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横浜水道みちを行く

横浜水道みちの事なら何でも知りたがり屋の管理人がその取水源を探訪します。

其の392 鶴見川多目的遊水地を見学しました・横浜市港北区

 5月20日(土)晴れ、神奈川県河川課主催「河川施設見学会」に参加し、鶴見川の遊水地三か所を巡りました。その内、川和遊水地と恩廻公園調節池は「其の390、391」で発表しました。
鶴見川多目的遊水地はとにかくデカイという印象です。広すぎるので28日(日)に再訪し見学当日に見きれなかったところを歩いてきました。

国交省鶴見川流域センター
鶴見川多目的遊水地を管理する国土交通省 関東地方整備局 京浜河川事務所 鶴見川流域センターです。遊水地周囲堤の一角にあります。鶴見川多目的遊水地は平成6年着工、平成15年6月に運用開始されました。
広大さを示すため貯留量の比較です。
●川和遊水地・・・・・・・12万㎥ (川和車両基地地下)
●恩廻公園調節池・・・・・11万㎥ (鶴見川旧河道地下トンネル)
●鶴見川多目的遊水地・・・390万㎥ (地上施設)

鶴見川多目的遊水地
鶴見川流域センターから見た鶴見川多目的遊水地(以下遊水地)の一部。右側堤防は遊水地周囲堤(遊水地を取り囲む堤防)です。前方の日産スタジアムは遊水地内に建っています。遊水地内にスタジアムとは・・・見学して初めて知りました。

鶴見川多目的遊水地
同地点に洪水が流入するとこんな風になります。
平成26年10月 台風18号で貯留した遊水地。
貯留量は153.6万㎥。(計画貯留量の39%を溜めました)
国土交通省パンフ「鶴見川多目的遊水地」より

鶴見川多目的遊水地
遊水地内には日産スタジアムのほか野球場、公園、医療機関など多目的に利用されています。高架式の道路も通じています。

鶴見川多目的遊水地・水位表示
日産スタジアムの水位表示。
過去最大水位5.90m(平成26年10月6日)
計画最高水位8.57m。上部に表示の水位です。

鶴見川多目的遊水地・日産スタジアム
日産スタジアムは洪水が流入しても浸水しないピロティ方式(高床式)が採用されています。

鶴見川多目的遊水地・越流堤
これは鶴見川右岸の越流堤です。周りの堤防より低くなっています。鶴見川が洪水になるとここから越流し遊水地に流れ込みます。

亀甲橋から見た鶴見川の上流
これは遊水地内に架かる亀甲橋から見た鶴見川の上流、西方向です。右岸の薄茶色の堤防が遊水地との境の堤防で囲繞堤(いぎょうてい)と言います。

鶴見川多目的遊水地・囲繞堤(いぎょうてい)
亀甲橋より囲繞堤を見ました。左側が遊水地減勢池。右側が鶴見川。減勢池とは越流堤から流入した水の流れの勢いを減少させるエリアです。

鶴見川多目的遊水地・越流堤
亀甲橋より囲繞堤上流部を見ました。囲繞堤の一部区間が低くなっています。この部分が越流堤です。こちら側から観察した方が越流堤らしさがよく分かります。

鶴見川多目的遊水地
越流堤から洪水が流れ込むと、人々が今楽しんでいるこの辺りも水に浸かることになります。中央にゲートがあります。遊水地に溜まった水を洪水が治まった後、減勢池に排水するためのゲートと思われます。

鶴見川多目的遊水地
上記の南側です。遊水地内に高架式の道路が走っています。電波塔の下が鶴見川流域センターです。

鶴見川多目的遊水地・排水門
亀甲橋下流の排水門。貯留した水を鶴見川に排水するための施設です。

鶴見川多目的遊水地・排水門
排水門のアップです。ゲートは閉じています。

鶴見川多目的遊水地・排水門
鶴見川左岸から見た排水門です。

新横浜大橋より鶴見川下流を望む
亀甲橋下流の新横浜大橋より鶴見川下流、東方向を望む。ここからは見えませんがすぐ下流で鶴見川は北向きに大蛇行しています。後掲の地図を見れば一目瞭然ですがほぼ直角に蛇行しています。洪水が流下しにくいので大昔からこの辺りは浸水しやすいところだったことが窺われます。

国交省亀の子橋水位流量観測所
左岸堤防天端を歩きましたが国土交通省京浜河川事務所の「亀の子橋水位流量観測所」がありました。

鶴見川河川標識
鶴見川の河川標識です。ここは河口から14.0km地点です。

鶴見川流域センター
おしまいに鶴見川流域センター内の様子です。鶴見川の治水対策パネル展示、鶴見川に生息する魚の水槽展示、たらいの中の触れるザリガニやカニなど鶴見川について遊びながら学べるようになっています。

鶴見川多目的遊水地 鶴見川流域センターの位置です。
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其の391 恩廻公園調節池を見学しました・川崎市麻生区

