横浜水道みちを行く

横浜水道みちの事なら何でも知りたがり屋の管理人がその水源を目指して探索探訪をします。時には独りよがりな感想意見を述べます。

其の397 歌川のゴム堰と揚水機場を訪ねる・神奈川県伊勢原市

 渋田川分水路が歌川に合流する畠田橋の下流約400m地点にゴム堰の頭首工があります。昨年11月に渋田川分水路を探訪した帰りに寄りましたがシーズンオフで非稼働でした。各地で田植えが始まったので6月10日(土)晴れの日に見に行きました。神奈川県ではおそらく初めての農業用水のパイプライン化給水施設も併せて見られ価値ある探訪となりました。

歌川大堰橋上流のゴム堰
昨年11月に訪れた時のゴム堰です。倒伏しています。
「其の343 渋田川分水路を訪ねる」より。(2016/11投稿)

歌川の大堰
今日のゴム堰です。堰上げし稼働中です。右岸に取水ゲートがありゴム堰操作室もあります。

歌川の大堰取水ゲート・操作室
取水ゲートとゴム堰操作室アップ。只今取水中です。

歌川の大堰・魚道
左岸に設置の魚道です。ゴム堰と取水ゲートに魚道付きの農業用取水施設(頭首工)です。施設名は大堰と言い下流側に管理橋の大堰橋が架かっています。

歌川のゴム堰操作室と揚水機場
ゴム堰操作室の南側、歌川右岸堤防下に今日のもう一つのテーマ、揚水機場があります。左側堤防上グレー色の建屋がゴム堰操作室。右側白い建屋は揚水機場(ポンプ場)です。この施設はただの揚水機場ではなく、パイプライン化した農業用水路の始点に当たります。神奈川県では珍しい施設だと思います。

神奈川県営ほ場事業大田地区の揚水機場
揚水機場全景です。昨年初めて見た時は水の流れがなく仕組みがさっぱり分らなかったのですが今日は水流があるので良く理解できました。
この施設は「神奈川県営ほ場事業大田地区」の揚水機場です。この池はポンプ場の直前にあるのでいわゆる沈砂池兼吸水池ですね。

歌川の大堰取水口から始まる用水路
取水した用水の流れを追ってみます。これはゴム堰操作室から用水路下流を見たところです。石垣をトンネルで抜け①下流へ行く用水路と石垣の手前で二方向へ分水しています。

城島用水路
石垣下を抜け下流へ向かう①の用水路。城島用水といいます。

歌川の大堰取水口から始まる用水路
石垣下から用水路上流(ゴム堰操作室方向)を見ました。二方向へ分水しています。②手前の分水ゲートからの用水路及び③スクリーン経由の用水路と①城島用水とあわせ三つの用水路に送っています。

歌川の大堰取水口から始まる用水路と分水施設
分水部のアップです。左が②、右は③です。③は揚水機場へ向かう暗渠です。

「神奈川県営ほ場事業大田地区」の揚水機場
③の暗渠の上をたどると揚水機場の池(前述の沈砂池兼吸水池)に流入していました。
この施設は案内板によると「神奈川県営ほ場事業大田地区」の揚水機場です。フェンスに掲示の注意看板によると管理者は伊勢原市大田地区土地改良区です。案内板には肝心要の取水源が書いてなく、昨年初めて見た時は歌川の伏流水を揚水し、池は伏流水を温める温水池ではないか?と想像したのですが取水源は今見た通り大堰で堰き止めた歌川です。

神奈川県営ほ場事業大田地区の揚水機場
ポンプ場直前にゴミ除けスクリーンがあり、径30cm位の吸水管が立ち上がっています。
池からポンプ揚水しパイプラインで田んぼへ送水しています。ちょうど水道管のように地下に配管されているのでしょう。

神奈川県営ほ場事業大田地区の揚水機場
ポンプ場建屋裏側に配管が地下に潜っています。これは多分田んぼへ向かう送水管(吐出管)でしょうね。

神奈川県営ほ場事業大田地区の揚水機場案内板
構内の神奈川県営ほ場事業大田地区案内板です。

神奈川県営ほ場事業大田地区の揚水機場位置図
揚水機場の位置図です(案内板より)。揚水機場は3カ所あります。図中、青色点線で「城島用水」とありますが位置から前述の用水路①と思われます。

