横浜水道みちを行く

横浜水道みちの事なら何でも知りたがり屋の管理人がその水源を目指して探索探訪をします。時には独りよがりな感想意見を述べます。

其の388 道保川源流を訪ねる③・相模原市南区、中央区

 前回「其の387」の続きで、その最終回です。5月3日(水)晴れの日に探訪しました。

暗渠の道保川・相模原市南区下溝
ワサビ田上流、暗渠の道保川。これは暗渠の出口です。

道保川・宮古橋下流
暗渠上流の道保川。深い排水路のような川です。ここは相模原市南区下溝古山、宮古橋下流です。

道保川・下溝袋沢雨水調整池
宮古橋上流の遊水池。右岸に遊水池排水口が見えます。相模原市が整備した「下溝袋沢雨水調整池」です。地元の人の話ではこの付近で毎年ホタルが飛び交うそうです。

道保川・一関橋付近の田んぼ
一関橋付近、今日の歩きで初めて見る田んぼです。道保川と相模原段丘崖に挟まれた谷間にあります。用水はたぶん湧水を利用しているのでしょうね・・・。

道保川・道保川公園南
その上流です。道保川公園へ向かう市道と相模原段丘崖の間は原野です。道保川は市道寄りを流れています。

道保川公園
市道道保川公園信号を渡った右側が道保川公園です。これは道保川を堰き止めた池です。南側の原野とは対照的な風景です。
昔(20~30年前)、この池はカワセミの撮影スポットで愛好家が撮影した額縁入りの写真が管理事務所の壁にかけてありました。今はどうでしょうか?
なお、案内板によると「道保川公園のせせらぎと野鳥の声」が「日本の音風景100選」に認定されているそうです。

道保川公園南端のトンネル入口
池の南端、道路下を横断するトンネル入り口です。トンネルを抜けると原野になります。

道保川公園内を流れる道保川
道保川公園一の橋より道保川上流を望む。

道保川公園
公園の東側、相模原段丘崖の縁から湧き出す湧水を集めた湿地帯。道保川源流の一つです。

道保川公園内を流れる道保川
公園内を流れる道保川。園内北側で流れが細くなってきました。

道保川・丸崎入口付近
道保川公園の北端(丸崎入口)近くの道保川。道保川公園沿い市道から見ましたが、ヒューム管から出た水が公園内を流れています。これを源流としても良いのですが、公園外の源流を追いかけました。

道保川公園西側の市道
道保川公園丸崎入口付近の市道です。市道右側が道保川公園。前方は丸崎の信号からJR相模線上溝駅に至ります。
ヒューム管は左側工事用黄色い衝立の方から市道を潜り公園内に入っています。

道保川・道保川公園丸崎入口付近
黄色い衝立から上流を見ました。道保川の流れがあります。

道保川源流
流れをたどりました。こんこんと?湧き出すこれが道保川源流です。道保川は相模原段丘崖からの湧水を集めた川なので厳密には源流の一つです。見つけたこの源流は道保川最北端にあり、且つ目視可能なので私的にはそれなりに価値ある源流と思っています。今年3月に目久尻川源流を探訪しましたが、流れを見られない源流でした。

道保川源流
源流から下流を見ました。黄色の衝立からそれほど離れていません。
道保川の延長は公称3.7kmと言われています。地図上で河口からここまでの延長を測ると約4.56kmでした。

今回のスタート道保川暗渠出口の位置です。

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其の387 道保川源流を訪ねる②・相模原市南区

 前回「其の386」の続きです。5月3日(水)晴れの日に探訪しました。

フィッシングパーク跡
県道52号線交差点付近から見たフィッシングパーク跡地。
道保川は左側森沿いに流れています。

道保川・横浜水道みち堂山橋
その上流、横浜水道みち堂山橋です。トロッコの看板が見えます。

堂山橋のトロッコの看板
道志川系統横浜水道みちに立てられたトロッコの看板。 「三井用水取入所からここまで17.5km電気溶接水管橋跡(日本初)」
トロッコの看板は水道みち全26か所に立っています。右欄サイドバーリンク「横浜水道創設水道導水路」、 「其の15」。