 5月20日(土)晴れ、神奈川県河川課主催「河川施設のバス見学会」に参加し、鶴見川の治水施設(遊水地)を巡りました。今回は恩廻公園調節池を取り上げます。普段見られない巨大地下トンネル調節池の中に入ってきました。

恩廻公園調節池
鶴見川右岸に設置された恩廻公園調節池です。
左側階段状の堤防が越流堤。広場石垣上の建物は管理棟です。調節池本体は恩廻公園地下約41.5m(土被約25m)にあり、ここからは見えません。

恩廻公園調節池・越流堤
越流堤天端より鶴見川下流を望む。越流堤は上下流堤防や対岸の堤防より低くなっているので洪水はここから広場(取水庭)に流れ込みます。

恩廻公園調節池・越流堤
管理棟側から見た越流堤。手前の柵は流木など大形ゴミ除けスクリーン。この右に流入水路入口があります。

恩廻公園調節池・除塵機
流入水路入口の除塵機。除塵機のスクリーンを通った洪水は管理棟内の流入立坑から地下に落下し巨大トンネル形式の調節池に貯留されます。

恩廻公園調節池・地下へ通じる階段
地下41.5mの本坑(調節池)へ入るためBF7階まで階段で降りました。

恩廻公園調節池・地下の流入立坑入口
BF7階、潜水艦の隔壁扉のような水密扉から流入立坑地下に入ります。

恩廻公園調節池・地下の流入立坑
入ったところが流入立坑の最も低いところで、足元の池に水が溜まっています。見上げると左上部に円形開口があります。地上の除塵機を通過した洪水は円形開口から渦を巻いて落下するそうです。右上紫色の開口は本坑(調節池)への水路です。

恩廻公園調節池・地下の流入立坑とリフト
下の黄色の設備はリフトです。清掃用車両を運搬する設備です。

恩廻公園調節池・地下の流入立坑から本坑への水路
流入立坑から本坑への水路です。上記の紫色の水路は上部にあるので、この水路と合わせ2水路になっています。

恩廻公園調節池・本坑内
本坑に入り、通ったトンネルを振り返りました。上下2水路になっています。

恩廻公園調節池・本坑内部
本坑(調節池)内の様子。この辺りはAトンネルと言い高さ16.5m×幅15.4mもあります。奥の方はBトンネルと言い高さ11.4m×幅14.3m。ABトンネル合せて延長約600mあります。貯留容量は11万㎥。

恩廻公園調節池・本坑内部
さらに奥の方の様子。トンネル内壁が分かるように豆ランプが点滅しています。
トンネル上部地上は蛇行する鶴見川旧河道を整備した恩廻公園です。鶴見川旧河道は都県境(東京都町田市・神奈川県川崎市)なので恩廻公園調節地は都県にまたがった施設です。

恩廻公園調節池BF7階・主排水ポンプ系統の配管
帰りはエレベーターで地上へ戻りました。BF7階エレベーター前の配管。「主排水ポンプ系統」と表示あり。鶴見川の洪水が治まった後、調節池内貯留水を鶴見川へ戻す主排水ポンプ系統の配管です。

恩廻公園調節池
おしまいに越流堤下流のポンプ排水放流口です。
「其の227 鶴見川のゴム堰と恩廻公園調節池を訪ねる」より。
恩廻公園調節池は2年前に鶴見川を歩いて偶然見つけた施設です。その時は調節池内を見ることができず残念な思いをしたのですがこの度の見学会に参加し夢が実現しました。良かったです・・・。(^σ^)/

管理人は昨秋、東京の「神田川・環状七号線地下調節池」(貯留量54万㎥)の中に入り仕組みや構造を見学しました。仕組みが恩廻公園調節池とそっくり同じです。
「其の339 環七の巨大地下空間を訪ねる・東京都杉並区」で発表しました。興味がある方はご覧ください。

参考資料:神奈川県発行パンフ「恩廻公園調節池」

恩廻公園調節池管理棟の位置です。


其の390 鶴見川の川和遊水地を見学しました・横浜市都筑区

 5月20日(土)晴れ、神奈川県河川課主催の「河川施設のバス見学会」に参加し、鶴見川の治水施設(遊水地)三か所を巡りました。今回はその内の川和遊水地を取り上げます。普段見られない遊水地の中に入りその仕組みを見学しました。

川和遊水地・進入路入口ゲート
幅4mの進入路(地下の遊水地に通じる維持管理用通路)入口ゲートです。遊水地内に溜まった洪水はここまで達するそうです。こちら側に90度回しゲートを閉じ道路に洪水が溢れ出ないようにするそうです。

川和遊水地・進入路
川和遊水地管理棟前で概要説明を受けた後、早速地下にある遊水地内部に向います。水路のようなスロープ(幅4mの進入路)を下ります。

川和遊水地
遊水地内部直前です。

川和遊水地
地下の遊水地です。あちこちに水溜りがあります。排水しきれなかった残り水と思われます。天井までの高さは6~6.5mあります。天井の上は横浜市営地下鉄の川和車両基地です。