伊勢原市大田地区の田んぼ
付近の田んぼに設置の給水栓です。フタがしてあり部外者は触れないようにしてあります。給水中の様子を見たかったのですが残念。

パイプライン化用水路の給水栓・伊勢原市大田地区の田んぼ
幸いに案内板に給水中の写真がありました。こんな風景は神奈川県では初めて見ました。昨年、千葉県の手賀沼周辺の田んぼで見たことがあります。

千葉県手賀沼土地改良区の新木新田の給水栓
これは昨年6月に探訪した千葉県手賀沼土地改良区の新木新田の給水栓です。手賀沼の水を揚水機場から高台の円筒分水に上げ、パプラインにより自然流下で低地の田んぼへ送水しています。給水栓の開閉バルブは露出しています。
「其の309 手賀沼円筒分水を訪ねる・千葉県柏市」

伊勢原市のあやめの里
今日は田んぼの周りに用水路がない珍しい灌漑施設を見学しました。おしまいに大山を背景に揚水機場に隣接のあやめの里です。あやめの里は平成29年度で終了だそうです。今日が初見で見納めの花見です。

歌川の大堰取水施設の位置です。

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其の392 鶴見川多目的遊水地を見学しました・横浜市港北区

 5月20日(土)晴れ、神奈川県河川課主催「河川施設見学会」に参加し、鶴見川の遊水地三か所を巡りました。その内、川和遊水地と恩廻公園調節池は「其の390、391」で発表しました。
鶴見川多目的遊水地はとにかくデカイという印象です。広すぎるので28日(日)に再訪し見学当日に見きれなかったところを歩いてきました。

国交省鶴見川流域センター
鶴見川多目的遊水地を管理する国土交通省 関東地方整備局 京浜河川事務所 鶴見川流域センターです。遊水地周囲堤の一角にあります。鶴見川多目的遊水地は平成6年着工、平成15年6月に運用開始されました。
広大さを示すため貯留量の比較です。
●川和遊水地・・・・・・・12万㎥ (川和車両基地地下)
●恩廻公園調節池・・・・・11万㎥ (鶴見川旧河道地下トンネル)
●鶴見川多目的遊水地・・・390万㎥ (地上施設)

鶴見川多目的遊水地
鶴見川流域センターから見た鶴見川多目的遊水地(以下遊水地)の一部。右側堤防は遊水地周囲堤(遊水地を取り囲む堤防)です。前方の日産スタジアムは遊水地内に建っています。遊水地内にスタジアムとは・・・見学して初めて知りました。

鶴見川多目的遊水地
同地点に洪水が流入するとこんな風になります。
平成26年10月 台風18号で貯留した遊水地。
貯留量は153.6万㎥。(計画貯留量の39%を溜めました)
国土交通省パンフ「鶴見川多目的遊水地」より

鶴見川多目的遊水地
遊水地内には日産スタジアムのほか野球場、公園、医療機関など多目的に利用されています。高架式の道路も通じています。

鶴見川多目的遊水地・水位表示
日産スタジアムの水位表示。
過去最大水位5.90m(平成26年10月6日)
計画最高水位8.57m。上部に表示の水位です。

鶴見川多目的遊水地・日産スタジアム
日産スタジアムは洪水が流入しても浸水しないピロティ方式(高床式)が採用されています。

鶴見川多目的遊水地・越流堤
これは鶴見川右岸の越流堤です。周りの堤防より低くなっています。鶴見川が洪水になるとここから越流し遊水地に流れ込みます。

亀甲橋から見た鶴見川の上流
これは遊水地内に架かる亀甲橋から見た鶴見川の上流、西方向です。右岸の薄茶色の堤防が遊水地との境の堤防で囲繞堤(いぎょうてい)と言います。

鶴見川多目的遊水地・囲繞堤(いぎょうてい)
亀甲橋より囲繞堤を見ました。左側が遊水地減勢池。右側が鶴見川。減勢池とは越流堤から流入した水の流れの勢いを減少させるエリアです。