神奈川県内水面種苗生産施設

神奈川県内水面種苗生産施設
道保川沿いの低地にこんな施設がありました。スレート葺きの工場のような大きな建物もあります。これは何でしょうかね。写真奥の森は相模原段丘崖です。道保川は段丘崖の縁に沿って流れています。

神奈川県内水面種苗生産施設・道保川のゲート
道保川にゲートを設置し取水しているみたいです。北側市道沿いに正門があり「神奈川県内水面種苗生産施設」の表札が。鮎人工種苗生産施設でした。こんな施設があるとは・・・今日歩いて初めて知りました。勉強になります。

道保川の蛍案内板
上中丸の信号を過ぎ進んで行くと道保川沿いにこんな標識が立っていました。一見すると交通標識風です。「相模原の環境を良くする会」が立てた案内板でホタルが描かれています。矢印の方へ進みます。

東沢(道保川)の案内碑
奥へ進むと東沢(道保川)の案内碑が立っています。
「この道保川は一の沢(鳩川)、中の沢(姥川)の東にある川なので「東沢(ひがしさわ)」と呼ばれていました。「三の沢」ともいわれています。」(案内碑より)

道保川
道保川に木造の橋が架かっています。東側の段丘崖の方から支流が流れ込んでいます。ホタルの乱舞が見られそうなところです。

相模原段丘崖からの湧水の流れ
支流をたどりました。崖から流れ出す一筋の流れ。道保川源流の一つです。「相武台歴史同好会」さんの調査によると、この辺り一帯でかつて湧水を利用したワサビ栽培が行われていたそうです。栽培は幕末に始まったと伝えられ、戦後とくに盛んに栽培され、この奥では今も栽培しているように見えました。

道保川の歌碑・相模原市南区下溝
ワサビ田に通じる森の道沿いに歌碑がひっそりとありました。
「はじめての駅におり立ち砂白き道に曲がれば心安らぐ 
座間愛子」


道保川支流・宮川
こちらは木造橋の上流で道保川に合流する宮川です。「相武台歴史同好会」さんの調査によると、湧水を利用したクレソンが栽培されているそうです。

マムシ(どくへび)にごちゅうい!看板
拙ブログによく登場するマムシ(どくへび)にごちゅうい!の看板。宇賀神みたいにとぐろを巻いています。これから暑くなると出てくるのでしょうね。水辺を歩くとあちこちで注意看板を見かけますが実際にマムちゃんに出合ったことは一度もありません。
青ちゃんには良く合いますけどね・・・。愛川町の仙台下用水路でヤマカガシに一度だけ遭遇しました。茶色と黒色の斑が気持ち悪かったですね・・・。

道保川の糸トンボ
道保川の糸トンボ
今回の探訪記念です。普段あまり見ることのない糸トンボです。東沢(道保川)の案内碑付近で撮りました。画像をクリックすると拡大します。

この続きは次回発表します。次回は源流に到達します。

参考資料
「相武台歴史同好会 三十周年誌」 平成22年12月発行

今回のスタート、フィッシングパーク跡地の位置です。


其の386 道保川源流を訪ねる①・相模原市南区

 JR相模線下溝駅付近で相模川水系の一級河川道保川が鳩川分水路を経て相模川に合流しています。5月3日(水)晴れ、道保川河口から源流まで探訪しました。延長3.7kmほどの小さな川ですが源流は意外なところにありました。いつものようにてくてく気楽な一人旅です。3回に分け発表します。

新三段の滝橋
鳩川分水路に架かる橋、新三段の滝橋です。1994年(平成6年)3月に相模原市が架けた3弦トラス橋です。

新三段の滝橋より相模川を望む
新三段の滝橋から相模川上流を望む。

鳩川分水路・新三段の滝
新三段の滝橋から鳩川分水路を望む。大昔に相模川が作った河岸段丘崖(田名原段丘崖)を落下する新三段の滝。相模川は神奈川県が管理する一級河川ですが鳩川分水路も一級河川です。

鳩川分水路
田名原段丘面に上がり、大下橋から見た鳩川分水路。左の広い川が鳩川で、少し上流で姥川を合せています。中央右側が今日歩く道保川です。右端は雨水下水道の出口と思われます。

