横浜水道みちを行く

横浜水道みちの事なら何でも知りたがり屋の管理人がその水源を目指して探索探訪をします。時には独りよがりな感想意見を述べます。

其の232 猿橋と大日影トンネルを訪ねる

 昨年10月に名古屋の矢田川伏越探訪でお世話になった高校の同級生Nさんが4泊5日の旅の途中、相模原に立ち寄ってくれました。26日に猿橋を観て甲府、白馬村へ向かう予定と伺い、勝沼まで同道しました。7月26日(日)晴れ、気温が35℃を越える猛暑日に探訪しました。

日本三大奇橋・猿橋
日本三大奇橋と言われる猿橋。初対面です。桂川右岸からのこのアングルが有名で、刎橋(はねばし)構造が特長です。所在は中央本線猿橋駅からタクシーでワンメーターのところです。

日本三大奇橋・猿橋
桂川右岸から見た猿橋。

日本三大奇橋・猿橋
橋を渡って左岸から見た猿橋。橋の長さは30.9m、幅は3.3mあります。

猿橋より上流を望む
猿橋から上流を望む。アーチ型の橋は昭和9年完成の新猿橋です。

猿橋より下流を望む
猿橋から下流を望む。桂川の水面まで30mもある深い峡谷です。遠くにR20・甲州街道のアーチ型新猿橋が見えます。手前の橋は水路橋です。

日本三大奇橋・猿橋
上流の右岸展望台から猿橋(黄色矢印)を見上げる。案内板によると江戸時代に9回の橋の架け替えが行われたそうです。こんな断崖絶壁にどのようにして施工したのか想像もつきません。昔の人の知恵は大したものです。
今現在の橋は案内板によると 「昭和58年着工、昭和59年8月完成。今回の架け替えは、嘉永四年(1851)の出来形帳により架けられており、江戸時代を通してこの姿や規模でありました。」 とあります。

八ツ沢発電所・第一号水路橋
桂川右岸から見た水路橋。こんなところで水路橋に出遭うとは!びっくりしました。大月市教育委員会と東京電力連名の案内板によると「八ツ沢発電所施設 第一号水路橋」といい、鉄筋コンクリート造り単アーチ橋、橋長41.27m。国の重要文化財に指定されています。

この暑さ、猿橋周辺は人影もまばらでゆっくり見せてもらいました。想像もしなかった深い峡谷、エメラルド色の渓流、百聞は一見にしかずと言います。新たな発見もあり訪ねた甲斐がありました。


中央本線旧大日影トンネル
次に向かったのが猿橋駅の五つ先の駅、勝沼ぶどう郷駅です。降りたところに廃線トンネルがあり、車窓からも見えます。平成9年に廃線になった中央本線大日影トンネル(おおひかげとんねる)で現在は遊歩道として開放されています。(9:00~16:00の間、無料)
右側のトンネルが大日影トンネル(現大日影トンネル遊歩道)、左側は現在の中央本線下り線。

勝沼トンネルワインカーヴ
大日影トンネルは全長約1.4km(1367.80m)もあり東京寄りのトンネル入り口から歩くことにしました。タクシーで勝沼トンネルワインカーヴへ。
これが勝沼トンネルワインカーヴです。中央本線旧深沢トンネルで、現在はワインカーヴ(貯蔵庫)として利用されています。

勝沼トンネルワインカーヴ
中の様子です。両側に貯蔵ラックが置かれワインが熟成の時を刻んでいます。中は冷風が吹いて表に比べればまるで天国のよう。全長は1105.7m、高さ4.9m、幅は3.6mあります。

大日影トンネル遊歩道ワインカーヴ口
勝沼トンネルワインカーヴを背に大日影トンネル遊歩道を望む。ここから勝沼ぶどう郷駅へ歩きます。
以下トンネル内の様子です。

大日影トンネル遊歩道
保線作業員のための待避所。全部で36カ所あります。レンガは牛奥村(現甲州市)産。レンガを縦横交互に積む英国式のレンガ積み。このように中央線や大日影トンネルに関する説明板が掲げてあり勉強になります。

大日影トンネル遊歩道・距離標 大日影トンネル遊歩道・勾配標 大日影トンネル遊歩道・開渠水路
左から距離標 東京から109.5km
中央:勾配標 左側1000分の25.2
右:湧水を排水するための開渠水路。レールや標識などは使われた当時のまま残されています。