川和遊水地
壁に水位目盛りが刻んであり、最高水位は5.46mとあります。

川和遊水地・排水口
足下を見ると1m角位の開口があります。溜めた水の排水口です。洪水が治まり鶴見川の水位が下がってから自然流下で排水します。

川和遊水地
コンクリート柱の「上流←350m、下流→50m」表示。
コンクリート柱は1.2m角。人工地盤主柱といい全部で216本あります。
川和遊水地の規模は
貯水容量:12万㎥ 面積2.6ha
事業期間:平成14年度~平成19年度 
事業費:139億円
  (神奈川県:川和遊水地パンフより)

川和遊水地・越流堤
上流部の越流堤内部です。洪水になると高さ4.5m、長さ30mの越流堤を越えて濁流が入ってきます。越流堤と遊水地の間にΦ300の棒が26本立っています。スクリーンと言い流木などの大形ごみ流入を除けるためのものです。

川和遊水地・越流堤
スクリーンの間から見た越流堤。スクリーンと越流堤の間は池になっています。ワンクッションおいて流れ込むようになっています。上は道路です。


以下の画像は別の日に撮影した表から見た川和遊水地です。

精進橋より鶴見川下流を望む
精進橋より鶴見川下流を望む。左岸に越流堤が見えます。

川和遊水地・越流堤
鶴見川右岸から見た越流堤。水位観測カメラやスクリーンも見えます。

横浜市営地下鉄川和車両基地
川和遊水地上の横浜市営地下鉄川和車両基地。

川和遊水地
2階建ての建物は川和遊水地管理棟(神奈川県横浜川崎治水事務所)。管理棟右の水色は進入路入口ゲートです。左側水色の水門は排水樋管ゲートです。

川和遊水地・排水樋管ゲート
おしまいに排水樋管ゲートのアップです。

次回は同日見学した恩廻公園調節池を取り上げます。

川和遊水地管理棟の位置です。

其の389 昭和用水田村支線(田村用水)を歩く・厚木市、平塚市

 5月18日(木)曇り、昭和用水田村支線がこの日に通水と聞き早速行ってきました。この用水路は下流で歌川分流排水路となり最後は相模川に合流しています。昨年11月、歌川分流排水路を歩いたので上流部の田村支線(田村用水)がどこを流れるか気になっていました。

新八木間橋の昭和用水余水吐
恩曽川左岸へ放流中の昭和用水(幹線用水路)の余水吐。ここは厚木市船子 新八木間橋下流です。

昭和用水・新八木間橋下流
余水吐の先、恩曽川左岸沿いに流下する昭和用水(幹線用水路)。

玉川・恩曽川合流
玉川(右側)に合流する恩曽川(左側)です。昭和用水は合流直後の玉川の川底を伏越(ふせこし・サイフォンとも言う)で右岸に渡ります。右側の大きな建物(神奈川食肉センター)の北側に伏越の吐口があります。

昭和用水玉川伏越吐口
玉川右岸の伏越吐口です。5年ぶりにやってきました。懐かしいですね・・・。手前のコンクリート板の下で吹き上がっています。奥(西方向)へ向かうのが昭和用水(幹線用水路)で5年前に終点まで探訪しました。
昭和用水は中津川の昭和用水頭首工が起点です。5年前に投稿した参考記事です。
其の32 昭和用水探索② (2012/08投稿)
其の31 昭和用水探索① (2012/08投稿)

左側の水門は平塚市の大神、田村へ向かう支線の分水ゲートです。支線はまだ歩いたことがありません。

昭和用水田村支川分水ゲート
分水ゲートから下流を見ました。流れがあります。支線用水路は予定通り今日18日に通水したばかりです。農作業に合わせて順次通水しているようです。神奈川食肉センター、小田厚道路の地下をトンネルで抜けます。今日はこの昭和用水の支線(以下田村支線)を終点まで歩きます。
田村用水の碑や案内板などによると昭和用水は元々田村用水(田村堀とも)呼ばれ、室町時代にすでに開削された歴史ある用水路です。厚木消防署付近に立つ碑から引用します。
田村用水の碑  
室町時代に灌漑用に造られた用水路で小鮎川より水を取り入れて厚木-岡田-酒井-戸田-大神-田村に流れていたため「田村用水」と呼んだが、通称「田村堀」として知られている。その後昭和初年に改修され「昭和用水」となる。   (碑文より)