道保川河口
中央階段状の川が道保川です。あれっ!? 水が流れていないですね・・・。

道保川
道保川
上流の泉橋まで来てその訳が分かりました。転倒堰で流れを堰き止め、左岸のゲートからそっくり横取りしています。農業用水路でしょうかね。

道保川左岸の開口
どこへ流れて行くのでしょう。下流へたどると道保川左岸の護岸に開口があり、ごぼごぼと水の流れる音が聞こえてきます。
水流も見えます。これは用水路の余水吐ですね。用水を取り過ぎた時に鳩川分水路へ流すようにしています。

道保川から取水した用水路
護岸開口部の上へ行くと鉄板敷き点検口があり、南へ向きを変えた用水路がありました。

道保川から取水した用水路
用水路を200mほどたどるとコンクリート桝の中に流れ込んでいます。

道保川から取水した用水路が鳩川に合流
右から左へ流れるのは鳩川分水路南から新たに始まった鳩川です。用水路はコンクリート桝で右折し鳩川に合流しています(青色矢印)。
鳩川分水路南の鳩川の源流はなんと道保川でした!
鳩川分水路より上流の鳩川は全て分水路に流入しているので分水路南の鳩川に流れはないはずですがわずかに流れがあります。道保川の流末を加え鳩川分水路南の鳩川の流れを作っています。
鳩川分水路南の鳩川源流については、今回のテーマではないので詳しく触れませんが鳩川源流河口をいずれ探訪するのでその際に究明したいと思います。

道保川から取水した用水路付近の風景
コンクリート桝付近から南を見ました。左側がコンクリート桝、右側に鳩川が流れています。道保川から引いた水の一部はコンクリート桝から直進しどこかの田んぼへ向かっているかも知れませんね。

道保川・泉橋上流
さて道草をしましたが、道保川に戻ります。泉橋上流右岸から見た道保川です。

道保川
高水敷に設けた遊歩道を歩きます。藤の花が盛りでした。

道保川の蛇籠護岸
左岸は蛇籠護岸です。

道保川
生き物と人に配慮した傾斜護岸です。道保川の水に親しめます。

道保川・玉石護岸とブロック護岸
左岸はブロック、右岸は玉石護岸です。玉石の隙間をセメントで固めてないので生き物にとっては好環境でしょうね。湧水も流入し易いと思います。左岸側の森は大昔に相模川が作った河岸段丘崖(相模原段丘崖)です。

道保川・松原橋水位観測局
厚木土木事務所津久井治水センター松原橋水位観測局です。水位データは右欄サイド―バー「神奈川県雨量水位情報」で見られます。
道保川は神奈川県が管理する一級河川です。(古山暗渠上流端から鳩川合流点まで、一部相模原市管理)

道保川・大正橋上流
大正坂橋上流では左岸に崖の森が迫っています。崖の上は相模横山台地(相模原段丘面)で道保川は相模原段丘崖の縁に沿って流れています。

道保川・木造人道橋
道保川に架かる木造の人道橋。崖の上下を行き交いする生活道路ですね。段丘崖の上に麻溝公園競技場があります。

道保川
段丘崖の縁を流れる道保川。左岸は自然のままです。

道保川・相模原市南区麻溝
左岸で護岸改修工事を行っていました。蛇籠護岸は段丘崖からの湧水を受け入れ易いですね。

県道52号線下原信号付近の道路標識
県道52号線手前の道路標識。上溝、道保川公園方面へ向かって歩いています。旧フィッシングパーク手前まで来ました。

途中ですが次回「其の387」へ続きます。

道保川河口の位置です。

其の374 鶴見川の河川改修工事・町田市図師町の宮川橋付近

 二年ぶりに宮川橋へ鶴見川改修工事の様子を見に行きました。前回訪ねたのは平成27年4月なので早くも2年が経っています。ついこの間のことと思っていたのですが、近頃は年を食ったせいか光陰矢のごとしをとみに感じます。