大日影トンネル遊歩道・中間地点表示板
中間地点表示板。出口へ0.7km。

トンネル入り口からちょうど30分ほどで勝沼ぶどう郷駅へ到着。トンネル内は湿度が高く勝沼トンネルワインカーヴほど涼しくはなかったですね。

中央本線大日影トンネルの概要
全長:1367.80m
幅:3.57m~3.74m
高さ:4.90m
起工:明治30年(1897)
貫通:明治35年(1902)
開通:明治36年(1903)
廃線:平成9年(1997)
遊歩道開通:平成19年(2007)
 
「大日影トンネル遊歩道」パンフより抜粋

中央本線旧勝沼駅プラットホーム
これは旧勝沼駅のプラットホーム跡です。現在の勝沼ぶどう郷駅ホームから見えます。駅名表示は「はじかの―かつぬま―えんざん」とあります。

勝沼ぶどう郷駅
おしまいに勝沼ぶどう郷駅に停車中の上り高尾行き電車から見たブドウ畑の風景です。

今回の探訪記の参考資料です。
「大日影トンネル遊歩道」パンフ 甲州市観光交流課

猿橋の位置です。


スポンサーサイト

其の231 境川のゴム堰・俣野堰の堰上げを見学しました

 またまた俣野堰へ行ってきました。7月19日(日)午前10時から「俣野ゴム堰と川の生き物観察会」が開かれ俣野堰の堰上げと倒伏が見られると聞き行ってきました。観察会イベントには参加せず、通りがかりの見物人として見せてもらいました。

俣野堰上流の境川
俣野堰の上流300mくらいの境川です。先月29日に初めて来たときは湖のようになっていましたが、今日は普通の清らかな流れで、大きな鯉が悠々と泳いでいるのが見えました。

境川のゴム堰・俣野堰
9時20分頃、俣野堰に到着です。ぺしゃんこの俣野堰です。堰は今日のイベントに備えすでに倒伏済みでした。早朝か前日に空気を抜いたと思われます。左岸駐車場ではテントが張られ主催者が朝礼中です。

境川のゴム堰・俣野堰
下流から見た俣野堰。関心がない人はここに堰があるとは気付かないでしょうね。

境川のゴム堰・俣野堰
10時15分、テントでイベント参加者に説明会が行われている頃、ゴム堰が膨らみ始めました。右側の橋は遊水地橋です。

境川のゴム堰・俣野堰
膨らみ始めて1分後、遊水地橋から見た俣野堰です。左右均等に膨らんでいます。川底でゴム堰を固定しているボルトナットの列がはっきり見えます。

境川のゴム堰・俣野堰
膨らみ始めて5分後です。

境川のゴム堰・俣野堰
膨らみ始めて12分後、みるみる膨らんで越流が止まりました。

境川のゴム堰・俣野堰
上記から10分後、イベント参加者が川へ下りてきて三々五々魚とりが始まりました。

境川のゴム堰・俣野堰
完全に境川の水は堰き止められました。
堰の真下に50cmくらいのウナギや大きなえびが出てきて大わらわ。コンクリートの段差下には大きな鯉がはねていました。みんな冷たくて気持ちがよさそうです。見物する者には暑いはずで、後のニュースで今日が関東甲信地方の梅雨明けと知りました。

境川のゴム堰・俣野堰
堰の下流側は池になりました。急に水を止められ魚にとってはいい迷惑です。逃げ場がありません。私は11時過ぎまでこの辺りにいましたが境川の水が俣野堰を越流することはありませんでした。ここより上流の二つの堰が今回のイベントに協力して流量を絞っているみたいです。
係りの人の話では午前中、魚とりと生き物観察会が続き午後は室内で説明会。14時30分頃に俣野堰の倒伏(空気を抜き朝の状態に戻す)予定とのことでしたが、この暑さ、今日はここで切り上げ、倒伏の様子見学は来年の楽しみに取っておくことにしました。

なお、洪水時、俣野堰はどのようになるのでしょうか? 酒匂堰の川久保堰(水式のゴム堰)を見学しているので気になるところです。質問したところ、設定水位に達すると自動的に倒伏するそうです。川久保堰と同じです。空気を抜くだけなので水式に比べそのシステムは簡単と思われます。

下飯田遊水地・二次池排水口
帰りは下飯田遊水地、今田遊水地沿いに小田急江ノ島線湘南台駅へ向かいました。これは初めて探訪した時は気付かなかったのですが、下飯田遊水地中央越流堤際の排水口です。ただの池と思っていましたがビオトープゾーンを越え、多目的グランドにまで洪水が貯留した際の排水口です。洪水が治まった後、ビオトープゾーン経由排水ゲートから境川へ戻されます。

