11月20日(日)晴れ、1年余が過ぎたのでその後の様子を見に行ってきました。

今回も小田急江ノ島線長後駅からの歩きです。長後街道を西進し六会橋東の長後街道から見た下土棚遊水地D池です。去年に比べ雑草が刈り取られすっきりしています。
遊水地はABCDの4池があります。池の配置は「下土棚遊水地パンフレット」計画平面図に載っています。

これは去年初めて訪ねた時のD池の様子です。

二つ下流の下土棚大橋から見た引地川左岸の下土棚遊水地D池。去年と全く変わっていません。

上記写真上流の白い橋付近から見たD池です。番号が打たれた土嚢が積んであります。去年もこんな状態でした。この辺りより下流に越流堤が築かれます。
越流堤とは、洪水時に川の水を遊水地へ流入させるため、堤防の高さを一定区間低くした堤防のことです。
計画平面図にある様に越流堤はD池及びA池に、排水用の排水ゲート(吐口管)はB池及びA池に築かれます。

下土棚大橋から見た下土棚遊水地C池です。去年の写真をそのまま使ってもいいくらい全く変わらず。

一つ下流の中村橋から見たC池です。同様に変わらず。

中村橋より下流を見ました。左岸の護岸が改修されました。左岸側のB池は変化なし。右岸側はA池の越流堤が築かれる予定ですが変化はありません。

これは中村橋から見た去年の同地点の様子です。

A池西側周囲堤から見ました。ここも変わっていません。

湘南台大橋北側のA池です。草が刈り取られてすっきりしました。

前回は見なかった湘南大橋よりA池上流を望む。
左から二次池、一次池、引地川右岸堤防、引地川。一次池は30mm/時の降雨の際湛水するエリア。一段高い二次池はグランドや公園になると思います。

同下流を望む。左側に排水ゲートが見えます。A池はすぐにでも使用できそうな感じです。しかし越流堤が未完成です。

A池の排水ゲート(吐口管)です。去年来た時に既にありました。
下土棚遊水地は長丁場の工事です。これから先の工事の進捗と変貌ぶりを見るのが楽しみです。年に一度くらいは訪ねたいと思います。
最近探訪した他の遊水地と貯留量の比較をします。
・引地川・下土棚遊水地・・・46万㎥
・境川遊水地・・・・90万㎥
・鶴見川恩廻公園調節池・・・11万㎥
・神田川環状七号線地下調整池・・・54万㎥

おしまいに今日見た石像二体です。
これは長後街道沿い藤沢市長後市民センター内の庚申塔です。下部に三猿、側面に案内文字あり道標を兼ねた庚申塔です。他に不動明王坐像など多数の石像が集められています。

これはC池周囲堤沿い長後用水路上に立てられた像です。
「天下泰平 弘法大師遍照金剛」と読み取れました。
裏面に「明治十七年二月廿一日建てる」。
下土棚遊水地北端、六会橋の位置です。
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