昭和用水・田村支線
小田厚道路を抜け開渠となり玉川右岸沿いを南へ向かう田村支線。

昭和用水・田村支線
南下する田村支線。左前方の橋は玉川に架かる新宿橋です。

玉川新宿橋の双体道祖神
新宿橋たもとの双体道祖神。仲睦まじく可愛らしい神様です。銘板に「道祖神移転記念 平成18年1月14日」。画像をクリックすると拡大します。

屯原橋西を流れる田村支線
玉川の屯原橋西を流れる田村支線。上流を望む。

昭和用水・田村支線の取水施設
その先の今日初めて見る用水の取水施設です。左側が転倒堰ゲートの巻上機(開閉機)、右側が機器操作盤。

昭和用水・田村支線の取水施設銘板
機器銘板によると「1号堰ゲート巻上機」とあります。下流にも多数あり全部で10か所くらいあったと思います。

昭和用水・田村支線暗渠
その先で暗渠になりました。前方はR129を潜るトンネル。

昭和用水・田村支線
R129を潜り開渠になった田村支線。雲行きがおかしくなりました。R129東側に沿って歌川分流排水路が南へ流れています。その始まりはこの辺りと想像したのですが見当たらなかったですね。田村支線と歌川分流排水路との接点はありません。もう少し南の方から始まっているかもしれません。

昭和用水・田村支線
八王子街道、愛坪バス停付近で暗渠になった田村支線。しばらく暗渠が続くので地図から消えます。

昭和用水・田村支線
愛川中学前を流れる田村支線暗渠。

昭和用水・田村支線
交差する県道22号線を渡りました。突然の雷雨で路面が濡れています。

昭和用水・田村支線取水施設
取水施設です。機器工事銘板によると「5号堰ゲート巻上機」。

昭和用水・田村支線取水施設
開渠に戻った田村支線。取水堰は倒伏したままです。

昭和用水・田村支線・厚木市戸田
左右両岸が田んぼ地帯です。ここは厚木市戸田中戸田。

昭和用水・田村支線
平塚市大神に入りました。水路沿いの道路は車両通行止めです。

昭和用水・田村支線
田村支線右岸沿いの道路を進みます。

昭和用水・田村支線
右岸で分水し二本の用水路が並行して流れています。

昭和用水・田村支線
暗渠上の道路を進む。

昭和用水・田村支線取水施設
暗渠に設けた取水施設。グレーチング・鉄板点検フタの下に転倒堰と堰巻上機が納まっています。

昭和用水・田村支線
R129交差点まで来ました。交差点からたどって来た暗渠を振り返りました。この地点でR129東側沿いに流れてきた歌川分流排水路に合流しています。

歌川分流排水路
交差点より歌川分流排水路上流を望む。上流は昨秋歩きました。田村支線右岸一帯の田んぼは田村支線から用水を引き田んぼを潤した後、西側を流れる歌川分流排水路へ排水しているものと思われます。

昭和用水・田村支線取水施設
R129を横断し南下する田村支線。眼前に取水施設があります。先ほど見たのと同じ形状です。前方は新幹線です。
新幹線を潜ると右手に神田幼稚園があります。神田幼稚園北側に同様の取水施設があり右岸側の田んぼに用水を送っています。これが田村支線最後の取水施設です。「其の340」で触れました。

神田暗渠排水完成記念碑
神田幼稚園前の「神田暗渠排水完成記念碑」。昭和32年に建てられました。
これより下流に取水施設はなく深い開渠排水路(歌川分流排水路)になります。事実上の昭和用水田村支線の終点です。ここから相模川合流点まではその「其の340 歌川分流排水路を歩く・・」で発表しました。今日の探訪で神田幼稚園付近の歌川分流排水路には昭和用水田村支線の余水排水も流入していることが分かりました。

田村用水の案内板
神田幼稚園南の田村けやき公園に田村用水と六兵衛土手の案内板が立っているので紹介します。画像をクリックすると拡大します。
田村けやき公園の東側を流れている暗渠排水はかつて田村用水(田村堀)と呼ばれていました。小鮎川から水を引き、江戸時代には岡田村・戸田村(厚木市)と大神村・田村(横内も含む)の四か村で使用されていました。江戸時代前期にはすでに開削されており、江戸時代を通じて様々な水争いが起きています。

今日のスタート昭和用水玉川伏越吐口の位置です。

其の388 道保川源流を訪ねる③・相模原市南区、中央区

 前回「其の387」の続きで、その最終回です。5月3日(水)晴れの日に探訪しました。

暗渠の道保川・相模原市南区下溝
ワサビ田上流、暗渠の道保川。これは暗渠の出口です。

道保川・宮古橋下流
暗渠上流の道保川。深い排水路のような川です。ここは相模原市南区下溝古山、宮古橋下流です。

道保川・下溝袋沢雨水調整池
宮古橋上流の遊水池。右岸に遊水池排水口が見えます。相模原市が整備した「下溝袋沢雨水調整池」です。地元の人の話ではこの付近で毎年ホタルが飛び交うそうです。

道保川・一関橋付近の田んぼ
一関橋付近、今日の歩きで初めて見る田んぼです。道保川と相模原段丘崖に挟まれた谷間にあります。用水はたぶん湧水を利用しているのでしょうね・・・。