下飯田遊水地・鷺舞橋
下飯田遊水地中央越流堤から見た鷺舞橋です。独特の形状をしています。鷺が飛んでいる姿を連想させることから命名されたそうです。

下飯田遊水地・鷺舞橋
下飯田遊水地と境川に架かる鷺舞橋。横から見るとこのように湾曲しています。ロープで支えているので吊橋かな?と思って銘板を確認するとやはり吊橋でした。

鷺舞橋の銘板
鷺舞橋の銘板です。2008年10月に神奈川県が架設しました。型式:2径間連続PC吊橋とあります。

関連参考記事
「其の228 境川のゴム堰・俣野堰を訪ねる」 (2015/7投稿)
県立境川遊水地公園

俣野堰の位置です。

其の230 俣野堰用水路を歩く

 境川のゴム堰・俣野堰から始まる農業用水路を終点まで探訪しました。7月12日(日)晴れ、梅雨明けを思わせるような炎天下、真っ青な田んぼに沿って歩いてきました。

境川のゴム堰・俣野堰
今回は「其の228 境川のゴム堰・俣野堰を訪ねる」の続きです。真横から見た俣野堰です。2001年3月に神奈川県藤沢土木事務所が設置した空気膨張式のゴム堰です。左側の橋の名前は遊水地橋です。

俣野堰・銘板
俣野堰の銘板です。

境川のゴム堰・俣野堰
下流から見た俣野堰と遊水地橋。左岸に魚道も見えます。

俣野堰取水口
遊水地橋の上流側、右岸の俣野堰取水口。管理者は藤沢市西俣野土地改良区です。

俣野堰用水路
俣野堰取水口の堤防内側です。今日歩く俣野堰用水路はここから始まります。なお地図上に用水路名の記載がないので、ここでは俣野堰から始まる用水路=「俣野堰用水路」として話を進めます。

俣野堰用水路・西俣野北窪
その下流、西俣野北窪地区の田んぼ。俣野堰用水路は境川右岸と西側丘陵地帯に挟まれた平野部に開かれた田んぼ沿いに流下しています。左側は境川右岸堤防上の藤沢大和自転車道。

俣野堰用水路・藤沢市西俣野
境川右岸堤防を離れ集落を流下する俣野堰用水路。

俣野堰用水路・西俣野大塚
西側の丘の裾に沿って流下する用水路。塩ビパイプで田んぼに配水しています。西俣野大塚地区。

俣野堰用水路・西俣野
丘の裾沿いに流下する用水路。遠くに境川右岸堤防(藤沢大和自転車道)が見えます。

排水路・藤沢市西俣野
これは境川右岸と丘陵裾を流れる俣野堰用水路の間を流れる深い水路です。田んぼから水が流れ込んでいたので排水路と思われます。

瞽女淵之碑(ごぜがふちのひ)
水路脇の瞽女淵之碑(ごぜがふちのひ)。花応院東付近。
由来については藤沢市HPに解説文があります。

俣野堰用水路記念碑
隣接して碑が2基ありました。どちらも俣野堰用水路についての記念碑です。
左側の記念碑に「用水不足のため昭和35年に土地改良区を設立、延長4565mの用水路を昭和39年5月に完成させた」と刻んであります。

俣野堰用水路・御岳神社付近
自動車が頻繁に通る表通りにでてきた俣野堰用水路。御岳神社付近。

俣野堰用水路・西俣野窪河内
その下流です。こちらの田んぼは田植え後間もないみたいです。水路の水位が上がっています。前方に小雀浄水場へ向かう境川水路橋が見えます。

境川水路橋
表通りから見た境川水路橋です。左手が小雀浄水場の方向です。この水路橋は横浜水道・横須賀水道共同施設の馬入川系統導水路線です。寒川取水施設で取水した相模川の水を隧道で小雀浄水場へ 送っています。引地川、境川は水路橋で横断しています。 昭和39年3月末完成。

