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横浜水道みちを行く

横浜水道みちの事なら何でも知りたがり屋の管理人がその取水源を探訪します。

其の591 昭和記念公園・地底の泉を訪ねる・東京都立川市

 国営昭和記念公園の中にまいまいず井戸によく似た泉があると知り、早速行ってきました。

国営昭和記念公園・地底の泉
広大な園内・こどもの森内にある「地底の泉」です。


国営昭和記念公園・地底の泉
国営昭和記念公園・地底の泉
地上部からすり鉢状の底にある泉まで渦巻き状の道が通じています。今日は水位が上がり残念ながら通行止めでした。


国営昭和記念公園・地底の泉
先日訪ねた五ノ神社まいまいず井戸の直径は16mほどでしたが、ここは100m近くありそうです。泉は自然にしみだした出した地下水です。雨量によって水位が変わるので冬場の渇水期に来れば泉に触れることが出来ますね・・・。掘り井戸があるか否かの違いで地下水が湧き出すことについては五ノ神社まいまいず井戸と変わりないです。


国営昭和記念公園・地底の泉案内板
地底の泉案内板です。


国営昭和記念公園
国営昭和記念公園
往路はJR立川駅近くのあけぼの口から昭和記念公園に入場しました。ぶらぶらとこどもの森目指して40分ほど歩いたのですが、途中出合った水がらみの風景です。


国営昭和記念公園内残堀川
ふれあい橋より残堀川下流の眺め。この先の立日橋付近で多摩川に合流します。


国営昭和記念公園内残堀川
さつき橋より残堀川上流の眺め。残堀川は昭和記念公園内を流れていますが、園外上流で玉川上水と立体交差しています。東西に流れる玉川上水が南北に流れる残堀川の川底を伏越・サイフォンで潜り抜けています。2012.10に探訪しました。「其の39」


国営昭和記念公園パークトレイン
園内を走るパークトレイン。大人310円、小人150円。
風がまったくなく復路は暑さ凌ぎにパークトレインを利用しました。


国営昭和記念公園
車窓からひまわり畑の眺め。白やピンクの花が咲くハス田前も通りました。コスモスは準備中とのアナウンスあり。四季折々草花や木々を楽しめそうですね。桜や紅葉の時期も良さそうで、ここは私のような変わり者が一人で来るところではないですね。
(^σ^)


国営昭和記念公園パークトレイン
眺めのテラス停留所下車、近くのJR西立川駅へ向かいました。


地底の泉の位置(中央十字線)です。


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其の590 五ノ神社のまいまいず井戸・東京都羽村市

 今回は趣向を変え「まいまいず井戸」の話です。「まいまいず」って名前からして面白そうですね・・・。以前から一度見たいと思っていました。8月9日(金)、JR青梅線羽村駅真ん前にある五ノ神社のまいまいず井戸を訪ねました。

五ノ神社のまいまいず井戸・東京都羽村市
これがまいまいず井戸です。カタツムリの形をした通路がすり鉢状の窪地の底の井戸に通じています。


五ノ神まいまいず井戸案内標柱
「まいまいず井戸」は五ノ神社境内の一角にあります。
「東京都史跡 五ノ神まいまいず井戸」の標柱。そのほかに案内板が二種類立っていました。


五ノ神社のまいまいず井戸・東京都羽村市
南側から見た北側地上入口から井戸までの全景です。


すり鉢の底まで下りましたよ。
五ノ神社のまいまいず井戸

五ノ神社のまいまいず井戸
北側通路入口から井戸のある底まで下りました。昔の人は天秤棒に水桶を吊り下げ上り下りしたんでしょうね。この井戸は昭和35年まで実際に使われていたそうです。


五ノ神社のまいまいず井戸
まいまいず井戸の底面です。地上から深さ約4.3mのところにあります。

案内板には次のように書いてあります。
地表面の直径は約16m、底面の直径約5m、深さ約4.3m、すり鉢状の窪地の中央に直径約1.2m、深さ5.9mの掘り井戸がある。地表面からは周壁を約2周して井戸に達するようになっている。


五ノ神社のまいまいず井戸
五ノ神社のまいまいず井戸
中を覗くと円筒状で内壁は苔むした玉石がきれいに積上げてあります。深さ5.9mの掘り井戸底に鏡のような水面が光っていました。
案内板にあるようにこの辺の地層は砂礫層です。砂礫層なのでまいまいず井戸が掘られた訳ですが、これより下、深さ5.9mの井戸の掘り抜き・石積みはどのように施工したのでしょうか。不思議ですね・・・。
なお、羽村町教育委員会・まいまいず井戸保存会案内板によると、現在のまいまいず井戸は元文6年(1741年)の普請の時の姿に復元されているそうです。


五ノ神社のまいまいず井戸案内板
五ノ神社のまいまいず井戸案内板です。

東京都指定史跡 まいまいず井戸
所在地:東京都羽村市五ノ神一丁目一番地
(1)まいまいずとは、カタツムリのことで、井戸に向って降りる形がこれに似ていることから名付けられた。
(2)地元伝説では大同年間(806~810年)に創設としているが、典拠はない。形態及び板碑などの出土から見て、鎌倉時代の創建と推定される。
(3)さくせん技術の未発達の時代に筒状井戸の掘りにくい砂礫層地帯に井戸を設ける必要から、このような形態をとるに至ったものである。
(4)元文6年(1741年)に井戸普請が行われた記録あり。その後も数回修復。昭和35年町営水道開設にともない使用を停止。
(5)地表面の直径は約16m、底面の直径約5m、深さ約4.3m、すり鉢状の窪地の中央に直径約1.2m、深さ5.9mの掘り井戸がある。地表面からは周壁を約2周して井戸に達するようになっている。
平成8年3月8日建設 東京都教育委員会
(案内板より要旨)
現在のまいまいず井戸は元文6年(1741年)の普請の時の姿に復元されています。
(羽村町教育委員会・まいまいず井戸保存会案内板より)


五ノ神社本殿

五ノ神社案内板
おしまいになりましたが、五ノ神社本殿と案内板です。


五ノ神まいまいず井戸の位置(中央十字線)です。