鶴見川多目的遊水地・越流堤
亀甲橋より囲繞堤上流部を見ました。囲繞堤の一部区間が低くなっています。この部分が越流堤です。こちら側から観察した方が越流堤らしさがよく分かります。

鶴見川多目的遊水地
越流堤から洪水が流れ込むと、人々が今楽しんでいるこの辺りも水に浸かることになります。中央にゲートがあります。遊水地に溜まった水を洪水が治まった後、減勢池に排水するためのゲートと思われます。

鶴見川多目的遊水地
上記の南側です。遊水地内に高架式の道路が走っています。電波塔の下が鶴見川流域センターです。

鶴見川多目的遊水地・排水門
亀甲橋下流の排水門。貯留した水を鶴見川に排水するための施設です。

鶴見川多目的遊水地・排水門
排水門のアップです。ゲートは閉じています。

鶴見川多目的遊水地・排水門
鶴見川左岸から見た排水門です。

新横浜大橋より鶴見川下流を望む
亀甲橋下流の新横浜大橋より鶴見川下流、東方向を望む。ここからは見えませんがすぐ下流で鶴見川は北向きに大蛇行しています。後掲の地図を見れば一目瞭然ですがほぼ直角に蛇行しています。洪水が流下しにくいので大昔からこの辺りは浸水しやすいところだったことが窺われます。

国交省亀の子橋水位流量観測所
左岸堤防天端を歩きましたが国土交通省京浜河川事務所の「亀の子橋水位流量観測所」がありました。

鶴見川河川標識
鶴見川の河川標識です。ここは河口から14.0km地点です。

鶴見川流域センター
おしまいに鶴見川流域センター内の様子です。鶴見川の治水対策パネル展示、鶴見川に生息する魚の水槽展示、たらいの中の触れるザリガニやカニなど鶴見川について遊びながら学べるようになっています。

鶴見川多目的遊水地 鶴見川流域センターの位置です。

其の391 恩廻公園調節池を見学しました・川崎市麻生区

 5月20日(土)晴れ、神奈川県河川課主催「河川施設のバス見学会」に参加し、鶴見川の治水施設(遊水地)を巡りました。今回は恩廻公園調節池を取り上げます。普段見られない巨大地下トンネル調節池の中に入ってきました。

恩廻公園調節池
鶴見川右岸に設置された恩廻公園調節池です。
左側階段状の堤防が越流堤。広場石垣上の建物は管理棟です。調節池本体は恩廻公園地下約41.5m(土被約25m)にあり、ここからは見えません。

恩廻公園調節池・越流堤
越流堤天端より鶴見川下流を望む。越流堤は上下流堤防や対岸の堤防より低くなっているので洪水はここから広場(取水庭)に流れ込みます。

恩廻公園調節池・越流堤
管理棟側から見た越流堤。手前の柵は流木など大形ゴミ除けスクリーン。この右に流入水路入口があります。

恩廻公園調節池・除塵機
流入水路入口の除塵機。除塵機のスクリーンを通った洪水は管理棟内の流入立坑から地下に落下し巨大トンネル形式の調節池に貯留されます。

恩廻公園調節池・地下へ通じる階段
地下41.5mの本坑(調節池)へ入るためBF7階まで階段で降りました。

恩廻公園調節池・地下の流入立坑入口
BF7階、潜水艦の隔壁扉のような水密扉から流入立坑地下に入ります。

恩廻公園調節池・地下の流入立坑
入ったところが流入立坑の最も低いところで、足元の池に水が溜まっています。見上げると左上部に円形開口があります。地上の除塵機を通過した洪水は円形開口から渦を巻いて落下するそうです。右上紫色の開口は本坑(調節池)への水路です。

恩廻公園調節池・地下の流入立坑とリフト
下の黄色の設備はリフトです。清掃用車両を運搬する設備です。

恩廻公園調節池・地下の流入立坑から本坑への水路
流入立坑から本坑への水路です。上記の紫色の水路は上部にあるので、この水路と合わせ2水路になっています。

恩廻公園調節池・本坑内
本坑に入り、通ったトンネルを振り返りました。上下2水路になっています。

恩廻公園調節池・本坑内部
本坑(調節池)内の様子。この辺りはAトンネルと言い高さ16.5m×幅15.4mもあります。奥の方はBトンネルと言い高さ11.4m×幅14.3m。ABトンネル合せて延長約600mあります。貯留容量は11万㎥。