道保川・道保川公園南
その上流です。道保川公園へ向かう市道と相模原段丘崖の間は原野です。道保川は市道寄りを流れています。

道保川公園
市道道保川公園信号を渡った右側が道保川公園です。これは道保川を堰き止めた池です。南側の原野とは対照的な風景です。
昔(20~30年前)、この池はカワセミの撮影スポットで愛好家が撮影した額縁入りの写真が管理事務所の壁にかけてありました。今はどうでしょうか?
なお、案内板によると「道保川公園のせせらぎと野鳥の声」が「日本の音風景100選」に認定されているそうです。

道保川公園南端のトンネル入口
池の南端、道路下を横断するトンネル入り口です。トンネルを抜けると原野になります。

道保川公園内を流れる道保川
道保川公園一の橋より道保川上流を望む。

道保川公園
公園の東側、相模原段丘崖の縁から湧き出す湧水を集めた湿地帯。道保川源流の一つです。

道保川公園内を流れる道保川
公園内を流れる道保川。園内北側で流れが細くなってきました。

道保川・丸崎入口付近
道保川公園の北端(丸崎入口)近くの道保川。道保川公園沿い市道から見ましたが、ヒューム管から出た水が公園内を流れています。これを源流としても良いのですが、公園外の源流を追いかけました。

道保川公園西側の市道
道保川公園丸崎入口付近の市道です。市道右側が道保川公園。前方は丸崎の信号からJR相模線上溝駅に至ります。
ヒューム管は左側工事用黄色い衝立の方から市道を潜り公園内に入っています。

道保川・道保川公園丸崎入口付近
黄色い衝立から上流を見ました。道保川の流れがあります。

道保川源流
流れをたどりました。こんこんと?湧き出すこれが道保川源流です。道保川は相模原段丘崖からの湧水を集めた川なので厳密には源流の一つです。見つけたこの源流は道保川最北端にあり、且つ目視可能なので私的にはそれなりに価値ある源流と思っています。今年3月に目久尻川源流を探訪しましたが、流れを見られない源流でした。

道保川源流
源流から下流を見ました。黄色の衝立からそれほど離れていません。
道保川の延長は公称3.7kmと言われています。地図上で河口からここまでの延長を測ると約4.56kmでした。

今回のスタート道保川暗渠出口の位置です。

其の387 道保川源流を訪ねる②・相模原市南区

 前回「其の386」の続きです。5月3日(水)晴れの日に探訪しました。

フィッシングパーク跡
県道52号線交差点付近から見たフィッシングパーク跡地。
道保川は左側森沿いに流れています。

道保川・横浜水道みち堂山橋
その上流、横浜水道みち堂山橋です。トロッコの看板が見えます。

堂山橋のトロッコの看板
道志川系統横浜水道みちに立てられたトロッコの看板。 「三井用水取入所からここまで17.5km電気溶接水管橋跡(日本初)」
トロッコの看板は水道みち全26か所に立っています。右欄サイドバーリンク「横浜水道創設水道導水路」、 「其の15」。

神奈川県内水面種苗生産施設

神奈川県内水面種苗生産施設
道保川沿いの低地にこんな施設がありました。スレート葺きの工場のような大きな建物もあります。これは何でしょうかね。写真奥の森は相模原段丘崖です。道保川は段丘崖の縁に沿って流れています。

神奈川県内水面種苗生産施設・道保川のゲート
道保川にゲートを設置し取水しているみたいです。北側市道沿いに正門があり「神奈川県内水面種苗生産施設」の表札が。鮎人工種苗生産施設でした。こんな施設があるとは・・・今日歩いて初めて知りました。勉強になります。

道保川の蛍案内板
上中丸の信号を過ぎ進んで行くと道保川沿いにこんな標識が立っていました。一見すると交通標識風です。「相模原の環境を良くする会」が立てた案内板でホタルが描かれています。矢印の方へ進みます。

東沢(道保川)の案内碑
奥へ進むと東沢(道保川)の案内碑が立っています。
「この道保川は一の沢(鳩川)、中の沢(姥川)の東にある川なので「東沢(ひがしさわ)」と呼ばれていました。「三の沢」ともいわれています。」(案内碑より)

道保川
道保川に木造の橋が架かっています。東側の段丘崖の方から支流が流れ込んでいます。ホタルの乱舞が見られそうなところです。

相模原段丘崖からの湧水の流れ
支流をたどりました。崖から流れ出す一筋の流れ。道保川源流の一つです。「相武台歴史同好会」さんの調査によると、この辺り一帯でかつて湧水を利用したワサビ栽培が行われていたそうです。栽培は幕末に始まったと伝えられ、戦後とくに盛んに栽培され、この奥では今も栽培しているように見えました。