鶴見川の宮川橋
町田市図師町の宮川橋です。2年前と変わっていません。3年前に初めて来たときは新しい橋に架け替えのため右側(下流側)に仮設橋が架かっていました。今日3月18日は土曜日なのに舗装工事をやっていました。3月なので28年度末の追い込みでしょうかね・・・。

宮川橋より鶴見川下流を望む
これは2年前の宮川橋から見た鶴見川下流の様子です。鶴見川は左方向(北向き)に蛇行し、すぐ先で元へ戻り既設新河道(捷水路)を東流していました。

宮川橋より鶴見川下流を望む
本日、宮川橋より鶴見川下流を望む。今日の様子はこのように2年前に比べて一変しています。北向きに蛇行していた旧河道はなくなり広い新河道に生まれ変わっています。

宮川橋より鶴見川下流を望む
北向き旧河道を埋立て道路とし、一部は新河道にしたようです。その部分だけ川幅が広くなっています。道路は舗装工事中で進入禁止でした。

宮川橋より鶴見川上流を望む
宮川橋から鶴見川上流を見ました。護岸は蛇籠護岸で2年前と同じ状況です。北流から東流へ大蛇行しています。勝手気ままに蛇行する鶴見川を直線化し速やかに河川水を流下させるために改修工事を行っているので、近いうちにここから真っ直ぐ西へ伸びる新河道が掘られると思います。撤去しやすい蛇籠護岸はその意味で頷けます。
左側(南側)の仮設橋は2年前にはなかった橋です。

鶴見川・宮川橋上流
仮設橋より南方向上流を望む。突き当りで西へ大きくΩ型に蛇行しています。

鶴見川・宮川橋上流
南側から見たΩ字型の大蛇行。何年か先、新河道が完成すれば埋め立てられると思います。

鶴見川・宮川橋上流
その上流、西側から下流のΩ字型蛇行方向を見ました。この河道も新河道が完成したら埋め立てられると思います。

鶴見川・宮川橋上流
上記の左岸沿い道路です。この道路は蛇籠護岸の延長線上にあるので新河道になると思われます。

鶴見川・宮川橋上流
上記付近より上流を見ると直線化工事がほぼ完了した新河道が見えます。左岸(写真右側)に道がありますが工事中で進入禁止でした。

宮川橋付近の1944~1954年(昭和19~29年)にセットした今昔マップです。(今昔マップon the webより)

2年前にはこの地図の存在を知らなかったのですが、川筋を変えるような大規模河川改修の推移を見るにはうってつけの地図です。左側が昔マップで、動かすと右側の今マップが連動します。宮川橋の下流(東)方向から順次改修工事を行っているので右へスライドすると昔の蛇行する鶴見川を見ることができます。
昔の鶴見川は文字通り「蛇行」そのもので勝手気ままに流れる川でした。
大きな地図は右欄サイドバーからリンクできます。検索窓に「町田市上山崎」と入力すると開きます。

青大将・手賀沼の泉揚水機場付近にて
これは本物の蛇行です。(2016/06/11手賀沼の泉揚水機場付近にて。)弁天さまのとぐろを巻いた蛇は愛嬌があるのですがこれはどうもですね。小さくサムネイル版にしました。苦手な人はクリックしないでください。

川鵜・鶴見川の宮川橋にて
おしまいに探訪記念として川鵜です。宮川橋の下で休んでいました。今年2月、目久尻川を歩いた時にも撮りました。

宮川橋付近の鶴見川河川改修工事現場を初めて訪れたのは平成26年4月のことです。今年で4年目、探訪は3回目です。
参考までに過去記事です。その変貌ぶりの一端です。
「其の146 鶴見川の河川改修工事」 (2014/04投稿)
「其の217 鶴見川の河川改修工事・・」 (2015/04投稿)

