
俣野堰から歩いて15分位の今飯橋から見た今田遊水地。
3年前に来たときは工事中でした。
境川遊水地は三つの遊水地から成っています。
俣野遊水地(貯留量:15万㎥)、下飯田遊水地(貯留量:57万㎥)、そして最後に完成した今田遊水地(貯留量:32万㎥)です。

今飯橋西、遊水地西南角から見た今田遊水地。3年前とは違い遊水地は完成し機能しています。正面は境川右岸堤防(囲繞堤)、手前は一次池でビオトープとなっています。ビオトープと左側の二次池を分ける堤防は中央越流堤です。

西側外周道路(周囲堤)から見ました。一次池の排水ゲート、中央越流堤、二次池排水ゲート、沈砂池などが見えます。手前の管理用道路は出入口が閉まっていて、一般は通行不可です。

西側外周道路をそのまま進むと対岸の越流堤が見えてきます。境川右岸堤防が一段低くなっています。越流堤の上には橋が架かっています。その名も「今田越流堤橋」。境川右岸堤防は藤沢大和自転車道となっているのでサイクリストがしょっちゅう行き交います。手前の広場(二次池)は現在立入禁止となっています。

実際に洪水が越流する様子です。(今田管理センター展示パネルより)
一度その様子を見たいのですが、まず無理でしょうね・・・。

今田管理センターから見た今田遊水地北方向。横浜市営地下鉄、相鉄いずみ野線が見えます。

遊水地西側の今田遊水地を管理する今田管理センターです。
3年前にはなかった施設です。休憩スペース、トイレ、展示コーナー、駐車場あり。

おしまいに鯖神社の紹介です。今田管理センター玄関の真ん前にある鯖神社参道の鳥居を潜り、坂道を上ったところに鎮座しています。海から離れているのに鯖神社とはなんでしょうかね。

鯖神社由来です。「祭神源義朝が佐馬頭であったことから鯖神社と称する」だそうです。

鯖神社境内の広場が遊水池になっています。広大な今田遊水地を見学したあと、すぐ近くでミニ遊水池(貯留量:22.9㎥)を発見しましたよ!(^σ^)
このあと地下に潜った横浜市営地下鉄、相鉄いずみ野線の地上部(台地へ上る坂道)を歩き小田急湘南台駅へ向かいました。先日見学した古淵の露頭付近とよく似た地形(境川右岸側が台地)なので、この辺りは相模原台地の延長なんでしょうね・・・。
なお、この日は岐阜県揖斐川町で今夏最高の39.3度を記録した日です。翌日の読売朝刊一面トップ記事を記念に貼っておきます。一週間後の23日には埼玉県熊谷市で史上最高41.4度を記録しました。

3年前の探訪記はこちらです。
「其の229 境川遊水地を訪ねる」 (2015/07投稿)
今田遊水地(中央十字線)の位置です。
(地理院地図陰影起伏図より)情報ボタンで一般図に切替え可能です。
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