道保川の歌碑・相模原市南区下溝
ワサビ田に通じる森の道沿いに歌碑がひっそりとありました。
「はじめての駅におり立ち砂白き道に曲がれば心安らぐ 
座間愛子」


道保川支流・宮川
こちらは木造橋の上流で道保川に合流する宮川です。「相武台歴史同好会」さんの調査によると、湧水を利用したクレソンが栽培されているそうです。

マムシ(どくへび)にごちゅうい!看板
拙ブログによく登場するマムシ(どくへび)にごちゅうい!の看板。宇賀神みたいにとぐろを巻いています。これから暑くなると出てくるのでしょうね。水辺を歩くとあちこちで注意看板を見かけますが実際にマムちゃんに出合ったことは一度もありません。
青ちゃんには良く合いますけどね・・・。愛川町の仙台下用水路でヤマカガシに一度だけ遭遇しました。茶色と黒色の斑が気持ち悪かったですね・・・。

道保川の糸トンボ
道保川の糸トンボ
今回の探訪記念です。普段あまり見ることのない糸トンボです。東沢(道保川)の案内碑付近で撮りました。画像をクリックすると拡大します。

この続きは次回発表します。次回は源流に到達します。

参考資料
「相武台歴史同好会 三十周年誌」 平成22年12月発行

今回のスタート、フィッシングパーク跡地の位置です。


其の386 道保川源流を訪ねる①・相模原市南区

 JR相模線下溝駅付近で相模川水系の一級河川道保川が鳩川分水路を経て相模川に合流しています。5月3日(水)晴れ、道保川河口から源流まで探訪しました。延長3.7kmほどの小さな川ですが源流は意外なところにありました。いつものようにてくてく気楽な一人旅です。3回に分け発表します。

新三段の滝橋
鳩川分水路に架かる橋、新三段の滝橋です。1994年(平成6年)3月に相模原市が架けた3弦トラス橋です。

新三段の滝橋より相模川を望む
新三段の滝橋から相模川上流を望む。

鳩川分水路・新三段の滝
新三段の滝橋から鳩川分水路を望む。大昔に相模川が作った河岸段丘崖(田名原段丘崖)を落下する新三段の滝。相模川は神奈川県が管理する一級河川ですが鳩川分水路も一級河川です。

鳩川分水路
田名原段丘面に上がり、大下橋から見た鳩川分水路。左の広い川が鳩川で、少し上流で姥川を合せています。中央右側が今日歩く道保川です。右端は雨水下水道の出口と思われます。

道保川河口
中央階段状の川が道保川です。あれっ!? 水が流れていないですね・・・。

道保川
道保川
上流の泉橋まで来てその訳が分かりました。転倒堰で流れを堰き止め、左岸のゲートからそっくり横取りしています。農業用水路でしょうかね。

道保川左岸の開口
どこへ流れて行くのでしょう。下流へたどると道保川左岸の護岸に開口があり、ごぼごぼと水の流れる音が聞こえてきます。
水流も見えます。これは用水路の余水吐ですね。用水を取り過ぎた時に鳩川分水路へ流すようにしています。

道保川から取水した用水路
護岸開口部の上へ行くと鉄板敷き点検口があり、南へ向きを変えた用水路がありました。

道保川から取水した用水路
用水路を200mほどたどるとコンクリート桝の中に流れ込んでいます。

道保川から取水した用水路が鳩川に合流
右から左へ流れるのは鳩川分水路南から新たに始まった鳩川です。用水路はコンクリート桝で右折し鳩川に合流しています(青色矢印)。
鳩川分水路南の鳩川の源流はなんと道保川でした!
鳩川分水路より上流の鳩川は全て分水路に流入しているので分水路南の鳩川に流れはないはずですがわずかに流れがあります。道保川の流末を加え鳩川分水路南の鳩川の流れを作っています。
鳩川分水路南の鳩川源流については、今回のテーマではないので詳しく触れませんが鳩川源流河口をいずれ探訪するのでその際に究明したいと思います。

道保川から取水した用水路付近の風景
コンクリート桝付近から南を見ました。左側がコンクリート桝、右側に鳩川が流れています。道保川から引いた水の一部はコンクリート桝から直進しどこかの田んぼへ向かっているかも知れませんね。

道保川・泉橋上流
さて道草をしましたが、道保川に戻ります。泉橋上流右岸から見た道保川です。

道保川
高水敷に設けた遊歩道を歩きます。藤の花が盛りでした。

道保川の蛇籠護岸
左岸は蛇籠護岸です。

道保川
生き物と人に配慮した傾斜護岸です。道保川の水に親しめます。

道保川・玉石護岸とブロック護岸
左岸はブロック、右岸は玉石護岸です。玉石の隙間をセメントで固めてないので生き物にとっては好環境でしょうね。湧水も流入し易いと思います。左岸側の森は大昔に相模川が作った河岸段丘崖(相模原段丘崖)です。

道保川・松原橋水位観測局
厚木土木事務所津久井治水センター松原橋水位観測局です。水位データは右欄サイド―バー「神奈川県雨量水位情報」で見られます。
道保川は神奈川県が管理する一級河川です。(古山暗渠上流端から鳩川合流点まで、一部相模原市管理)

