
前回は一級河川鶴見川上流端地点・新橋まで進みました。新橋の一つ下流の橋、山の端橋から見た鶴見川です。下流を見る。蛇行しています。

大泉寺バス停付近を流れる鶴見川。上流を見る。やはり蛇行しています。蛇行とはよく言ったものでくねくねと蛇のように曲がって流れています。

下流の竹之内橋です。ここではV字形に蛇行しています。左が上流で右が下流の新竹之内橋の方へ流れています。

新竹之内橋より鶴見川下流を見る。

その下流に取水堰がありました。フェンスに掲示の東京都知事名の「河川占有・水利使用許可標識」によると名称は桜ヶ谷堰水利組合とあります。堰の名前は桜ヶ谷堰と分かりました。転倒ゲートが見えます。ゲートは倒れているのでまだ貯水していません。黄色の昇降設備の手前が取水口(ポンプ揚水)のようです。
許可標識によると取水量は最大0.02㎥/秒、1,728㎥/日。許可の目的はかんがい用水とあります。左岸道路沿いには素掘りの用水路が通っていました。
この施設は取水堰に取水口があり、かんがい用水が目的です。すなわち頭首工といえると思います。

下流から見た桜ヶ谷堰。

桜ヶ谷堰下流宮橋付近の鶴見川と田んぼです。田んぼは桜ヶ谷堰から始まる用水路の途中にあります。私は1週間前の20日に松本から白馬までJR大糸線に乗りました。車窓から一部ですが早くも水張りをした田んぼが見えました。桜は満開から散り始めでしたが面白い取り合わせと感じました。北信濃はこの辺りと違って田植えが早いのでしょうね。


いつもそうなんですが、ばったり蛇に遭遇しました。宮橋から見たブロック積み護岸を上る蛇です。蛇行する鶴見川の蛇!です。平気で直角に曲がって上っています。めずらしい?青大将の生態です。苦手な人は写真をクリックしないで下さい。

坂下橋より下流を見る。左岸護岸に塩ビパイプを添わせています。取水設備でしょうか?

比較的真っすぐ流れる鶴見川。大分下って来ました。ここは長慶禅寺付近です。

長慶禅寺付近を流れる鶴見川。下流を見る。

その先で見た地神塔。風化が進んでいます。建立年も読めません。このすぐ先が芝溝街道です。

今回の探訪の終点芝溝街道(都道57号線)図師大橋に着きました。

図師大橋より鶴見川上流を見る。

同、下流を見る。この先は500mほど進むと河川改修工事中の宮川橋に至ります。

お終いに今日の生き物です。図師大橋の上流で撮った赤耳亀です。今日は鶴見川源流の泉奥でカルガモ、オタマジャクシ、宮橋で青大将、ほかには坂下橋でカワセミ、図師大橋下流でカワウの潜水採餌などなど多くの生き物を見ることが出来ました。お天気にも恵まれ楽しく大満足なウォーキングとなりました。
あと5日で「夏も近づく八十八夜 野にも山にも若葉が茂る♪♪」と歌われた八十八夜です。そのころになると各地の農業用水路で通水が始まります。今までと違って水の流れがある用水路沿いを歩くことが出来ます。楽しみですね~・・・。
一級河川鶴見川上流端地点・新橋の位置です。
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