馬入川系統導水路線は
「其の162、163、167 横浜・横須賀水道馬入川系統を訪ねる①~③」で投稿しました。カテゴリ「横浜水道みち」から入れます。

俣野堰用水路・境川水路橋下
これは境川水路橋の真下から見た俣野堰用水路の下流方向です。残念ながら俣野堰用水路を見たのはこれが最後で、この先の水路は見失いました。境川水路橋より南側に田んぼはなくこの辺りが終点と思われます。俣野堰取水口からここまでの用水路延長を地図上で測ると約3200mです。前述の記念碑には4565mとあるので、昔はもっと南まで水路は伸びていたと思われます。

西俣野の田んぼと排水路・境川水路橋北
これは境川水路橋下から見た北側の田んぼと地下を流れる排水路です。田んぼの隅から余水が目の前の排水路点検口に流れ込んでいました。この辺りが俣野堰から始まる農業用水路の終点と思われます。

境川水路橋南側の遊水池
境川水路橋南側に遊水池がありました。表札がありません。多分、藤沢市の雨水遊水池と思われます。除塵機が見えます。南側には排水ゲートがありました。

横須賀水道・境川水管橋
俣野堰用水路探訪を終え小田急江ノ島線藤沢本町駅へ向かいました。大清水橋上流の横須賀水道の境川水管橋です。懐かしいです。 「其の54 横須賀水道みち12・引地川から境川へ」 (2012/11投稿)でここを通りました。

俣野堰の位置です。


其の229 境川遊水地を訪ねる

 前回「其の228 境川のゴム堰・俣野堰を訪ねる」で俣野堰の探訪記を発表しました。小田急江ノ島線湘南台駅から歩きましたが、途中広大な遊水地前を通りました。私にとっては大変興味深いことなので、ついでにその周りをぐるりと探訪してきました。行ったのは6月29日(月)晴れの日です。

境川・今田遊水地
これは境川に架かる今飯橋の西から見た遊水地です。神奈川県が工事中の遊水地で、名前は今田遊水地と言います。未完成の遊水地ですが一部供用され水が貯まっています。正面は境川右岸堤防で黄色矢印の位置が越流堤(えつりゅうてい)です。
*越流堤とは、洪水時に川の水を遊水地へ流入させるため、堤防の高さを一定区間低くした堤防。 (境川遊水地情報センターパネルより)

境川・今田遊水地越流堤
近づいて見ると越流堤は黄色線のように境川右岸堤防が切り欠いてあり周りの堤防より一段低くなっています。

境川・今田遊水地越流堤
境川左岸から見るとこのようになっています。境川が洪水になると洪水は越流堤を越え遊水地に流れ込みます。今田遊水地工事で堤防を低くしたため橋が架けてあります。

境川・今田越流堤橋
その名も「今田越流堤橋」といいます。

今田越流堤橋付近の標柱
今田越流堤橋付近にあった標識です。
「境川 海から12.5km 標高海抜20.0m」

境川・今田遊水地排水ゲート
これは今飯橋際、境川右岸の今田遊水地排水ゲートです。貯留した水は洪水が治まったらゲートを開け自然流下で境川へ戻されます。
今飯橋際に神奈川県藤沢土木事務所の説明板があります。参考になるので内容を記します。
今田遊水地について
神奈川県では、境川の洪水被害を軽減するために、境川遊水地の整備を進めています。今田遊水地は、今飯橋下流の横浜市側に作られている俣野遊水地と下飯田遊水地を併せて境川遊水地の一部をなす遊水地です。境川遊水地の上部空間は、県立境川遊水地公園として整備を進めています。
*遊水地とは、河川堤防の一部を低くして、河道から溢れた洪水を一時的に貯留する池のことです。


境川・下飯田遊水地越流堤
こちらは今田遊水地の下流にある下飯田遊水地です。鷺舞橋下流、境川左岸に越流堤が設けてあります。黄色線の低い部分です。

境川・下飯田遊水地越流堤
上記の下流側です。下飯田遊水地の越流堤延長は180mです。奥に遊水地一次池(ビオトープ空間)が見えます。

下飯田遊水地の鷺舞橋
下飯田遊水地左岸から見た鷺舞橋。

境川・下飯田遊水地
鷺舞橋東詰めより下飯田遊水地を望む。
右側が遊水地ビオトープ空間。左側は遊水地二次池(多目的グランド)。その境は遊歩道になっていますが中央越流堤といい、洪水時は中央越流堤を越流した洪水がグランドに貯まるようになっています。
*ビオトープとは、ドイツ語で「生き物の棲む場所」という意味。水、土、大気、植物、動物が一つのつながりのある環境をつくっている範囲をいう。 (神奈川県「境川遊水地」パンフより)

