管理所です。ダムカードはこちらの事務所でもらいました。あとで載せますね。


滝沢ダムより奥秩父もみじ湖を望む
ダム堤体天端より奥秩父もみじ湖を望む。
総貯水量:6,300万㎥。


滝沢ダム堤体天端
堤体天端を進むと両側に諸施設が並んでいます。


滝沢ダム非常用洪水吐
下流側を覗くと足がすくむような光景が・・・。これは3門ある非常用洪水吐設備の1門です。常用洪水吐は天端から見えません。
ダム直下に階段またはエレベータで降りられます。そうすれば副ダムや利水放流設備、滝沢発電所など見学可能ですが時間の都合によりあきらめました。


滝沢ダム常用洪水吐
目線を上げるとこんな風に見えます。


滝沢ダムより下流を望む
非常用洪水吐脇から見たループ橋。ダム直下左岸の建屋は利水放流設備。その下流小さな建屋が滝沢発電所?と思われます。左手前に435段の階段も見えますね。


滝沢ダム選択取水搭
その他に取水設備として底部取水ゲート、選択取水ゲート、修理用ゲートあり。この建屋が選択取水塔です。銘板が貼ってあるのでそれと分かりますが天端から現物を見ることはできませんでした。


滝沢ダム・奥秩父もみじ湖
左岸より滝沢ダム・奥秩父もみじ湖を望む。左側の塔が選択取水塔、その右側が常用洪水吐3門です。


滝沢ダムダムカードは2種類もらいました。
滝沢ダムダムカード
滝沢ダムダムカードです。目的記号はFNWP。
・洪水調節(治水)
・既得取水安定化、河川環境の保全
・水道用水(利水)
埼玉県大久保浄水場 3.740㎥/秒 秋ヶ瀬取水堰
東京都朝霞浄水場 0.860㎥/秒 秋ヶ瀬取水堰
・発電

(水資源機構滝沢ダム案内パンフより)


滝沢ダムダムカード・天皇陛下御在位三十年記念
滝沢ダムダムカード・天皇陛下御在位三十年記念。

DAM-DATA
所在地:埼玉県秩父市大滝
河川名:荒川水系中津川
型式:重力式コンクリートダム
堤高・堤頂長:132m・424m
管理者:水資源機構
本体着工/完成年:1999/2008年

(滝沢ダムダムカードより抜粋)


滝沢ダムの位置です。