
子之神水神宮の池の水は尼寺原台地崖線から湧き出す崖線系の湧水でした。崖を上り前回の子之神社から南の方へ歩いて行くと山号寺号標が立っています。曹洞宗の寺院 龍興山 浄雲寺参道入口です。「元和九年創設 甲州谷村長生寺末」とあり1623年創設の古い寺院です。ここは厚木市戸室3-14-1

寺号標の奥には六地蔵が祀ってあります。

山門前では小坊主さんが参道を掃き清めています。

山門前です。山号寺号標に「龍興山 浄雲禅寺」

山門をくぐった左側の観音様。

静寂な境内庭園に白い花が真っ盛りでした。調べてみると米国原産の常緑低木カルミアに似ています。

龍興山浄雲寺本堂です。

本堂前の摩尼車(まにぐるま)。一回まわせば般若心経一回読んだ功徳になるそうです。有難いですね。

これは墓地の一角の三界万霊等です。

てっぺんの石塔に三界万霊等と刻まれています。「塔」ではなく「等」。頭頂部には如意輪観音像が目立ちます。平塚の海宝寺にもこのような塔があり庚申塔を見つけましたがこちらにはなかったですね。


次に訪れたのは厚木市恩名3-9-6、尼寺原台地中腹に鎮座する三嶋神社です。
御祭神 積羽八重事代主命 武御名方命 大山咋命

社殿脇の石造物。双体道祖神や五輪塔が祀ってあります。

社殿から急階段を下りました。境内広場より見上げる。

境内の大イチョウ。イチョウの根元には石が置かれています。
残念ながら力石らしい雰囲気のある石はなかったですね。

参道入口の鳥居です。台地から下ったので参拝順が逆になりました。

おしまいに曹洞宗の寺院 興福寺を訪ねました。

興福寺本堂です。ここは厚木市恩名3-9-19


山門付近の六地蔵とその隣には赤ちゃんを抱いたお地蔵様が祀ってあります。子授け、安産、成長を祈願する子育地蔵さんですね。
この後は近くの本厚木駅へ向かいました。次回は埼玉県白岡市の伏越探訪記を予定しています。
最初に訪ねた浄雲寺の位置です。(地理院地図より)
浄雲寺地下を南北に走る青色破線は西部用水(相模川右岸幹線用水路)の隧道(水路トンネル)です。
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