境川・下飯田遊水地と遊水地情報センター
下飯田遊水地の南端の境川遊水地情報センター。建物下に遊水地排水口ごみ除け・スクリーンが見えます。

下飯田遊水地排水ゲートと俣野堰
和泉川との合流点に下飯田遊水地排水ゲート(水色の水門)が設置してあります。左側の堰は前回投稿したゴム堰・俣野堰です。
*排水ゲートとは、遊水地に貯めた洪水を排水する施設。雨が止んで境川の水位が低下した時にゲートを開けると、自然に遊水地から境川へ排出されます。 (境川遊水地情報センターパネルより)

境川・俣野遊水地越流堤と排水ゲート
これは和泉川合流点下流にある俣野遊水地の越流堤です。黄色線の低い部分で延長は100mあります。中央の水門は俣野遊水地の排水ゲート。遊水地内は下飯田遊水地同様ビオトープ空間とグランド(少年野球場)に分かれています。

境川遊水地は今田遊水地、下飯田遊水地、俣野遊水地の三つの遊水地で構成され合わせて約30haの広さがあり、最大で約90万立方メートルを貯留することができます。先月見た鶴見川の恩廻公園調節池の貯留量が11万立方メートルでした。それの8.2倍です。凄い規模ですね~驚きました。ここのところ恩廻公園調節池、境川遊水地と遊水地を立て続けに見学し勉強になりました。神奈川県が水害から県民の暮らしを守るため日々重要な事業を進めていることがわかります。

今回の探訪記は神奈川県のパンフ「境川遊水地」、境川遊水地情報センター展示パネルなどを参考にしました。

今飯橋の位置です。



其の228 境川のゴム堰・俣野堰を訪ねる

 6月29日(月)梅雨の晴れ間、神奈川県立境川遊水地公園のゴム堰・俣野堰を見学しました。前回、鶴見川の恩廻公園調節池(巨大地下トンネル式の遊水地)を知り勉強になりましたが、今回は境川遊水地の探訪も兼ねて行ってきました。

境川・鷺舞橋下流
小田急江ノ島線湘南台駅からの歩きです。境川に架かる今飯橋から川沿いに下流へ歩きます。これは俣野堰の上流、鷺舞橋付近から見た境川です。俣野堰の影響で水位が上がり流れはなく湖のようになっています。対岸は神奈川県立境川遊水地公園で、正面に境川遊水地情報センターの建物が見えます。

境川遊水地公園・俣野堰
ほどなく俣野堰に到着。堰の上流側に架かる遊水地橋から見た俣野堰です。
ここは左岸側が横浜市泉区下飯田町、右岸側が藤沢市西俣野です。

境川遊水地公園・俣野堰
遊水地橋を渡り左岸から見た俣野堰です。

俣野堰・藤沢市西俣野土地改良区取水口
右岸の農業用水取水口です。施設内に取水口の管理者「藤沢市西俣野土地改良区」の注意看板が掲げてありました。

俣野堰操作室
俣野堰操作室は左岸にあります。(正面水色の屋根の建物)。

俣野堰・銘板
これは操作室に掲示の俣野堰銘板です。
俣野堰
規模:高さ2.35m×河床幅13.5m
形式:空気膨張式
設置年月:2001年3月
施主:神奈川県 藤沢土木事務所
施工:住友電気工業株式会社
 (銘板より)

境川遊水地公園・俣野堰
下流から見た俣野堰です。バックの建物は境川遊水地情報センター。

境川遊水地公園・俣野堰
上記より少し下流から見ました。左岸に魚道があります。自然な河川なので遡上する魚類に配慮した造りになっています。農業用水路の酒匂堰にはゴム堰が全部で5か所ありますが、どれも魚道は設置されていません。河川と用水路の異なるところです。

俣野堰・魚道
遊水地橋から見た俣野堰下流側魚道です。

俣野堰・魚道
俣野堰上流側魚道です。

西俣野土地改良区用水路
これは境川右岸取水口から始まる西俣野土地改良区の用水路です。右岸堤防内側沿いに流れています。

西俣野土地改良区用水路
その下流に広がる西俣野北窪地区の田んぼ。ここから西俣野土地改良区用水路を終点までたどるのがdoushigawa流ですが、今回は境川遊水地探訪を兼ねているので日をあらためて探訪したいと思います。境川遊水地探訪は次回投稿予定です。

俣野堰の位置です。

FC2Ad