恩廻公園調節池・本坑内部
さらに奥の方の様子。トンネル内壁が分かるように豆ランプが点滅しています。
トンネル上部地上は蛇行する鶴見川旧河道を整備した恩廻公園です。鶴見川旧河道は都県境(東京都町田市・神奈川県川崎市)なので恩廻公園調節地は都県にまたがった施設です。

恩廻公園調節池BF7階・主排水ポンプ系統の配管
帰りはエレベーターで地上へ戻りました。BF7階エレベーター前の配管。「主排水ポンプ系統」と表示あり。鶴見川の洪水が治まった後、調節池内貯留水を鶴見川へ戻す主排水ポンプ系統の配管です。

恩廻公園調節池
おしまいに越流堤下流のポンプ排水放流口です。
「其の227 鶴見川のゴム堰と恩廻公園調節池を訪ねる」より。
恩廻公園調節池は2年前に鶴見川を歩いて偶然見つけた施設です。その時は調節池内を見ることができず残念な思いをしたのですがこの度の見学会に参加し夢が実現しました。良かったです・・・。(^σ^)/

管理人は昨秋、東京の「神田川・環状七号線地下調節池」(貯留量54万㎥)の中に入り仕組みや構造を見学しました。仕組みが恩廻公園調節池とそっくり同じです。
「其の339 環七の巨大地下空間を訪ねる・東京都杉並区」で発表しました。興味がある方はご覧ください。

参考資料:神奈川県発行パンフ「恩廻公園調節池」

恩廻公園調節池管理棟の位置です。


其の390 鶴見川の川和遊水地を見学しました・横浜市都筑区

 5月20日(土)晴れ、神奈川県河川課主催の「河川施設のバス見学会」に参加し、鶴見川の治水施設(遊水地)三か所を巡りました。今回はその内の川和遊水地を取り上げます。普段見られない遊水地の中に入りその仕組みを見学しました。

川和遊水地・進入路入口ゲート
幅4mの進入路(地下の遊水地に通じる維持管理用通路)入口ゲートです。遊水地内に溜まった洪水はここまで達するそうです。こちら側に90度回しゲートを閉じ道路に洪水が溢れ出ないようにするそうです。

川和遊水地・進入路
川和遊水地管理棟前で概要説明を受けた後、早速地下にある遊水地内部に向います。水路のようなスロープ(幅4mの進入路)を下ります。

川和遊水地
遊水地内部直前です。

川和遊水地
地下の遊水地です。あちこちに水溜りがあります。排水しきれなかった残り水と思われます。天井までの高さは6~6.5mあります。天井の上は横浜市営地下鉄の川和車両基地です。

川和遊水地
壁に水位目盛りが刻んであり、最高水位は5.46mとあります。

川和遊水地・排水口
足下を見ると1m角位の開口があります。溜めた水の排水口です。洪水が治まり鶴見川の水位が下がってから自然流下で排水します。

川和遊水地
コンクリート柱の「上流←350m、下流→50m」表示。
コンクリート柱は1.2m角。人工地盤主柱といい全部で216本あります。
川和遊水地の規模は
貯水容量:12万㎥ 面積2.6ha
事業期間:平成14年度~平成19年度 
事業費:139億円
  (神奈川県:川和遊水地パンフより)

川和遊水地・越流堤
上流部の越流堤内部です。洪水になると高さ4.5m、長さ30mの越流堤を越えて濁流が入ってきます。越流堤と遊水地の間にΦ300の棒が26本立っています。スクリーンと言い流木などの大形ごみ流入を除けるためのものです。