道保川・大正橋上流
大正坂橋上流では左岸に崖の森が迫っています。崖の上は相模横山台地(相模原段丘面)で道保川は相模原段丘崖の縁に沿って流れています。

道保川・木造人道橋
道保川に架かる木造の人道橋。崖の上下を行き交いする生活道路ですね。段丘崖の上に麻溝公園競技場があります。

道保川
段丘崖の縁を流れる道保川。左岸は自然のままです。

道保川・相模原市南区麻溝
左岸で護岸改修工事を行っていました。蛇籠護岸は段丘崖からの湧水を受け入れ易いですね。

県道52号線下原信号付近の道路標識
県道52号線手前の道路標識。上溝、道保川公園方面へ向かって歩いています。旧フィッシングパーク手前まで来ました。

途中ですが次回「其の387」へ続きます。

道保川河口の位置です。

其の385 牧野取水堰を訪ねる・相模原市緑区

 4月28日(金)晴れ、前回「其の384」で発表の道志第一・第三発電所を訪ねたあと、道志第三発電所の牧野取水堰を見に行きました。

県道517号線梁瀬橋バス停
牧野取水堰は県道517号線梁瀬橋バス停前から階段を下りたところにあります。

秋山川・牧野取水堰
梁瀬橋バス停前から牧野取水堰が見えます。相模川水系一級河川秋山川を堰き止めています。

秋山川・牧野取水堰
右岸取水です。固定堰、可動堰、導水路、除塵機などが見えます。左岸には魚道が見えます。

秋山川・牧野取水堰魚道
左岸の緩やかで長い魚道です。

秋山川・牧野取水堰
階段下のフェンス前から見ました。これ以上近づけません。只今取水中です。取り入れた用水が白く泡立っています。私の足元、地下の導水路を通り前回見た道志第三発電所の上水槽に流れて行きます。

道志第三発電所・牧野取水堰案内板
フェンスに掲示の牧野取水堰の案内板です。
道志第三発電所 牧野取水堰
連絡先 神奈川県企業庁 相模川水系ダム管理事務所


牧野取水堰注意看板
フェンスに沿って急な階段を下るとこんな注意看板が。

秋山川・牧野取水堰
注意看板付近から牧野取水堰を見ました。きれいな水溜りがあり水遊びがしたくなります。しかし注意看板にあるようにここは危険です。
発電所が急に運転を停止する(発電所の水車入口弁が閉じられる)と、行き場を失った用水が導水路から溢れ出ると思います。左側導水路上部に窓が三つあります。私の推測ですが最初にこの窓から溢れ出ると思います。ゆえにこの場所は危険です。

秋山川・牧野取水堰導水路
上記三つの窓の内側です。導水路左岸が越流堰になっています。農業用水路で見かける余水吐と同様な施設と思います。
右手前の緑色の操作台(ゲート開閉器)は何のためにあるのでしょう?

秋山川・牧野取水堰
三つの窓の下流側、低い位置に四角い開口があります。緑色ゲート開閉器はこの上辺りにあります。

秋山川・牧野取水堰土砂吐
中を覗くと水一滴漏れていません。ゲートで完璧に遮断されています。これは土砂吐施設ですね・・・。農業用水取水施設と同じように、緑色のゲート開閉器でゲートを開けることにより、水と一緒に溜まった土砂を一気に吐き出す設備だと思います。電動式なので城山発電所2F発電総合制御所で遠隔操作を行っているかも知れませんね・・・。

おしまいに牧野取水堰の概要を記します。
型式:重力式コンクリートダム
高さ:5.8m
長さ:32.7m
完成年月日:昭和57年3月30日
河川名:一級河川 相模川水系秋山川
取水量:2.40㎥/秒
このダムは廃止された東京電力発電所の取水口や導水設備を再整備することにより低コスト化を図りました。昭和57年に改築。

(神奈川県企業庁パンフ「神奈川県営電気事業」より。河川名、取水量は掲示の水利使用標識より。)
なお同パンフには「牧野取水ダム」とあります。施設名の変更をしたものと思われます。

今回の探訪で神奈川県営発電所全12か所中11の発電所を巡ったことになります。残るは箱根の早川発電所と品ノ木取水ダムです。いずれ探訪したいと思います。

牧野取水堰の位置です。

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其の384 道志第一、第三発電所を訪ねる・相模原市緑区

 前回の「其の383」に続いて神奈川県営発電所を探訪しました。4月28日(金)晴れ、二つの発電所は道志第二発電所のもっと奥地にあるため車で出かけました。

道志ダム
途中、関連施設の神奈川県営道志ダムを通りました。

道志ダム
ダム堤体に県道76号線が走っています。車に注意しながら自由に見学できます。

道志ダムより下流を望む
道志ダムより下流を望む。河川維持水として0.4㎥/秒を左岸から放流しています。前回見たように道志第二発電所の2.0㎥/秒(横浜水道向け責任放流)と合せ2.4㎥/秒を放流しています。