河川の直線化治水事業は何年にも亘る息の長い工事です。これからも年に一回くらいは様子を見に来たいと思います。

宮川橋の位置です。本日(2017/03/26)現在、宮川橋下流の新河道はまだ地図に反映されていません。

其の371 目久尻川源流を訪ねる⑥・白髪弁財天社

 前回、小田急線西側の目久尻川を探訪したあと目久尻川源流の一つといわれる白髪弁財天社を訪ねました。探訪したのは3月5日(日)晴れの日です。

江戸街道・座間市広野台1丁目
村富線(県道507、50号線)を一路南下し交番前の交差点信号を右折しました。長い下り坂です。下ったところに目久尻川が流れています。
坂下から交番前交差点方向を振り返りました。この坂道は「江戸街道」と言います。ここは座間市広野台1丁目です。

江戸街道の碑
坂の途中の座間市教育委員会が立てた江戸街道の碑。
江戸へ向かう道で相武台前から芝原を通り、辰街道を越え相模原市を抜け横浜市緑区の長津田で大山街道に合流していた。 (碑文より要旨)

白髪弁財天社・座間市栗原

白髪弁財天社・座間市栗原
江戸街道南の目久尻川沿いの白髪弁財天社です。

実はここにはちょうど5年前の一月に相模原市立博物館民俗探訪会で来たことがあります。当時は社殿の改築工事中でしたが、脇を流れるシートパイル護岸の排水路のような目久尻川をよく覚えています。
5年前の探訪会資料に弁財天社についてあらましが書かれていたので抜粋して紹介します。
「弁天の 小池に始まる 目久尻川」と郷土かるたにも詠まれ、かつてここに湧水池があり、目久尻川の源流とされています。地名が示すように、小さな池があって池から湧き出る清水は絶えることがなく、各地の流れと合流して、目久尻川として流れ流域の人々の生活用水や、農業用水となって、農民の生活を支えてきました。
村の人々は、この恩恵に感謝し、池の辺りに祠を建て弁財天を祭りました。後に、養蚕の神と言われる白髪大明神を合祀し現在に至っています。
(探訪会資料「座間ふるさと探訪」より)

白髪弁財天両社の碑
境内の白髪弁財天両社之碑です。目久尻川源流について刻まれているので碑文の一部を記します。
白髪弁財天両社之碑
此の地は目久尻川上流水源地として往昔より清水が湧き小さな池がありよって小池谷の呼称あり。湧出する清水は渇することなく清流なり。流域の人々は飲料水に或いは農耕水として限りなき恩恵に浴していた。その報恩に住民は玆に白髪弁財天両社を祭りこの地区の鎮守神として古くから三月三日を例祭として式典を行って来た。しかるに昭和三十三年河川改修があり往時のおもかげはなくなり、更に近年囲辺の宅造化が進み社地の整備を迫られて来たのである。たまたま共同開発興業株式会社他三名の共同団地造成を機に好意により境内を整地し社殿を移転し玆に完成を見た。氏子一同の喜びと共に往時を回顧して記念碑をたて、いささか経緯を記して後世につたえんとする。(後略)昭和四十五年三月三日 小池地区聯合自治会
(碑文より)

白髪弁財天社・蛇の紋章

白髪弁財天社・蛇の絵
社殿棟に取り付けられた蛇の紋章と下の画像は社殿壁に描かれた蛇。

七福神中、唯一女性神で、水と財宝の神と伝えられる弁財天。弁財天の化身が蛇や龍、蛇は弁財天の遣いとも言われています。前回、明治時代の今昔マップを載せましたが、昔マップを見るとこの辺り一帯(に限らず相模原横山台地いたるところ)は桑畑でした。小池地区は養蚕が特に盛んな村だったことが窺えます。養蚕の天敵はネズミです。ネズミの天敵は蛇や猫、そこからこの神社のシンボルマークは蛇です。水の恵みに感謝し、蚕の無事な生育を願う農家の気持ちをぴったり表していますね・・・。
社殿の中には小さな石祠が二つ、石祠の前には絵に描かれたような小さな石造りの蛇が祭ってありました。

白髪弁財天社西を流れる目久尻川
白髪弁財天社西側を流れる目久尻川。「其の369」で通りました。

目久尻川源流を訪ねるシリーズの最終回は源流の一つ小池の白髪弁財天社を取り上げました。次回はまだ未探訪です。芋づる式に探訪先を展開するのがdoushigawa流なので、思いつくままどこへ飛ぶか分りません。

白髪弁財天社の位置です。



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