川和遊水地・越流堤
スクリーンの間から見た越流堤。スクリーンと越流堤の間は池になっています。ワンクッションおいて流れ込むようになっています。上は道路です。


以下の画像は別の日に撮影した表から見た川和遊水地です。

精進橋より鶴見川下流を望む
精進橋より鶴見川下流を望む。左岸に越流堤が見えます。

川和遊水地・越流堤
鶴見川右岸から見た越流堤。水位観測カメラやスクリーンも見えます。

横浜市営地下鉄川和車両基地
川和遊水地上の横浜市営地下鉄川和車両基地。

川和遊水地
2階建ての建物は川和遊水地管理棟(神奈川県横浜川崎治水事務所)。管理棟右の水色は進入路入口ゲートです。左側水色の水門は排水樋管ゲートです。

川和遊水地・排水樋管ゲート
おしまいに排水樋管ゲートのアップです。

次回は同日見学した恩廻公園調節池を取り上げます。

川和遊水地管理棟の位置です。

其の376 渋田川分水路の放水・神奈川県伊勢原市

 3月27日(月)雨、前日26日朝から一日中降り続いた雨が今日も朝からしとしと降っています。渋田川分水路の分水(放水)が見られるチャンス到来と期待半分車を駆って見に行きました。

渋田川分水路・分水堰
しとしと雨が現地へ着くころには上がってしまいました。水は濁っていますが渋田川分水堰の転倒堰は起立したままです。普段よりわずかに水位が上がり堰を越えて渋田川分水路へ流れ込んでいます。画像奥と左側が渋田川の流れです。

渋田川分水路・分水堰
転倒堰の開閉器側(ワイヤーで巻き上げています)堤体に水位目盛りが刻んであり、赤線が引かれています。私の推測ですが、土砂降りの雨で一気に赤線まで水位が上昇した時に転倒堰が自動的に転倒(倒伏)し分水路へ放水する仕組みになっていると思います。

渋田川分水路・分水堰
渋田新橋の下から見ました。ちょろちょろと越流しています。堰が転倒し大量の濁流が渋田川分水路へ流れ込むのを見たかったのですが残念。探訪は空振りでした。

渋田川分水路
渋田新橋から見た渋田川分水路の流れ。この先320m下流で歌川に合流します。

渋田川分水堰下流の渋田川
これは分水堰下流の渋田川の流れです。両岸が傾斜護岸です。ここから400mほど下流の西川橋上下流の右岸傾斜護岸に芝桜が植えられ観光名所になっています。

面白いことにせっかく分水堰で分水しても3kmほど下流、平塚市との境界付近で渋田川、歌川、笠張川の三川が合流し渋田川となってしまうんですよね・・・。渋田川はそのまた下流で金目川に合流し相模湾に注いでいます。

今日の思いつき探訪で、歌川への本格的分水(放水)は土砂降りの雨の最中か直後、あるいは局地的豪雨の翌日位に行けば見られるかもしれないと感じました。2年前の関東地方の大雨(鬼怒川左岸堤防が決壊したあの大雨です)の後、城山ダムのゲート放流、宮ヶ瀬ダムの洪水吐放流を見に行きましたが、その迫力に圧倒され命が縮む思いでした。ここはそれほどでもないと思いますが、そのような天候の時に行けば見られますね。放水の様子は大体想像がつきます。

渋田川分水路について神奈川県平塚土木事務所に照会し回答を頂戴しました。要点を記します。
河川名:二級河川 渋田川分水路  L=320m
河川管理者:神奈川県平塚土木事務所
完成年:昭和46年
概要:昭和41年の台風被害を契機に、渋田川、歌川で災害復旧助成事業により、渋田川分水路及び歌川の河川改修工事を行いました。
渋田川分水路は、大雨等により渋田川が増水した場合、渋田新橋の上流にある渋田川分水堰のゲートが転倒し、渋田川から歌川に水を流すための施設です。


初回探訪記事
「其の343 渋田川分水路を訪ねる」 (2016/11投稿)

城山ダムのゲート放流
おしまいに二年前(2015/09/11)の城山ダムのゲート放流の様子です。 「其の239」より。ゲート真上(城山大橋)から撮りました。濁水が轟々と流れる恐ろしい光景です。普段ダム直下は水溜まりのみで流れが全くない平穏なところです。
渋田川分水路もこんな流れになるのでしょうか?そうであれば決死の覚悟が必要です。

渋田川分水堰の位置です。

この地図で渋田川分水路の放水先が渋田川となっていますが、誤りです。正しくは歌川です。初回探訪記事「其の343」当時から気になっていましたがいまだに修正されていません。
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