奥相模湖(道志調整池)
道志ダムより道志調整池(奥相模湖)を望む。今日探訪する道志第一発電所はここで貯めた水を利用しています。

道志第一発電所に関係するので神奈川県企業庁現地案内板より引用します。

◎道志ダムのおいたち
「相模川河水統制第2次増強事業」により昭和28年12月着工、昭和30年5月に竣工。
●相模川河水統制第2次増強事業
この事業は、神奈川県の電力及び水道用水の需要増に対応するため、道志川の一部の水を相模湖に流入(流域変更)させ、発電等の水利用の効率化を図る目的で実施された事業です。
◎道志ダムの発電所
道志ダム建設に伴い二つの発電所が新設されました。
「道志第一発電所」は、道志ダムに貯えた水を利用してピーク発電を行い、利用した水は流域変更しています。最大使用水量9.0㎥/秒。
「道志第二発電所」は、ダムから下流への必要水量(責任放流量)を利用して発電しています。最大使用水量2.0㎥/秒。
◎宮ヶ瀬ダムへの水の供給
道志ダムの水は延長約8kmの道志導水路を通して宮ヶ瀬ダムに送ることができます。これにより宮ヶ瀬ダムの貯留効果を高めるとともに、相模川上流ダム群を一体的に運用することで、水資源の有効活用を図っています。


道志第一発電所水圧鉄管
県道76号線を北上し517号線から脇道に入り発電所近くまで来ました。まず目に入ったのが山から下る水圧鉄管です。道志ダムで取水した11.0㎥/秒を途中の分水槽で(道志第二発電所向け2.0㎥/秒を)分け、9.0㎥/秒がこちらへ送られてきました。

道志第一発電所水圧鉄管
接近しました。山のふもとで左へ急カーブし真っ直ぐ降下しています。最大使用水量9.0㎥/秒を通す鉄管なのでかなりの大口径です。

道志第一発電所水圧鉄管
発電所へ向かう水圧鉄管。前方に管理橋が見えます。

道志第一発電所水圧鉄管
管理橋から見た水圧鉄管。残念ながらこれより下には進めません。この崖下、秋山川右岸に道志第一発電所があります。

神奈川県企業庁道志第一発電所
水圧鉄管から少し離れた発電所入口の案内板。案内板がなければ発電所があるとは思えないところです。門扉もなく通行フリーです。
神奈川県企業庁道志第一発電所
最大出力:10,500キロワット
使用水量:9.0㎥/秒
有効落差:134.67メートル
発電開始:昭和35年5月
神奈川県企業庁相模川発電管理事務所


道志第三発電所の案内板
並んで立つ道志第三発電所の案内板です。
神奈川県企業庁道志第三発電所
最大出力:1,000キロワット
使用水量:2.4㎥/秒  常時0.73㎥/秒
有効落差:55.0メートル
発電開始:昭和57年4月


道志第一発電所インクライン
入り口付近のインクライン施設。人の気配はありません。崖下の発電所も多分無人です。
神奈川県営発電所は全部で12カ所あります。城山発電所2階の発電総合制御所で全12発電所の運転を遠隔操作しているので城山発電所以外の発電所は、通常は無人です。

道志第一発電所インクライン
秋山川右岸崖下に向うインクライン。脇に階段がありますが関係者以外立ち入り禁止。左側フェンス沿いに通路があります。

道志第一発電所インクライン
通路から見たインクライン。

道志第三発電所・上水槽と除塵機
上記をズームアップすると除塵機が見えます。

道志第三発電所・上水槽と除塵機
通路を進み横から見ました。落ち葉が入らないようにネットで覆っています。これは道志第三発電所の上水槽です。除塵機下方にグレー色の水圧鉄管が見えます。発電用水は秋山川上流の牧野取水堰から導水しています。手前には降下するインクラインが見えます。

道志第一発電所・第三発電所
その下に第一発電所建屋が見えました。訪れるのが半月ほど遅かったですね。木々が芽吹く前だったらもっと見晴らしが良かったと思います。第三発電所は第一発電所建屋手前地下にあるそうです。

秋山川は下流が相模湖に至る相模川水系の一級河川です。
道志川で取水した発電用水を秋山川に放流することは流域の変更になります。流域変更までして相模湖の増量を図るのは相模発電所、津久井発電所の用水確保と津久井分水池で分水する水道水確保のためです。当時は、まだ城山ダム(津久井湖)がない時代でした。

国鳥キジ・道志第一発電所付近
おしまいに今日の探訪記念は国鳥キジです。通路から管理橋へ向かう途中でばったり、ピントが今一でした。拙ブログにキジを載せるのは初めてです。

参考資料:神奈川県企業庁パンフ「神奈川県営電気事業」

道志第一、第三発電所の位置です。


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